天気:晴れ(屋内)、気温:16℃、湿度:55%、路面温度:12℃
F1RCGP2021のシリーズ開幕戦が、奈良県・大和高田市にあるRCスタジアムセイキ(室内オンロードサーキット)で開催されました。
当初は1月24(日)の開催予定でしたが、世界的に流行を見せる新型コロナウィルスによる国内の緊急事態宣言期間中と言う事もあり、今回
の3月の日程に延期になりました。ここRCスタジアムセイキでのF1RCGP開催は16回目、開幕戦はもはやF1RCGP恒例行事となり12年連続にな
ります。これも、関西地域の熱いF-1ファンの方々のご協力、並びに、サーキット&ショップのサポートあってこそ続いたものだと思いま
す。本当にありがとうございます。そして、1日も早い新型コロナウィルスの終息を願うばかりです。
RCスタジアムセイキは関西地方ではF-1イベントのメッカとして知られ、老若男女幅広いRCファンで常に賑わいを見せています。サーキ
ットは1F,2Fに1/12〜1/10スケールサイズ(ドリフトもOK)のラジコンが楽しめるスペースが設置され、ピットエリアは冷暖房が完備。
オールシーズン最高のコンディションでラジコンを楽しむ事ができます。サーキットショップもAtlantisのバッテリー、モーター、充電
器等のパワーソース関連製品をはじめ、キットメーカー系ではタミヤ製品、パーツが充実。また、各サードパーティーメーカーのスペア
パーツも充実しており、急なアクシデントが起きてパーツが必要になっても安心の品揃えです。今年からピットスペースの壁紙をはじめ、
大幅な内装リニューアルが入り、更には大画面のテレビが設置され、プレーステーションでグランツーリスモが楽しめる等、雰囲気作り
もばっちりです。ショップ店長の加藤和美氏も、とってもフレンドリーにユーザー対応してます。また、ショップでの買い物はPaypayに
も対応済ですので、ラジコン初心者の方も、エキスパートの方も、また、お近くの方も、遠方の方も、是非サーキットに遊びに行っては
いかがでしょうか。
開幕戦の舞台となるのは、1Fのアスファルト路面の電動オンロードサーキットです。1周125m、25mのバックストレートを持ち、路面は
細粒のフラット舗装。毎年12月にコースレイアウトの変更があるので、このF1RCGPは変更後の最初のレースとなり、地元勢と地方勢のコ
ース慣れの差は無く、イコールに近い状態で開催されます。ここRCスタジアムセイキはF1RCGPシリーズ戦の中でも超テクニカルサーキッ
トの1つに数える事ができるくらい、低中速を多用する細かい切り返しも多いタフなコースレイアウトになっていますので、真のドライ
ビングスキルが問われるレースとなっています。
レースウィークは3月と言う事もあり、例年よりは気候も暖かく、日中は15℃位ですごし易かったです。そんな中、今回は周辺サーキッ
トやメーカー各社、地元のドライバーの方々のご協力もあり、例年よりも参加人数も多く、大変な盛り上がりを見せました。参加人数は、
F-1クラス:18名、F-1スケールラバークラス:7名、F-1フレッシュマンクラス:4名、フォーミュラEクラス:4名、合計33名のエントリー
でした。特に、フォーミュラ―EクラスはF1RCGPでは初めての開催となり、初心者にも扱いやすいスピードと、軽快なハンドリングで、今
後人気を博すことは間違いなさそうな感じでした。久しぶりに関西のF-1ファンが多く駆けつけて頂いた本大会に、運営委員の加藤氏は
開会式で涙ぐむ場面があるなど、非常に感動的な大会となりました。
プラクティスDay
前日の練習走行日は、朝のうち雨模様でしたが、徐々に曇りに変わる様なややぐずついた天気でした。サーキット開店直後から、多くのエン
トラントがコースに集まり、早速ピットを広げています。今大会は、地元を中心に、太子サーキットやチャンプサーキット、マニアックスアリ
ーナのお客様も集まり、練習日から大変活気がありました。RCチームとしては、中谷氏率いるヒロファクトリーレーシングファミリーの方が多く
訪れ、前の週も練習に励んで万全の態勢で今大会を迎えている様です。ヒロファクトリーのフラッグシップモデル、HRF10X Premium Blackyも、
スポンジ仕様とラバー仕様、両方良く走っており、常に上位のタイムをマークしています。同チームでは紅一点の玉井選手は、今回フレッシュマン
