F1RCGP レースリポート


F1RCGP2010 in Tokushima
BIG+3 RC CIRCUIT 2010年3月14日(日)


天気:晴れ、気温:25℃、湿度:29%、路面温度:24℃

 F1RCGP2010第3戦の舞台は、四国の徳島県にあるBIG+3 RC CIRCUITに場所を移して開催されました。 この会場は、F1RCGP2009 Festaが、昨年の9月に 行われた場所になります。このFestaはシリーズ戦に関係なく、F-1グランプリクラスを除くクラスで開催され、全員参加のエンジョイ気分のレースでした。 しかし、今回のシリーズ第3戦は、若干気合の入った選手も居る感じに見受けられます。それでも会場は土日共に和やかな雰囲気の下でレースが 行われ、F-1レースの気軽さ、楽しさ等の醍醐味を選手の皆さんで十分満喫された様です。
 BIG+3 RC CIRCUIT(ビッグプラススリー アールシー サーキット)は、徳島県に店舗を構えるBIGモデルが管理するラジコンカー用サーキットとして、 2001年にオープン。コンテナ2階建てのサーキットショップが併設され、在庫はエンジンカー、電動カー、周辺機器パーツ等、大変充実した品揃えに なっています。また、店内が土禁(土足厳禁)になているのも、他にはない特筆する所。天候が悪い日などはお店の床に座りながら、ゆったりと ピット作業をするお客さんも居るそうです。ショップは川野ファミリーが運営しており、4名程の店員さんが常駐しています。皆とても親切な接客で お客さんをおもてなしするので、常連さんなどファンも多く、週末になると沢山のお客さんで賑わいを見せます。サーキットのレイアウトの方は、 オープン当初より1回の変更がされています。変更は2007年の6年目の事、 コース脇の道から、コース内へ車(実車)が落ちるハプニングがあり、アスファルトが一部破壊され、その後直ぐに路面を全面改装し、 それに伴いコースレイアウトも今のレイアウトへリニューアル。46mのバックストレートを持ち、1周223mの高速コースへと生まれ変わりました。 路面は細粒の超フラットなアスファルト舗装で、コース幅も広く取られ、エンジンカーでも十分の広さを有しています。また、本サーキットの奥には、 ドリフト専用のコースがあります。アレックスカップも開催されるほどのコースなので、平日の夜ともなるとドリフトテクニックを磨きに、 多くのドリフトユーザーも集います。
 天候は徐々に寒さも緩み、日中はトレーナーでも居れる程です。土曜日の曇り空から時折パラパラと雨が降る時もありましたが、2日間通して 概ねレース日和で、参加者も一安心の様子。花粉の方も少なかったので、皆スッキリとした気持ちの中、初春の空の下でF-1ラジコンカーを楽しんで 頂けた事と思います。当日の参加人数は、F-1ローカルクラス:30名、F-1クラス:19名、F-1グランプリクラス:17名、合計66名のエントリー。 F1RCGP史上最高のエントリー数を頂き、運営スタッフや関係者も有り難い気持ちで一杯でした。
 レギュレーションの方は、F-1ローカルクラスは、BIG+3ルールに基づき、ライトチューンモーター、LiPoバッテリーOK、ギヤ比3.0以上の指定で行われました。 F-1クラスはF1RCGPルールに基づき、マブチ540、NiCd又はNiMH4600mAh、LiPo又はLife4000mAh、ギヤ比フリーで行われました。F-1グランプリクラス は、17.5Tブラシレス+LiFe6.6Vまでのルールで、全車ブラシレスを使用。F1RCGPでもブラシレス化に拍車が掛かっています。やはり、コミュテーター等の メンテナンスフリーが人気を呼んでいる様です。F-1ラジコンはパワー系がお手軽なので、誰もが気軽に楽しめるレースになっています。
 シーズンは1戦目、2戦目とALEX RACING Winnersの上林選手が連勝を飾り、この第3戦目も優勝すれば、史上初の3連勝となります。 他のグランプリドライバーもそれだけは阻止しようと、皆必死に練習やテストを行い、このレースに備えてきた事でしょう。2009年F-1ワールドチャンピオン の勢いをどこのチームが、そしてどのドライバーが阻止するかに注目です。

