天気:曇りのち雨、気温:13℃、湿度:60%、路面温度:14℃
F1RCGP2011シリーズ第3戦が、四国の徳島県小松島市にあるBIG+3 RC CIRCUITで開催されました。同サーキットでの
F1RCGPシリーズ・イベントの開催は通算4回目。例年、夏の終わりにシリーズ以外のイベントとしてF1RCGPフェスタを開催
させて頂いているサーキットでもあり、四国は固より、他県からも多くのF-1ファンが訪れる事で知られています。
オープンは2001年で、1周223m、46mのバックストレートを持つ国内屈指の高速サーキットは、路面は細粒アスファルトの超
フラット舗装。2007年にはリニューアルオープンされているので、路面グリップは抜群です。
サーキットショップは、遠くからも分かりやすい、ブルーに塗られたコンテナが目印。中には電動、エンジンカーなどの
キットやパーツがズラリと並び、掘り出し物も多数あります。スタッフは川野ファミリー3名がメインで、レース時にはご兄
妹総出で手伝いに来て5名に増えます。どなたも気さくで親切丁寧に対応してくれるので、ラジコン初心者の方も是非一度訪
れて見ては如何でしょうか?最近は新サービスとしてヘリの空撮も承っているそうです。
今年のグランプリクラスはシリーズ2戦を終え、毎回優勝者が代わると言う面白い展開です。しかも、その優勝者は全て
初優勝です。この徳島大会もこの流れは継続するのでしょうか?それとも、現王者、RCmagazine TeamBomber加藤選手が今季
1勝目を手にするか、また、一昨年の王者ALEX RACING Winners上林選手が久しぶりの栄冠を手にするのか、話題は尽きません。
一方、スケールクラスはチームも増え、カラーリングに一層磨きをかけた選手が多数参加、そして、F-1クラス、F-1ローカル
クラスは、徳島独特のほのぼのとした雰囲気を醸し出しながら、楽しくレースが進んで行きます。
参加人数はF-1ローカルクラス:22名、F-1スケールクラス:12名、F-1クラス:26名、F-1グランプリクラス:13チーム19名、
合計79名です。F1RCGP史上第2位にあたる大勢の参加者がここ四国の地に集まり、これから高速のF-1バトルが始まとうとして
います。
プラクティスDay
前日の練習走行日は大勢の人がコースに来ていました。徳島恒例のF-1イベントになっているせいか、顔馴染みの選手同士で談笑に
花が咲きます。また丁度、花粉症シーズンも到来の時期。マスク等で完全防御する方も多数散見されました。コースサイドを見渡すと、
先ず熱心にテスト走行を繰り返していたのは、Teamいけと〜ん?の芳之内選手。開幕戦に続き決勝Aメインの上位を狙っている様です。
芳之内選手にとってここ徳島はチーム拠点から比較的近く、シリーズの中ではホームコースと言っていい場所になります。これまで蓄積
したノウハウを活かし、マシンの仕上がりは上々と言った感じです。暫くすると、RCmagazine TeamBomber加藤選手、ALEX RACING Winners、
上林選手、横井選手、ALEX RACINGの日比野選手、PAPER MOONの黒田選手、荒川選手、FREEDOMからは吉田選手等、愛知県名古屋を代表する
グランプリドライバーが多数来場。慣れた様子で素早くマシンをセットアップし、色々な路面状況も想定して、あらゆる角度からセットを
煮詰めている様子。中でもFREEDOMの吉田選手は、今回グランプリクラス初参戦になります。ドライビングは非常に丁寧且つ、インをしっかり
おさえた走り。この調子で行けば、Aファイナル進出にも期待が持てそうです。そして、今大会好調そうなのはZEN橋本選手。本人は苦手な
コースと言うこのサーキットですが、今回はサードドライバーに起用した杉本選手の力も借りて、相当速いタイムで周回を重ねています。
一方、ユニークな物作りで定評のある、MOROTECH諸橋選手のピットには、6輪タイレルマシンが初お目見え。ピンク・ブラック・ホワイトに
塗り分けられたお馴染みのMOROTECHカラーで、BIG+3 RC CIRCUITを走る姿に多くのギャラリーの注目を浴びています。レギュレーション上、
6輪の場合はリアのみのコントロールタイヤの使用が義務付けられます。6輪のハンデキャップをフロントタイヤの自由な選択肢で補えるか
どうかと言うのも注目される所ですが、なかなか難しい事と想定されます。しかしながら諸橋選手の場合、1/12レーシングの経験が豊富な為、