クラスで参加し、会場の雰囲気を和ませていたのが非常に印象的でした。その他、関西に拠点を置く、池谷選手もF1RCGPに初参戦と言う事で、
これまで電動ツーリングや1/12をメインで走らせていたドライバーだけに、F−1でどのような走りを見せてくれるか、非常に注目でした。そして、
今大会から初設定のタミヤフォーミュラEのワンメイク、フォーミュラEクラスも練習走行を開始しており、各車非常に安定感のある走りを見せて
います。ほぼイコールコンディションで戦え、四駆でジャイロも不要と言う事で、今後人気になるに違いありません。練習走行はタイムテーブルで
時間を区切り、スムーズに進行。サーキットの営業時間いっぱいまで各選手熱心に練習走行に励んでいました。
スタッフも明日のレースに備え、夕方までにはほぼ支度は終わった様です。F1RCGPA関西支部長である加藤氏を中心に、レースエントリーや
備品の準備に至るまで非常に効率よく準備が進みました。明日の開幕戦はいつも通りの盛り上がりを見せるでしょう。
大会当日
大会当日は気持ち良く晴れ渡りました。朝から続々とエントラントがコースに集まってきており、早くも熱気ムンムンです。各選手受付を早々に
終え、コースインしています。朝の練習走行のタイムでは、路面グリップも良好で、各選手昨日と同じようなタイムを安定してマークしている模様。
今大会は、ソーシャルディスタンス確保と言う事もあって、ピットスペースは広めに確保し、2Fのピットスペースもオープンしています。各選手
安全にも留意しながら、ラジコン走行を楽しむと言う、新時代のRCスタイルが見られました。今大会のコースレイアウトは、いつもと一味違い、横
方向の切り返しが多いレイアウトとなります。操縦台の立ち位置によっては、コースの見栄えが大きく変わるので、できる限り予選グリッドを上げて
先に操縦位置を確保する事も重要になってきます。
各選手練習走行を終えると、開会式並びにドライバーズミーティングが行われました。大会放送委員長・加藤氏から大会の詳しいレギュレー
ションの説明がありました。フォーミュラ―Eは予選、決勝共に5分間のレース、それ以外は、予選4分、決勝8分のレースとなります。予選は3ラウン
ド、2ラウンド目には1ラウンド目の結果を基に組み換えを行うシステムとなります。皆さん非常に真剣な様子で説明を聞いており、次第に緊張感も
伝わってきます。そして、いよいよ待ちに待ったF1RCGP2021開幕戦スタートとなります!
予選1ラウンド目
F-1スケールラバークラス予選1ラウンド目。フェラーリをドライブする田中選手が先ずはトップで1周目を通過。それを、7UPジョーダンカ
ラーの中谷選手がスキール音を轟かせながら追う展開。その後、中谷選手がペースアップし、トップに浮上、ここで2番手にはグリーンのジャ
ガーカラーの松澤選手がジャンプアップしてきます。ヒロファクトリー1、2態勢のまま4分を迎え、中谷選手は19L4'13.050、ベスト12秒790
でトップゴール。ベストラップは、ジャガー松澤選手が12秒490で取ったので、続くラウンドで期待が掛かります。
F-1フレッシュマンクラス予選1ラウンド目。序盤から勢いよく飛び出したのは、ロータスカラーの土居選手。土井選手のマシンはタミグラ仕様
との事で、バッテリーはニッケル水素。ややパワー感が無いながらも、それを活かした安定した走りを披露。2番手には紅一点、7UPカラーの
玉井選手が続きます。玉井選手はパワーを生かしたアグレッシブな走りを見せています。3番手には、ホワイト・レッド・ブラックに塗り分けられた
カラーの森選手が続き、玉井選手と0.2秒差でバトルが繰り広げられます。その様な中、土居選手が終始トップを守り切り、16L4'17.010、ベスト
14秒210でトップゴールを決めました。
フォーミュラEクラス予選1ラウンド目。シリーズ初のフォーミュラーEクラス、先ずはブルーのカラー大崎選手がトップ、2番手には僅か0.5秒差
でグリーン・ブラックカラーの森田選手が続きます。大崎選手のマシン、かなりセットアップが決まっており、素晴らしい走りを見せています。
中盤になり、ここでレッド・ブラックカラーの伊藤選手がベストラップを更新し、3番手争いに加わります。その間、大崎選手はペースが乱れるこ
となくトップを独走し、20L5'01.090、ベスト14秒770でトップフィニッシュ!ほぼぶっちぎりの展開でした。