プラクティスDay
 薄曇りの天気中、土曜日の練習走行日が始まります。まず、地元四国のチーム、BIG+3 Racing、Teamいけとーん?、TEAM CREAMYの3チームが現地で 熱心にセットアップ、テスト等を行っています。ギヤ比やアンプのセットアップを走行毎に調整し、モーター温度が上がり過ぎない様に するのがポイントとの事。高速型サーキットである、BIG+3 RC CIRCUITで走り慣れている方達ならではのノウハウには、遠方からの参加者も 学ぶ事が多そうです。遠征組は今回は多く居ます。神奈川を拠点にするZEN橋本選手、福岡からはPRO2.stn堀田選手が最たる方々。また、名古屋、 大阪からも参加チーム、選手が大勢いました。走りだしてまず最初聞こえてくるのが、グリップが良いと言うコメント。コース管理が行き届いて いるせいか、いつもグリップが安定しているので、初めて来る選手でもとてもスムーズにセットアップが進められる様です。現地入りした ALEX RACING Winners、ALEX RACING、Prochemiの面々は、早速練習走行開。グランプリクラス仕様のマシンで、早くも16秒前半のタイムをマーク しています。今回もALEX RACING Winners上林選手、横井選手はセットアップも決まり、好調をキープ。ALEX RACING鬼頭選手、杉浦選手も 同様に、パワーソースも非常に素晴らしく、好タイムを連発。前々日入りしていたZEN橋本選手は、初日に出したタイムをなかなか上回れずに 苦戦している様ですが、Fウィングや、ZEN F104コンバージョンの調整を重ね、トータルでは上位陣に肉薄するタイムをマーク。午後になり、 PAPER MOONの黒田選手、荒川選手も到着、四国のうどん屋さんを食べ歩きしているとの事。折角の遠征レース、色々な楽しみを見つけて満喫 するもの良いですね。その後、Team Bomber加藤選手も到着、そして直ぐ走行していましたが、第2戦Yatabe Arenaで煮詰められたF104 Bomberコンバージョンはとても好調に走行していました。F104はノーマルで楽しむのも良いですが、サードパーティー製のコンバージョンを 組むと、走りも洗練されて益々F-1ならではのスピード感ある走行が可能になる様です。Team Tech F-1も、蟻塚選手が朝から現地入りし、 F125FA10をしっかり煮詰めています。また、BIG+3 Racing川野選手、中津選手のTech F125も素晴らしいコーナリングスピードを披露しています。 ALEX RACINGが投入しているFusionコンバージョンの旋風を止める最有力マシンかどうか、注目したい所。F-1ローカルクラス、F-1クラスの選手も、 堺選手、杉本選手等がティレル、トヨタのリアルボディーを持ち込み、場内を盛り上げていました。ティレルはハイノーズマシンの元祖とも言うべき マシンです。是非レースでもその快走が見たいものです。タイムの方は、F-1ローカルクラスが17秒前半、F-1クラスが17秒中盤、F-1グランプリクラスは 16秒前半で、F-1グランプリクラスの高速化が進む一方で、F-1クラスは相変わらず優しいスピード域で維持されています。ローカルクラスは各地 オリジナルレギュレーションがベースになっており、今後のF1RCGPレギュレーション作りにも非常に役に立ち、参考になります。
 本日最高タイムは、ALEX RACING Winners上林選手、BIG+3 Racing川野選手で、ほぼ一緒のタイムだそうです。明日のレースは僅差のバトルが 期待されるので、上位陣の緊張感も高まってくる事でしょう。


大会当日
 大会当日は晴天に恵まれ、朝から来場者が止めどなく訪れます。F-1グランプリクラス参戦のALEX RACINGのメンバーの居るテントも大賑わい。 また、F-1ローカルクラス、F-1クラス出場選手もピットテーブル持参で、機材を準備して当日朝の練習走行に入ります。やはり、アウトドアの コースで風も穏やかな快晴日に、青空の下でラジコンをやるのは最高ですね。コース上では、Team Tech F-1蟻塚選手を始め、沢山の選手が 走行し、路面も大分仕上がっている様です。各選手、ややアンダーステアの方向にマシンの挙動がシフトしてきている模様。Fウィングの 角度を増したり、Tバーの閉め込みやロールダンパーの調整をハード気味にしたり、各選手様々に対応していました。当日支給のZENのコントロール タイヤは、グリップも良好。車検は審判委員長の木津氏の下で順調に行われ、記念撮影、ドライバーズミーティングを終え、いよいよ大会が スタートです!当日はRCマガジン、徳島新聞も取材にお越しくださり、会場の盛り上がりも高まります。


予選1ラウンド目
 F-1ローカルクラス予選1ラウンド目、1ヒート目の高平選手は、ベネトンの鮮やかなカラーリングで他車を約2.5秒引き離し、14L4'09.422、ベスト17秒332 でトップゴール。これが当面の皆の目標タイムとなります。その後、ヒートが進むに連れタイムが更新され、クラス最終ヒートでは、ベストルッキングカー賞を 受賞したジョーダン・ホンダの川崎選手、ブラウンGPの堺選手が早くも予選からサイドバイサイドの攻防を見せ、川崎選手が僅か1秒524差で暫定ポールポジションを 獲得しました。タイムは14L4'03.232、ベストは唯一の16秒台、16秒968。14周には17位のBMW徳田選手まで多くの選手が入っているので、まだまだこの先に荒れた順位変動が 起きる事でしょう。
 F-1クラス予選1ラウンド目、ここからは先ほどのF-1ローカルクラスより非力の540モーターをパワーソースに用いたクラスになります。操縦が楽になった 分、他車との差が無くなり、僅かなライン取りの差が微妙にタイムに効いてくる奥の深いレースが堪能できます。注目は、ティレルを駆る堺選手と、シルバーアローの マクラーレンの相原選手との暫定トップ争い。ヒートが違うだけに見えない目標を前にお互いがベストな集中力を見せ、堺選手が14L4'12.055、相原選手が14L4'12.081で、タイム差は 僅かに0.026秒差。見事に堺選手が暫定ポールポジションを獲得。14周をマークしたのは8選手。8位の木下啓治選手の14L4'17.198まで。クラス中のラウンドベストラップは、 相原選手の17秒650になります。話を伺うと、540モーターだと2分過ぎの後半戦の熱ダレをいかに最小限に走り切るかが、勝負のポイントの様です。
 F-1グランプリクラス予選1ラウンド目。このクラスは昨年のフェスタには無く、今回が初めてとなるので皆大注目です。ブラシレス17.5+LiFeの迫力あるパワー をこの広いコースで思いっきり出し切ってもらいましょう。先ずは、Team Bomber加藤選手、ZEN橋本選手がそれぞれのF104コンバージョンを駆り、素晴らしい バトルを見せます。最後はZEN橋本選手の僅かなラインの膨らみで、Team Bomber加藤選手がトップゴールを決めます。ゴールタイムは15L4'12.226、2番ゴールの ZEN橋本選手は15L4'12.629、差は僅か0.403秒。ベストは1/1000秒まで同一の16秒482。誰もがこの時点で15周のシングルはなかなか行かないものと想定する中、 続くヒートで素晴らしい記録が出ます。BIG+3 Racing川野選手が序盤から他車を引き離し、15L4'06.887、ベスト16秒261と暫定ポールポジションタイム。次の 最終ヒートでは、F1RCGP2009ドライバーズ・ワールドチャンピオンALEX RACING Winners上林選手が、前半まで川野選手のタイムを上回るものの、後半ペースが 上がらず15L4'07.204、ベスト16秒261で、暫定2番手。見た目でも分かるほど気合いの入った上林選手の走りは、ギャラリーの誰もが注目の的でした。 続く2ラウンド目の巻き返しに期待しましょう。