フロントタイヤの選択幅がとても広く、良し悪しの判断も的確にセットを進めて行っている様子。始めはライバルから1秒近く置いて行かれた差も徐々
にその差を縮め、練習を終える頃には6輪車の潜在能力を余す事無く引き出してきています。また、コラリー製17.5Tブラシレスモーターもか
なり速く評判で、それを聞きつけた数名のグランプリドライバー達が早速手に入れてテストをしていた様です。グランプリクラスで地元四国・高地
から初参戦になる龍馬伝説チームの川崎選手、高平選手も美しいマルボロ・マクラーレンにチームカラーが統一されて、一際目立っています。
BIG+3 RC CIRCUITのレイアウトを知り尽くしたメンバーだけに、この大会でライバルの上位チームに割って入って貰いたいものです。そして、
地元中の地元で、アジアチャンピオンにも輝くBIG+3 Racing川野選手、中津選手コンビ。川野選手の走りはいつもと変わらず切れがあり、練習
走行では常にトップタイムをキープしている模様。そして、BIG+3 Racingセカンドドライバー中津選手も今回は好調で、細かいミスさえ除けば、
ZEN橋本選手、RCmagazine TeamBomber加藤選手達にもついて行けるラップタイムです。マシンの整備にもしっかり時間を掛けて、準備に余念が
ない様子ですので、初のAメイン進出なるか楽しみです。
F-1ローカルクラスでは、大崎選手が好調です。カラーリングにも定評のある大崎選手は、ドライバーセンスとマシンのセットアップ技術に
も一目を置かれておる様です。また、スケールクラスの方では、こちらでも芳之内選手がグリーンで鮮やかにカラーリングされたジャガーの
マシンを駆り、好タイムを連発しています。そして、同クラスポイントリーダーであるジョーダン・グランプリ日比野選手のマシンも好調。
決勝に向けてこれまでフロントタイヤのみクイックチェンジャーを装備していましたが、リアのクイックチェンジャーも今回持ち込んで、
多くの確認作業を行っていました。F-1クラスは、今回イヤーレーシングのマシンを組んできたと言う、レッドブルカラーの堺選手が素晴らしい
コーナーリングスピードを披露。Tバー使用のマシンで見た目にもシンプルですが、タイム的には他車を凌ぐ物がある様です。また、マルボロ
・マクラーレンカラーの貞野選手はEXOTEK104を使用し、去年にも増して順調な仕上がりを見せています。後はいかに細かいミスを無くし、
コーナーの繋ぎを意識してドライビングに集中すれば、Aメインの上位に進出できる可能性が十分あると思われます。
明日の準備の為の作業を終え、日が沈み、周囲もだいぶ暗くなってきましたが、まだまだ練習走行は続いています。明日は午前中は晴れですが、
午後から次第に雨が降る予報です。激しい路面変化が予想される上、もしウェット路面になった場合、本コースではシリーズ初になります。
とにかくどんな状況でも、皆さんには悔いの残らないかたちでレースを楽しんで行って貰いたいものです。
大会当日
朝の空は上空の雲がとても綺麗な朝焼けでした。最新の天気予報では、午後3時からの降水確率が上がっています。何とか運営を
急いで、ドライ宣言のままレースを終えたい所です。コース、ショップには朝早くから大勢の人が詰めかけ、活気に満ちた朝です。昨日
好調だったBIG+3 Racing川野選手、中津選手、ZEN橋本選手は早くもマシンの調整を行って、今日もヤル気が漲っています。名古屋から
参戦組のPAPER MOON黒田選手は今回スケールクラスにもエントリー。お気に入りのブラウンGPカラーのマシンは、出走を今か今かと
待っています。受け付け、タイヤ支給を受けた選手から、レース前最後になる短い練習走行時間が始まります。操縦台は鈴なりで、コース
サイドで下から操縦する人も多いです。コース上ではF-1クラス参戦のロスマンズ・ウィリアムズを駆る佐藤選手、キャメル・ロータスの
合田選手が好調に走っており、路面グリップも非常に良い様子。このレースの為にコースオーナーがしっかり路面を管理してくれた結果
とも言える素晴らしいコンディションの下、練習走行は滞りなく終了し、集合写真、ドライバーズミーティングと進行して行きます。
競技委員長の川野氏から、大勢の参加者へお礼の気持ちと、今回のレースレギュレーションの確認と、レースの流れ等が述べられ、続いて
審判委員長の木津氏よりドライ宣言、バットドライビング等のペナルティー事項の確認が行われ、いよいよ第3戦のスタートです!