F-1クラス予選1ラウンド目。1ヒート目、序盤はグリーンのカラー中谷選手がトップ、2番手はライトブルーのファイヤーカラー冨田選手が
続く展開。その差僅か0.3秒差。その後、冨田選手がミスでクラッシュし、大きくタイムロス。トップの中谷選手が楽な展開となり、そのまま
中谷選手が19L4'00.980、ベスト12秒200でトップフィニッシュ。2ヒート目、1周目にウィリアムズの玉置選手がまさかの転倒!波乱のスタート
の中、オレンジ・ブラックに塗り分けられたカラー大西選手がトップに立ちます。2番手はピンク・パープルのカラー池谷選手が追いますが、
大西選手のペースが速く、その差をぐんぐんと開いています。大西選手はインフィールドでかなりコンパクトにマシンを曲げてきています。
後続では、タイレルを駆る高橋選手がクラッシュリタイヤ。そして、池谷選手はギヤからノイズが出て、徐々に加速が鈍るアクシデント。そん
な中、3番手にピンク・ホワイトのマシン安田選手が浮上します。そして、レース後半まで他車の追従を許さなかった大西選手が、このラウンド
唯一の20ラップ、20L4'11.670、ベスト12秒360でトップゴールします。3ヒート目、ホワイト・グリーンカラーのY's選手がトップ、続くのは
お馴染みブルーのファイヤーカラー土井選手です。その後もY's選手はトップを独走し、安定した走りで、20周まで後僅かに迫る、19L4'00.970、
ベスト12秒430でトップフィニッシュを果たします。
予選2ラウンド目
F-1スケールラバークラス予選2ラウンド目。このラウンドではジャガー松澤選手が序盤トップに浮上。流石1ラウンド目にベストラップを叩きだした
だけあります。2番手は7UPカラーの中谷選手が追います。しかし、その差は僅か1/100秒差。毎周の様に順位が入れ替わり、1ミスが許されない緊張感
のあるバトル。そんな中、レース後半になると、グリーンのカラー黄瀬選手が一気にトップに浮上!2番手は変わらず7UPカラー中谷選手。黄瀬選手は
かなりアグレッシブな走りを見せ、中谷選手とサイドバイサイドの大バトルを演じ競り勝ち、19L4'06.450、ベスト12秒570をマークしトップゴール。総合
でも暫定1位の記録となりました。
F-1フレッシュマンクラス予選2ラウンド目。このラウンドでは序盤にマクラーレンカラーの香西選手がトップ。2番手に0.2秒差で土居選手が続きます。
後方では、ホワイト・レッド・ブラックカラーの森選手が大きくクラッシュ!ここで森選手はリタイヤとなり、波乱の展開となります。トップを走る香西
選手がインフィールドで小さなミスでタイムロスする間、安定した走りを見せているロータス土居選手はトップに浮上します。しかし、ベストが唯一の13秒
台を誇る香西選手がレース後半になると更にペースアップ!そして、再びトップに浮上します。このまま香西選手がトップかと思いきや、4分のコールで
香西選手がフィニッシュラインを通過するのを忘れてしまうアクシデント!土居選手が大逆転で、17L4'07.810、ベスト14秒080でトップゴールとなりました。
フォーミュラEクラス予選2ラウンド目。このラウンドもブルーのマシン大崎選手がトップ、2番手にグリーン・ブラックのカラー森田選手が肉薄しますが、
ストレート手前でクラッシュ!大きくタイムロス。大崎選手が楽な展開となりますが、今度は2番手にパープルのマシン芦高選手が1秒差で追います。
トップの大崎選手はコース幅いっぱい使った失速のないライン取りが大きな特徴。そして、大崎選手がそのまま20L5'02.800、ベスト15秒140でトップフィニ
ッシュ。暫定ポールは守りますが、自身の1ラウンド目のタイムよりは若干及ばずの結果となりました。
F-1クラス予選2ラウンド目。1ラウンド目から組み換えがあり、1ヒート目。グリーンのカラー黄瀬選手がトップ、2番手にウィリアムズ玉置選手が
追う展開。後方ではローラカラーの重松選手が大きくクラッシュ!そんな中、トップ争いの黄瀬選手 V.S. 玉置選手が0.1秒差の大バトル。この2台の
バトルは非常にクリーンなバトルで、接触することなく展開されます。そして、最後は黄瀬選手が逃げ切り、18L4'03.840、ベスト13秒546でトップゴ
ールを決めます。2ヒート目、ライトブルーのファイヤーカラー冨田選手がトップ。僅差でオレンジカラーの田中選手が続きます。冨田選手はベテラン