予選2ラウンド目
 ランチタイムを挟み、予選2ラウンド目。少ないランチタイムにお昼ご飯はそこそこに、セッティング出しに没頭した選手も数名おりましたので、 その差が順位変動にどう作用するかも楽しみな所です。
 F-1ローカルクラス予選2ラウンド目、このラウンドではオレンジのカラーが鮮やかな森田隆司選手が大活躍。終始安定した走行で、アベレージ タイムも安定し、14L4'04.066、ベスト17秒226で自己記録を3秒345上げ、暫定2番手に躍り出ます。また、1ラウンド目は仕事で欠場、総合30位だった トヨタカラーの杉本選手は、仕事も片付き2ラウンド目は出走。ベテランらしい落ち着きのある走りで、22人抜きの総合8番手にジャンプアップです。 暫定ポールは、ジョーダン・ホンダ川崎選手。自己記録を3秒29上げ、14L4'00.030、ベスト16秒951でもう直ぐ15周に入る勢いです。
 F-1クラス予選2ラウンド目、このクラスもトヨタカラー杉本選手が自己ベストで走行を続け、14L4'09.930、ベスト17秒526で順位を4位から3位に 着実に上げてきます。後方からは、ブラウンGPの徳田選手が攻めの素晴らしい走りで周回を重ね、14L4'14.998で総合15番から一気に6位まで浮上。 ここにきて路面グリップも上がり、トップのティレル堺選手は14L4'06.509、ベスト17秒416で、前回よりトータルでタイムが5秒546も更新されています。14周クリア は11位のフェラーリカラーの太田宏臣選手まで。まだまだこれからタイプアップが予想されるので、気が抜けません。
 F-1グランプリクラスは、このラウンドもBIG+3 Racing川野選手と、ALEX RACING Winners上林選手の意地のぶつかり合いが見れました。 先ずはBIG+3 Racing川野選手、白・黄・赤で塗り分けられたチームカラーでベスト16秒076を出しながらの走行で、やや後半縁石に足を取られ ながらも15L4'04.573を出し、自己記録2秒314更新し暫定ポールポジションをキープ。続くヒートでは、ALEX RACING Winners上林選手が非常に攻めた 走りを見せ、場内が沸きます。縁石ギリギリの走りは、車との隙間が10mmも無い様に見え、これぞワールドチャンピオンの走り。特に右セクションから 下ってくる緩やかなS字コーナーの走りは素晴らしいものがありました。しかしながら、このコースを知り尽くした川野選手の先ほど出したタイムには 若干及ばす、15L4'05.332、ベスト16秒207で暫定2位のまま。2人のタイム差は0.442秒更に広がりました。直ぐ後方からは、漁夫の利を狙いに Team Bomber加藤選手が15周シングル15L4'07.297に入れてきました。ベストは16秒120でALEX RACING Winners上林選手より0.087秒速いです。F104Bomber コンバージョンをコーナーリング重視のセットにして、インフィールドで稼ぐ手法にしてきた様です。その後ろからは、Team いけと〜ん?芳之内選手が 地元の利を生かした卓越したライン取りで、タイムを大幅に更新。15L4'10.528と言う暫定4番手のタイムで15周シングルに王手を掛けます。15周には13名 の選手が突入。パワーソース系で遅れを取ったFANS ARC森田選手はまだ実力を発揮できずに下位に沈んでいます。続く最後のラウンドは、皆実力を 出し切って終わって欲しいものです。

予選3ラウンド目
 最終の予選3ラウンド目、F-1ローカルクラスでは川崎選手によって大記録が達成されます。ジョーダン・ホンダの川崎選手はこのラウンドで 最後まで攻めの姿勢を貫いた走りで、15周に突入!15L4'16.443を叩き出し、ベストも16秒924と刻み、見事ポールポジションを獲得。2番手は、 仕事終わりで駆けつけて以来絶好調をキープしているトヨタ杉本選手がベストを更新し、14L4'01.478で優勝を狙える位置につけます。2ラウンド目までは このクラスで16秒台は川崎選手1名だけだったのですが、この最終ラウンドでは皆の気合の入った走りで16秒台に5名選手が乗せます。もう一人のトヨタカラー の佐々木啓之選手も16秒台に乗せますが、トラブルに見舞われ後退し、惜しくも14位と言う結果でした。
 F-1クラスはティレルの堺選手が出走できず、ポールポジション争いが分からなくなりましたが、トヨタ杉本選手がタイムを上げるも14L4'07.554止まりで、2番手。 境選手は2ラウンド目に出したタイムが有効になり、ポールポジションを獲得しました。3位はマクラーレンの相原選手で、予選での杉本選手のトヨタとの争いに 僅かに及ばない格好。5位には、イエローのカラーが鮮やかな森田隆司選手が12番手からのジャンプアップで見事Aメイン入りを果たします。10位にはJPS ロータスを駆り、一際カッコよく目立っている桜井選手が見事Aメイン入り。決勝では現代F-1に更にアグレッシブに絡んで行って欲しいものです。
 F-1グランプリクラス予選3ラウンド目。今回も15周シングルに何人入ってくるかと、BIG+3 RacingとALEX RACING Winnersのポール争いに注目です。BIG+3 Racingの 川野選手は、このラウンドも素晴らしい走りを披露。縁石ギリギリのラインで小さなミスも殆ど無く、15L4'03.977、ベストは唯一の15秒台で、大会ベストとなる 15秒923をマーク。続くヒートのALEX RACING Winners上林選手に更なるプレッシャーを掛けるには十分なタイムです。続くヒートでは上林選手が1分まではほぼ 同じペースで走りますが、2分過ぎから後半に掛けてタイムが伸び悩み、2ラウンド目のタイムを更新できず、15L4'05.529で2位。この時点でBIG+3 Racing 川野選手のポールポジションが決定しました。川野選手はF1RCGP2009最終戦以来、2度目のポールポジションです。後方では、グリーンのイメージカラー が美しい、Prochemiの日比野選手が11位からのジャンプアップで9位に滑り込み、見事初のトップ10入りを果たします。また、地元チーム勢はトップ10に1名ずつ 入るかたちとなり、ホームの応援も味方し、決勝では更なる飛躍が期待されます。

■予選順位■
F-1ローカルクラス
1位川崎 達也3R15L4'16.443
2位杉本 篤史3R14L4'01.478
3位森田 隆司3R14L4'02.998
4位高平 誠 3R14L4'03.563
5位相原 宏章2R14L4'04.125
6位田中 伸二3R14L4'04.509
7位堺 和久 2R14L4'04.709
8位磯部 靖哲2R14L4'05.688
9位徳田 毅 2R14L4'06.389
10位古川 守 1R14L4'06.650
11位佃 浩行 3R14L4'06.777
12位中尾 元 2R14L4'07.466
13位吉本 祐之3R14L4'07.469
14位佐々木 啓之3R14L4'07.665
15位田中 優一1R14L4'07.859
16位溝淵 正章3R14L4'08.891
17位羽崎 充彦3R14L4'09.261
18位桜井 俊和3R14L4'10.213
19位森岡 利彰3R14L4'11.465
20位太田 宏臣3R14L4'13.212
21位森原 茂利1R14L4'14.076
22位小山 慎吾3R14L4'14.889
23位大西 英幹2R14L4'15.777
24位大阪 洋一3R13L4'00.249
25位木津 裕之2R13L4'02.315
26位谷 研二 1R13L4'05.535
27位笠井 久敬1R13L4'07.481
28位炭田 倍彦3R13L4'10.873
29位国澤 武 3R13L4'11.807
30位山本 竜次2R13L4'18.565

F-1クラス
1位堺 和久 2R14L4'06.509
2位杉本 篤史3R14L4'07.554
3位相原 宏章3R14L4'08.723
4位田中 優一3R14L4'09.424
5位森田 隆司3R14L4'11.124
6位服部 幸一2R14L4'12.920
7位木下 政勝3R14L4'12.973
8位古川 守 3R14L4'14.237
9位徳田 毅 2R14L4'14.998
10位桜井 俊和2R14L4'15.700
11位木下 啓治2R14L4'16.331
12位太田 宏臣2R14L4'18.824
13位磯部 靖哲3R14L4'20.383
14位森原 茂利2R13L4'00.627
15位重松 隆一2R13L4'05.218
16位大阪 洋一3R13L4'06.153
17位長崎 一久1R13L4'08.881
18位山本 竜次2R13L4'15.565
19位笠井 久敬3R13L4'16.307

F-1グランプリクラス
1位川野 貴義(BI3)3R15L4'03.977
2位上林 博 (ALW)2R15L4'05.332
3位加藤 隆史(BOM)2R15L4'07.297
4位芳之内 剛(IKE)2R15L4'10.528
5位鬼頭 正治(ALE)2R15L4'10.639
6位横井 章弘(ALW)2R15L4'10.794
7位橋本 努 (ZEN)2R15L4'11.752
8位黒田 尚希(PAM)3R15L4'12.492
9位日比野 達也(PRC)3R15L4'13.631
10位川染 昭悟(CRE)2R15L4'13.928
11位中津 喜久生(BI3)2R15L4'15.510
12位荒川 努 (PAM)2R15L4'16.132
13位蟻塚 伸也(TTF)2R15L4'16.587
14位杉浦 康之(ALE)3R14L4'01.100
15位堀田 幹雄(PR2)1R14L4'02.132
16位川西 紀明(CRE)3R14L4'03.141
17位森田 彰 (FAA)3R14L4'08.585