らしい安定感のある走りを披露し、徐々に後続を引き離しに掛かります。そして、終始安定した走りが光った冨田選手が、20L4'09.980、ベスト12秒310
でトップゴール。総合順位も3番手に一気にジャンプアップします。3ヒート目、レース序盤、タイムを狙いに行ったか、Y's選手が1周目に大きくクラ
ッシュ!序盤の順位は、大西選手、中谷選手、そして、池谷選手の順。その後、ピンク・パープルのカラー池谷選手が2番手に浮上。トップ3台は0.5秒
の間に犇めき、その差は非常に僅差です。レース後半、中谷選手が僅かにトップに立ち、最終ラップでまさかの転倒!逆転でトップに立ったのは池谷選手
で、20L4'07.680、ベスト11秒990をマークし、総合でも暫定ポールを獲得します。
予選3ラウンド目
F-1スケールラバークラス予選3ラウンド目。このラウンドも、7UPカラー中谷選手と、グリーンのカラー黄瀬選手のチーム内の争いでレースが
進行します。3番手にはフェラーリ田中選手も自己ベストを更新しながら追いかけます。2番手で中谷選手を追う黄瀬選手のマシンは、若干リア
がスライド気味で、若干操縦が難しそうです。そんな中、中谷選手が終始アグレッシブに攻めた走りを見せ、19L4'03.390、ベスト12秒440をマー
クし、自己ベストを大幅に更新しトップゴール。ポールポジションを決めました。
F-1フレッシュマンクラス予選3ラウンド目。ここまで安定した走りを見せていたロータス土居選手が、この第3ラウンドでは1周目にまさかの
クラッシュ!マクラーレン香西選手がトップに浮上します。2番手には7UPカラーの玉井選手が続きます。レース後半になると、1周目にクラッシ
ュを喫した土居選手が2番手まで追い上げ、香西選手と激しいトップ争いを繰り広げます。その争いの末、香西選手が逃げ切り、16L4'01.410、ベスト
14秒160でトップフィニッシュ。総合ポールポジションは、2ラウンド目のタイムで、ロータス土居選手が獲得します。
フォーミュラEクラス予選3ラウンド目。TOP3は、大崎選手、森田選手、芦高選手の順で、1秒差圏内で激しいバトル。このラウンドでは、グリーン
のマシン森田選手が非常に攻めた走りをし、トップの大崎選手に肉薄します。レース後半になると、今度はパープルのカラーの芦高選手が2番手に一気に
浮上し、大崎選手を捉えます。しかし、芦高選手は痛恨のミスでタイムロス。終始安定した走りを見せた大崎選手が、21L5'14.530、ベスト14秒660で
自己ベストを大きく更新し21周に入れ、ポールポジションを獲得しました。
F-1クラス予選3ラウンド目。1ヒート目。序盤はウィリアムズ玉置選手がトップ。最終ラウンドで玉置選手が非常に鋭い走りを披露し、タイムを
狙いに来ている事が伺われます。2番手にはこのラウンドでボディーをリジェに変えてきた高橋選手が浮上!レースは玉置選手と高橋選手のトップ争い
が繰り広げられます。その後、インフィールドで玉置選手が痛恨のクラッシュ!リジェ高橋選手がトップに立ち、そのまま18L4'05.190、ベスト13秒100
で自己ベストを更新し、トップゴールを果たします。2ヒート目、ライトブルーのファイヤーカラー冨田選手がトップで、2/100秒差でピンク・ホワイト
のカラー安田選手が2番手を走行。1ミスが命取りの緊張感のあるトップ争いが展開され、最後まで僅差のバトルを集中力を切らさず勝ち取ったのは、
冨田選手。20L4'10.180、ベスト12秒210で総合でも5番手の記録となりました。3ヒート目、トップはピンク・パープルのカラー池谷選手、僅差でグリ
ーンのカラー中谷選手が続きます。その後、オレンジ・ブラックカラー大西選手が2番手へ浮上。各車0.1秒差の
非常に僅差のバトル。レース中盤、大西選手が痛恨のクラッシュ!ここで2番手に浮上したのは、ホワイト・グリーンカラーY's選手。2位争いはY's選手
と中谷選手。トップはほぼ独走で池谷選手。しかし、レース後半でインフィールドで池谷選手がまさかのクラッシュ!満を持してトップに立ったのはY's
選手で、20L4'09.370、ベスト12秒180をマークし、トップゴール。総合3番手を獲得します。総合ポールポジションは、2ラウンド目の記録で、池谷選手
が確定しました。
■予選順位■
F-1スケールラバークラス