決勝に向けて
 続く決勝レースに備え、最後の練習走行に励む選手、マシンメンテを入念にする選手、スタイルは様々です。 それぞれに緊張感を抱えながらの決勝レースまでの時間は、普段の日常生活では決して味わえないものです。決勝では10人ずつの メインレース。各メイン、トップゴールのチャンスは皆平等にあるので、最後の最後まで余す所無く実力を発揮し、達成感と共に 今日一日を締め括って頂きたいものです。
 今シーズン初開催のF-1ローカルクラスの優勝は誰が決めるのか、F-1クラスではティレル堺選手の逃げ切り優勝なるか、F-1グランプリクラスは ALEX RACING Winners上林選手のFusion FRF010A3連勝なるか、非常に楽しみです。各クラスのポール選手の仕様マシンは、F-1ローカル: TRG109、F-1:Tech F125、F-1グランプリ:Tech F125です。


F-1ローカルクラス決勝Cメイン
 F-1ローカルクラス決勝Cメイン。スタートは1番グリッドから、オレンジに白のワンポイントラインの入ったカラー森原選手がポールショットを 奪います。その後ろでは、3番グリッドから抜群のスタートダッシュを見せた白に赤いラインが入ったカラーの大西選手でしたが、勢い余って 2番グリッドスタートのブルーのカラーの小山選手と接触します。後続に揉まれながらも大西選手は何とか2位をセーブ、3位はマクラーレン メルセデスカラーの大阪選手の順で序盤は流れます。中盤になると、森原選手は2位の大西選手に8秒差を付けます。3位には白・青で塗り分けられた 木津選手が浮上。後半には地元応援団の声援にも後押しされ、オレンジカラーの森原選手は周回遅れを交わしつつ、多少のクラッシュはあったものの、見事 8分間トップを守り切り、優勝を果たしました。2位は大西選手、3位には9番グリッドからフェラーリを駆る国澤選手がジャンプアップ。

■決勝順位(Cメイン)■
F-1ローカルクラスCメイン
1位森原 茂利26L8'03.884
2位大西 英幹26L8'11.450
3位国澤 武 26L8'18.953
4位谷 研二 25L8'05.526
5位小山 慎吾25L8'13.124
6位笠井 久敬25L8'17.058
7位炭田 倍彦25L8'17.614
8位山本 竜次24L8'06.400
9位大阪 洋一18L5'52.015
10位木津 裕之18L5'53.651
 
 

F-1ローカルクラス決勝Bメイン
 F-1ローカルクラス決勝Bメイン。2番グリッドのオレンジカラーの中尾選手がややフライング気味の出だしでしたが、ノージャッジ。 1コーナーの飛び込みは1番グリッドからマルボロ・マクラーレンの佃選手、2位には3番グリッドからこちらもマルボロ・マクラーレン 吉本選手。マクラーレン1,2で、3位はオレンジカラーの中尾選手と続きます。その後、左S字セクションで、吉本選手が佃選手をパスし、 トップに立ちます。トップ3台は等間隔、後方は団子状態です。その後、佃選手が吉本選手をストレートエンド1コーナーで刺し返し、 再びトップに返り咲き。マクラーレン同士の攻防は続きます。その間、トヨタカラーの佐々木選手が混戦を征し、3番手に浮上。その後、 トヨタ佐々木選手はマクラーレン吉本選手を左S字セクションでパスし、2位にジャンプアップ。佐々木選手は左セクションが得意な様で、 トップを走るマクラーレン佃選手に徐々に迫ります。1位から3位まで約1秒差の中の接戦です。中盤から後半に掛けて、マクラーレン佃選手は 後続をジリジリ引き離し、少し余力を残してトップゴールを飾りました。2位はトヨタ佐々木選手、3位は後半になり混戦を抜け出したウィリアムズの 羽崎選手が入賞しました。

F-1クラス決勝Bメイン
 F-1クラス決勝Bメイン。スタートは、2番グリッドから太田選手が抜群のスタートダッシュを決めますが、1番グリッドスタートの白にファイヤーパターン の木下選手がトップをギリギリキープします。2位はフェラーリ磯部選手、左S字セクションでトップに追い付き接触してしまいますが、フェアな走行で ラインを譲る紳士の走り。この様な走りは非常にお手本になりますね。すると間もなく、トップの木下選手のインを差し、フェラーリ磯部選手がトップに 立ちます。3位にはオレンジに白いワンポイントラインの入ったカラーの森原選手が4番グリッドから浮上。すると直ぐに、森原選手が木下選手を揺さぶりに掛かり、 パス。2位までジャンプアップ。トップ3台は1秒差内の等間隔で走行。トップを走るフェラーリ磯部選手はパワー系のトラブルか、何と6周を周回 した所のストレートエンドでストップ、残念ながらリタイアとなります。変わってオレンジカラー森原選手がトップに立ちます。中盤に差し掛かり、森原 選手と木下選手の差は1秒無い争いでしたが、木下選手がラップ遅れの処理に手こずる間、森原選手はその差を徐々に広げに掛かります。後方では、 オートバックスカラーの重松選手が3位に浮上、4位はフェラーリ太田選手と続きます。後半は森原選手が2位木下選手に2〜3秒差のリードを常に守り切り、 見事トップゴール。2位は惜しくも木下選手、3位は最後にジャンプアップしたフェラーリ太田選手が入賞しました。