1位 | 中谷 洋信 | 3R19L4'03.390
| 2位 | 黄瀬 和己 | 2R19L4'06.450
| 3位 | 田中 勝也 | 3R19L4'13.230
| 4位 | 松澤 浩二 | 1R18L4'02.350
| 5位 | 大村 文彦 | 3R17L4'06.150
| 6位 | 重松 隆一 | 3R15L4'16.510
| 7位 | 伊藤 裕輔 | 1R14L4'09.920
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F-1フレッシュマンクラス
1位 | 土居 秀年 | 2R17L4'07.810
| 2位 | 香西 政敏 | 2R17L4'09.310
| 3位 | 玉井 裕子 | 3R15L4'11.450
| 4位 | 森 晃 | 3R14L4'08.320
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フォーミュラEクラス
1位 | 大崎 智行 | 3R21L5'14.530
| 2位 | 森田 耕平 | 3R20L5'08.090
| 3位 | 芦高 明夫 | 2R19L5'03.300
| 4位 | 伊藤 裕輔 | 3R19L5'09.850
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F-1クラス
1位 | 池谷 励 | 2R20L4'07.680
| 2位 | 大西 友紀 | 2R20L4'08.000
| 3位 | Y's | 3R20L4'09.370
| 4位 | 中谷 洋信 | 3R20L4'09.650
| 5位 | 冨田 孝章 | 2R20L4'09.980
| 6位 | 田中 秀也 | 2R19L4'00.150
| 7位 | 安田 考一 | 3R19L4'00.510
| 8位 | 土井 昌登 | 2R19L4'03.220
| 9位 | 松澤 浩二 | 2R19L4'04.140
| 10位 | 海堀 修平 | 3R19L4'06.530
| 11位 | 大崎 智行 | 1R19L4'07.980
| 12位 | 中尾 紀章 | 1R18L4'03.660
| 13位 | 紀瀬 和己 | 2R18L4'03.840
| 14位 | 玉置 芳弘 | 2R18L4'05.100
| 15位 | 高橋 和久 | 3R18L4'05.190
| 16位 | 森田 耕平 | 1R17L4'01.790
| 17位 | 重松 隆一 | 3R15L4'08.960
| 18位 | 伊藤 裕輔 | 3R14L4'04.430
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決勝に向けて
皆さんのご協力により全ての予選ラウンドがスムーズに終わり、この後に引き続き決勝ラウンドが行われます。決勝前のランチタイムでは、
各選手ソーシャルディスタンスを守り、コロナ感染拡大に気を付けながらの昼食となります。決勝はフォーミュラーEクラスを除き、8分間の
長丁場のレースとなります。また、路面グリップも一段と高くなることが予想されるので、モーターやメカ系がヒートし過ぎないようにギヤ比を
細かく調整する選手が多く見受けられました。
一方、運営スタッフの方も車検等スムーズに作業をこなし、決勝に向けても準備万端です。続く決勝でも各選手の素晴らしい走りを期待します。
F-1スケールラバークラスAメイン
F-1スケールラバークラス決勝Aメイン。スタートは、2番グリッドのグリーンのカラー黄瀬選手がまさかの1周目でクラッシュ!トップは
7UPカラーの中谷選手、2番手にジャガー松澤選手が浮上し続きます。その後、ジャガー松澤選手が非常にアグレッシブな走りでトップの中谷
選手を追走し、ついにトップに浮上!しかし、トップに立った直後に痛恨のクラッシュ。ここで中谷選手がトップに返り咲きます。ここで、2
番手争いに黄瀬選手と松澤選手がサイドバイサイドの激しい攻防。そんな中、中谷選手は悠々とトップを独走と思いきや、周回遅れに度々道を
阻まれるタイムロス等あり、2番手争いのトップに立つ黄瀬選手との差がぐんぐんと詰まってきます。残り2分と言う所で、中谷選手と黄瀬選手
の差は3秒にまで詰まりますが、何とか中谷選手が逃げ切り、今年最初の決勝Aメインの優勝を決めました!
F-1フレッシュマンクラスAメイン
F-1フレッシュマンクラス決勝Aメイン。この決勝ラウンドでは、序盤からポールスタートのロータス土居選手と、2番グリッドスタートの
マクラーレン香西選手のテールツーノーズの争いから始まります。その後。ストレート手前でロータス土居選手がクラッシュ!香西選手が
前に出ます。一方、3位争いはホワイト・レッドラインカラーの森選手がクラッシュし、3位には7UPカラーの玉井選手が単独で浮上します。
そして、トップ争いの香西選手、土居選手はコンマ差の僅差の中、レースは後半戦へ。白熱するトップ争いは、ストレートエンドで2台が接触
し、ここで同選手がトップに再び立ちます。しかし、マクラーレン香西選手もインフィールドで果敢に土居選手のインを狙い、トップに立つなど、
まだまだ油断はできない展開です。そして残り1分。ここでマクラーレン香西選手が痛恨のクラッシュで勝負あり。ロータス土居選手が激戦の
F-1フレッシュマンクラスを征しました!
フォーミュラEクラスAメイン
フォーミュラEクラス決勝Aメイン。各車素晴らしいスタートダッシュを決めます!TOPはブルーのカラー大崎選手、2番手にはグリーン
のカラー森田選手が続きます。その後、徐々に大崎選手がペースを上げ、後続を引き離しに掛かります。大崎選手のマシンはこの決勝ラウ
ンドにきてもセットアップもドライビングも決まっており、他車の追従を許さない状況です。2番手を走る森田選手も必死に食らいつきま
すが、大崎選手の勢いを止める事は出来ず、終始大崎選手がトップを走りそのまま優勝を決めました!
F-1クラスBメイン
F-1クラス決勝Bメイン。序盤からトヨタカラーの大崎選手がトップ。2番手には5番グリッドからスタートのフェラーリ高橋選手が
ジャンプアップ!高橋選手のフェラーリは、ややハイサイド気味ですが、高橋選手が上手くコントロール!その後続では、3位争いが
揉みクシャの争いとなっています。その間、トップの大崎選手はどんどん後続を引き離しにかかります。レース後半になると、2番手に
ウィリアムズ玉置選手が追い上げてきます。トップとの差は僅か0.4秒。そして、トップ争いはテールツーノーズで展開されます。しかし、
ウィリアムズ玉置選手はインフィールドで痛恨のミス!ここで楽になった大崎選手は、そのままトップゴール!F-1クラス決勝Bメインを征
しました。
F-1クラスAメイン
F-1クラス決勝Aメイン。スタートは3台が上手く抜け出し、トップはポールスタートのピンク・パープルカラーの池谷選手、2番手オレンジ・
ブラックカラー大西選手、3番手にホワイト・グリーンカラーY's選手が続きます。その後方では各車大クラッシュで順位が目まぐるしく入れ替わる
状態。その後、池谷選手がインフィールドでミス!大西選手がトップに浮上します。ここで、2番手にライトブルーのファイヤーカラー冨田選手が
大きくジャンプアップしてきます。大西選手、冨田選手、池谷選手、この3台はほぼ等間隔。その後、3番手を走る池谷選手がインフィールドでまた
クラッシュを喫し、これでトップ争いは大西選手と冨田選手に絞られます。そして、この2台のバトルは後半戦になっても僅差で続き、8分間のコール!
大西選手が僅か0.39秒差でトップを守り、激戦のF-1クラスAメイン決勝を勝ち取りました!後方では、3番手に8番グリッドからの土井選手がベテラン
らしい安定した走りでジャンプアップしており、レース後も会場は大いに盛り上がりを見せました。