F-1グランプリクラス決勝Bメイン
 F-1グランプリクラス決勝Bメイン。スタートは、F-1グランプリクラスらしい全車綺麗なスタート。ポールショットは1番グリッド からスタートのBIG+3 Racing中津選手。Aメインに入れなかった悔しさを是非このメインで晴らして欲しい所。2位はTeam Tech F-1の蟻塚選手が 2番グリッドスタートのPAPER MOON荒川選手の僅かな隙に入り込み、3位から浮上。3位は5番グリッドから混戦を抜け出しPRO2.stn堀田選手の順。 3台の差は約1秒しかありません。その後ろでは、PAPER MOONの荒川選手が3位の堀田選手を猛追。ストレートエンドで背後に迫りますが、 勢い余ってコースサイドに衝突。リタイヤとなってしまいます。後半になり、トップBIG+3 Racing中津選手、2位Team Tech F-1蟻塚選手の一騎打ちの 様相。お互いTech F125を使用しており、蟻塚選手はユーザーサポートも兼ねて2日間大忙しの日々でしたので、ややラインにも乱れがある感じです。 後方では、TEAM CREAMY川西選手のフェラーリと、ブルーラインが鮮烈なALEX RACING杉浦選手の大バトルが始まります。後半になり、トップの BIG+3 Racing中津選手は2位との差を僅かに広げに掛かります。そして、8分のコール。F-1グランプリクラスBメインはBIG+3 Racing中津選手が 見事優勝を決めました。2位はTeam Tech F-1蟻塚選手、3位は終始安定した走行が光ったマクラーレンカラーのPRO2.stn堀田選手が入りました。

■決勝順位(Bメイン)■
F-1ローカルクラスBメイン
1位佃 浩行 28L8'17.539
2位佐々木 啓之27L8'00.509
3位羽崎 充彦27L8'03.451
4位溝淵 正章27L8'06.591
5位吉本 祐之27L8'16.737
6位田中 優一26L8'00.854
7位桜井 俊和26L8'03.698
8位中尾 元 26L8'06.086
9位太田 宏臣26L8'08.428
10位森岡 利彰25L8'16.314

F-1クラスBメイン
1位森原 茂利26L8'08.820
2位木下 啓治26L8'11.695
3位太田 宏臣26L8'18.358
4位重松 隆一25L8'05.175
5位山本 竜次25L8'08.283
6位長崎 一久24L8'03.088
7位笠井 久敬24L8'11.797
8位磯部 靖哲 6L1'58.388
9位大阪 洋一 6L3'02.546


F-1グランプリクラスBメイン
1位中津 喜久生(BI3)28L8'05.720
2位蟻塚 伸也(TTF)28L8'08.702
3位堀田 幹雄(PR2)28L8'10.169
4位杉浦 康之(ALE)27L8'00.420
5位川西 紀明(CRE)27L8'00.908
6位森田 彰 (FAA)27L8'16.677
7位荒川 努 (PAM) 5L1'32.998




F-1ローカルクラス決勝Aメイン
 F-1ローカルクラス決勝Aメイン。スタートは、全車綺麗にスタートを決め、3番グリッドからスタートのオレンジカラーの森田選手が勢い 余ってフェンスに突っ込む以外は皆順調な滑り出し。1位ジョーダン・ホンダ川崎選手、2位トヨタ杉本選手と非常に僅差で続きます。 3位争いは大混戦、ベネトン・ルノーの高平選手、WESTマクラーレンの相原選手以下1秒内に5台が犇めき合います。トップのジョーダン 川崎選手は非常に滑らかなライン取りで勢い良く走行。ベストは16秒833を出しながらの走行です。2位はトヨタ杉本選手が唯一離されずに 付いてきています。3位以下は徐々に差が開いて行く展開。中盤には各車おおよそ等間隔で流れます。ここで3位には、 ベネトン・ルノーの高平選手が単独で抜け出します。4位は相原選手、5位はブラウンGP堺選手の順。後半になると、トップを走る ジョーダン川崎選手がリードを広げます。後方ではボーダフォン・マクラーレンの磯部選手がフェンスにヒットし、リタイヤ。そして、 1位、2位は大勢は変わらす、3位争いに注目が集まります。3位WESTマクラーレン相原選手、その真後ろにベネトン・ルノーの高平選手。 2名の争いは最終ラップまで縺れ込み、最終的には0.024秒差で相原選手が逃げ切りました。その間、優勝はジョーダン・ホンダ川崎選手、 2位に杉本選手が入りました。優勝の川崎選手は、ベストルッキングカー賞も受賞しているので、初のWタイトルを獲得です。その後方では、 10番グリッドスタートのスナップオンカラーの古川選手が、7位にジャンプアップしてのゴールで、健闘を果たしました。

F-1クラス決勝Aメイン
 F-1クラス決勝Aメイン。スタートは各車綺麗に流れてインフィールドへ。ポールショットを奪ったのは1番グリッドからスタートの ティレルPIAAの堺選手。2位争いでは何と、杉本選手と相原選手のトヨタ、マクラーレン同士の接触が起き、2位以下団子状態に。 その隙を上手く付いて上がってきたのは、イエローカラーの森田選手で、5番グリッドから2位へジャンプアップ。3位は益々混戦模様。 ここで上がってきたのはフォースインディアの田中選手。ティレル堺選手はぐんぐんとペースアップしてトップを快走。2位はイエローカラーの 森田選手がややパワーダウンして後退し、フォースインディアの田中選手が浮上。しかし、トップとの差は5秒程に広がってしまっています。 中盤になると、3位以下がまたも団子状態。オレンジカラーの木下選手が僅かに頭1つ飛び出す格好になります。その後直ぐに、フェラーリ服部 選手が3位に浮上、4位は僅差でブラウンGP徳田選手。徳田選手は決勝レース前に仲間からアドバイスをもらったそうで、走りは絶好調です。 レースもいよいよ後半、トップはティレルの堺選手、2位フォースインディア田中選手は変わらずの展開、3位以降はまだ非常に縺れており、操縦台では 「ごめん!」、「あっ!」など、皆で笑いながら声を掛け合い、サイドバイサイドの争いを楽しんでいる感じです。とても和やかなレースが繰り広げられています。 最後はティレル堺選手がトップゴールを決め、見事F−1クラスを征しました。2位は田中選手、3位はブラウンGP徳田選手が浮上し、見事入賞を果たしました。

F-1グランプリクラス決勝Aメイン
 F-1グランプリクラス決勝Aメイン。日も陰り始め、コースサイドの照明が点灯し始める中、レーススタート。スタートダッシュは各車ベテラン選手が ドライブするだけあり、タイミングは皆同じ様に好スターを決め、非常に綺麗な出だしです。ポールショットはポールスタートのBIG+3 Racing川野選手、 2位ALEX RACING Winners上林選手、3位Team Bomber加藤選手と、予想通りの展開で3台が若干抜け出す格好。4番手に付けるのは、5番グリッドからスタートした ブルーラインが美しいALEX RACING鬼頭選手が続きます。BIG+3 RACING川野選手はこのまま予選、決勝も通してALEX RACING Winners上林選手を抑えて完全 優勝を果たせるか、皆の眼はこのトップ3台に注目しています。レースが中盤に差し掛かる前に、ALEX RACING Winners上林選手が早くもトップを狙いに、 川野選手を左右に揺さぶりに掛かり、左S字セクション出口でインを付き、トップに浮上。2位は僅差でBIG+3 RACING川野選手、3位はTeam Bomber加藤選手で、 3台の差は0.6秒内の争い。ALEX RACING Winners上林選手のFusion FRF010Aの方がブレーキング時にインに頭がストレス無く入る様で、インフィールド入り口で 速そうです。その後、間も無く川野選手が今度は逆に上林選手に意地の猛チャージ。激しいトップ争いが続きます。3位はそれを見るかのようにTeam Bomber加藤選手が僅差で 続きます。これら3台、とても目が離せません。レース後半に差し掛かる前、これまで激しくチャージをしてきた川野選手がストレートエンドでようやく上林選手の インにノーズをねじ込み、トップに返り咲きます。トップにたったBIG+3 Racing川野選手ですが、まだまだ1ミスで3位まで落ちる展開なので、休む暇も ないレース展開。そろそろ周回遅れも出だし、トップ2台はそれらをクリアして行きます。しかし、3位走行中のTeam Bomber加藤選手が 惜しくも周回遅れ同士の縺れ合いの中に入ってしまい、 若干のタイムロス。これで、トップ2台に優勝争いは絞られた感があります。後方ではALEX RACING Winners横井選手が4位に浮上。残り1分、トップは依然 川野選手、2位は0.6秒差で上林選手。残り2周でトップ川野選手は周回遅れの選手に若干接触してしまう間、狙ったかのように上林選手が急接近。そして、最終ラップ、 益々トップ争いの差はなくなり、約0.3秒に。最後のストレートエンドで、上林選手の最後の攻めでインに飛び込みほぼ同時にゴールラインを通過したように 見えましたが、辛くも0.146秒差でBIG+3 Racingの川野選手が見事上林選手を破り、優勝を決めました!2位はALEX RACING Winners上林選手、3位はTeam Bomber加藤選手 が入賞。後方ではTeamいけと〜ん?芳之内選手が順位を落とす一方、TEAM CREAMY川染選手が10番グリッドから7位にジャンプアップを果たしました。

ポディウム表彰・シャンパンファイト
 レース後間もなく、各クラスのトップ3表彰が行われました。プレゼンターは、放送委員長を務めて頂いた川野由記子さんです。一人一人に 今回は冬季オリンピックに因んだメダルを授与し、他の参加者からは大きな拍手が贈られました。
 そして次に、F1RCGP名物のシャンパンファイト。今回は参加者も多いという事でスペシャルになりました。通常F1RCGP公認クラスであるF-1クラスと、F-1グランプリクラスの 2クラスのトップ3の選手、合計6名で行われるのですが、各クラス4位〜10位までので選手には瓶ビールが用意され、合計20名でのシャンパンファイト& ビール掛けが行われました。当然、一番掛けられるのは本日一番良い走りを見せてくれた各クラス優勝の選手です。これまでに無いほど エキサイトしたレース同様、シャンパンファイトも大変見応えのあるものでした。F-1ローカルクラスも含め、各クラス非常に良いレースを 見せてくれました事に、心から拍手を贈りたいと思います。

■決勝順位(Aメイン)■
F-1ローカルクラスAメイン
1位川崎 達也28L8'04.566
2位杉本 篤史28L8'10.838
3位相原 宏章28L8'14.045
4位高平 誠 28L8'14.069
5位堺 和久 27L8'00.783
6位森田 隆司27L8'03.204
7位古川 守 27L8'09.239
8位徳田 毅 27L8'16.442
9位磯部 靖哲11L3'23.515
10位田中 伸二 0L0'06.182

F-1クラスAメイン
1位堺 和久 27L8'14.006
2位田中 優一26L8'01.371
3位徳田 毅 26L8'11.728
4位服部 幸一26L8'12.946
5位古川 守 26L8'13.612
6位桜井 俊和26L8'17.823
7位木下 政勝25L8'06.229
8位相原 宏章26L8'07.393
9位杉本 篤史15L4'48.477
10位森田 隆司 9L2'56.993

F-1グランプリクラスAメイン
1位川野 貴義(BI3)29L8:07.576
2位上林 博 (ALW)29L8:07.722
3位加藤 隆史(BOM)29L8:17.337
4位横井 章弘(ALW)28L8:03.446
5位鬼頭 正治(ALE)28L8:08.522
6位黒田 尚希(PAM)28L8:14.063
7位川染 昭悟(CRE)28L8:14.650
8位芳之内 剛(IKE)27L8:03.785
9位日比野 達也(PRC)27L8:10.042
10位橋本 努 (ZEN)27L8:10.265

ベストルッキングカー賞
 ベストルッキングカー賞には、実車F−1グランプリでも大活躍した、川崎選手のジョーダンEJ11 2001年仕様が選出されました。 鮮やかな黄色のマシンは、コース上で非常に映え、レースムードをグッと盛り上げてくれました。また、細部に亘ってデカールチューンが 施され、時間を掛けた大作である事が窺い知れます。 (ベストルッキングカー賞は、実際に走る車のボディーが対象です。飾りだけで持ち込んだだけのものは、 対象外になります。)

全体表彰・抽選会
 全体表彰並びに、抽選会は参加者が多い事もあり、日没後に行われました。あたりは大分暗くなっていますが、ライトアップされ、ムードは満点です。 運営スタッフ側よりバンケットの軽食を設置させて頂き、その間全体表彰のお呼び出し、そして表彰カードをお一人ずつ手渡しされます。 それが終わると、今度は待ちに待った大抽選会です。スポンサー各社のご協力により、今回も多くの抽選品の品々が、テーブルの上に並べられ、くじ引きに より参加者に手渡されます。大きな賞品が当たった方も、小さなパーツが当たった方も、皆一応に喜ぶ顔が見られた事は、運営側も嬉しく思います。 F1RCGPの抽選は、抽選回数が非常に多い事でも知られます。1回くじ引きを終えた方でも、また何度かチャンスがあるので、知っている方は皆さん最後まで諦めずに お付き合い頂けた様です。
 そして閉会式では、川野店長より挨拶を頂き、大会会長の北澤よりお礼と今後のスケジュールについて話がありました。「9月にF1RCGP Festa 2010が またこの地で開催されるので、皆さん是非またご参加下さい。」、と言う事と、皆さんの今後のご健勝を祈念して、F1RCGP2010 Round3徳島大会が無事に 閉幕しました。参加した皆様本当にありがとうございました。

F1RCGP大会主要機材データ
 F1RCGP2010 Round3徳島大会の大会主要機材データになります。出場された方も、未だの方も、次回の参加検討の際の参考にしてみては如何でしょうか。 次回行われる予定のF1RCGP2010 Round4 福岡1大会は、4月25日(日)NEXTERサーキットです。F1RCGP2010九州ラウンド初戦になり、九州の熱いF-1 フリークも加わる大会にも是非皆様ご注目、ご参加頂ければ幸いです。見所としては、F1RCGP F-1グランプリクラスで勝率100%を誇るPRO2.stn小林選手が、 地元ホームサーキットで記録を維持できるか、また、F-1クラスで地元ヤングドライバーの活躍なるか、など色々と予想されます。そして、何と言っても お昼休みに行われるバーベキュー大会、スペシャルイベント等、観客も含んだ会場全体が楽しめる企画をご用意するので、楽しみにして頂ければと思います。

カーシェア
プロポシェア
アンプシェア
モーターシェア
バッテリーシェア
参加選手県名
年齢層
男女比

謝辞
 本大会にご参加頂いた選手の皆様、大会運営をして頂いた各実行委員の皆様及び、BIG+3 RC CIRCUITスタッフの皆様、そして多くの協賛品を頂いた スポンサー各社様、最後に、コースをお貸し頂いた川野輝一オーナー様を始めとする関係者の皆様に、感謝の意を表します。 本当にありがとうございました。お陰さまで無事に大会を終了する事が出来ました。また、当日はRCマガジンの取材スタッフ荒川様、徳島新聞の記者 の岸様、遠路遥々取材に駆けつけてくださり、ありがとうございました。残るシリーズはまだまだ7戦。今後も皆が楽しめるレース作りや新企画に チャレンジして行く所存ですので、今後とも宜しくお願い致します。