※当日はRCマガジン、徳島新聞が取材に駆け付けて下さいました。4月発売の5月号に掲載予定なので、是非皆さんご覧ください。
予選1ラウンド目
F-1ローカルクラス予選1ラウンド目。路面コンディションも良く、ローカルクラスと言ってもタミヤライトチューンモーター&リポ
パワーで、グランプリクラスに迫るラップタイムの選手も見受けられます。1ヒート目では早くもブルーを基調にカラーリングされたザウバーの
大崎選手が好走し、15周に突入。15L4'12.366、ベスト16秒302をマークし、このラウンド暫定トップタイムとなります。15周に突入したのは3選手。
2番手にはホワイト・イエロー・レッドのBIG+3カラーの川野選手、3番手に付けるのは、練習走行から好調をキープしたロスマンズ・ウィリアムズ
佐藤選手です。上位の走りはコーナーとコーナーの繋ぎ部分の車の挙動に無駄が無く、ドライビングが非常にスムーズです。皆もお手本になる、素晴
らしい走りを披露してもらいました。後続のグループで混戦なのが、14周の5秒台の選手。総合暫定6番手のホワイト・オレンジ・ブラックカラーの
太田選手の14L4'05.046から、9番手のホワイト・ピンク・ブルーカラーの久米選手の14L4'05.942まで0.896秒の中に4台が犇めき合います。
F-1スケールクラスの予選1ラウンド目は、各選手一斉に4分間の中でタイムアタックがスタートです。レッドブル堺選手、トヨタ杉田選手、
マクラーレン磯部選手達の地元勢はひたすら周回し続ける一方、遠征組であるブラウンGP黒田選手等は周回を抑えて一発を狙いに行っています。
ここで見事に18秒505を出して総合暫定トップタイムをマークしたのは、作戦が功を奏してブラウンGPを駆る黒田選手。PAPER MOONのグランプリド
ライバーでもある同選手は、左奥の複合コーナーセクションでも失速感無いドライビングでマシンを転がし、素晴らしい走りでした。2番手は
ジャガーの芳之内選手18秒615、3番手にレッドブル堺選手18秒795と言う結果で、非常に僅差で続きます。ポイントリーダーのジョーダン日比野
選手はマシンを破損し、このラウンドでは4番手タイムの18秒953となります。
F-1クラスの予選1ラウンド目。1ヒート目で先ずホワイト・ブラックのファイヤーカラーの古川選手が非常に勢いのあるアグレッシブな走りで13周を
マーク、13L4'04.612、ベスト18秒588でトップゴールを果たします。しかし、続くヒートではレッドブルカラーの堺選手が非常に速く安定した走りを見せ、
このラウンド唯一の14周突入となる、14L4'17.813、ベスト17秒994をマーク。イヤーレーシングのTバー仕様のマシンを駆り、安定した走りでコーナーを
スムーズにクリアしていたのが印象的でした。続くヒートでは、F-1ローカルクラスでも好調だったオレンジのカラーの大崎選手、キャメル・ロータスの
合田選手、そしてグリーン・ホワイトカラーの西郷選手、ホワイト・オレンジ・ブラックの太田選手の四つ巴のバトルでしたが、大崎選手が逃げ切り、
13L4'00.598でゴール。
F-1グランプリクラス予選1ラウンド目。先ず1ヒート目ではZEN橋本選手が好走を見せます。ALEX RACING Winners横井選手とのバトルを征し、15L4'05.486、
ベスト15秒808でヒートトップゴール。しかし、続くヒートでRCmagazine TeamBomber加藤選手がブレーキを多用するアグレッシブな走りで、2位以下を8秒
以上引き離してヒートトップゴール。タイムは15L4'00.556、ベスト15秒752でこの時点で暫定トップタイムをマーク。RCmagazine TeamBomber加藤選手のマシン
カラーは、オレンジ・レッドが美しいコントラストを放つTeamBomberカラー。お馴染みのF104Bomberコンバージョンも順調な仕上がりを見せています。続く
最終ヒートでは、地元BIG+3 Racing川野選手が加藤選手を超えるタイムで快走し、何と前人未到の16周に突入!16L4'13.146、ベスト15秒625で、暫定トップタイム
を奪取!アジアチャンピオン川野選手の底力を見た気がしました。このヒート2番手タイムを出したのは、6輪タイレルで大健闘のMOROTECH諸橋選手。
15L4'03.923、ベスト16秒020で総合でも3番手のタイム。残るラウンドではどの様にタイムを伸ばしてくるか非常に楽しみな展開です。
予選2ラウンド目
F-1ローカルクラス予選2ラウンド目。ザウバー大崎選手はこのラウンドに入っても好調です。先ほどよりも安定感を増したドライビングは、自己ベスト
を0.622更新し、15L4'11.714、ベスト16秒307をマークし暫定トップタイムを守ります。他にこのラウンドで素晴らしい走りをしたのは、オレンジ・ホワイト
カラーの森原選手。先ほどのラウンドに比べてインフィールドでのラインが厳しさを増し、15周まで後僅かに迫る、14L4'00.019、ベスト16秒815をマーク。
15周には1ラウンド目と同じく、大崎選手、川野選手、佐藤選手の3名が突入。Aメインボーダーである10番手のタイムは、14L4'05.065のマルボロ・マク
ラーレン貞野選手まで。14周シングルのかなり速いタイムを出さないとAメインは厳しい展開です。
F-1スケールクラス2ラウンド目は、ベストラップ争いが激しさを増します。このラウンドもトップタイムをマークしたのは、ブラウンGP黒田選手。
タイムは18秒426で、自己ベストを0.079秒更新です。2位はジャガーを駆る芳之内選手、18秒475。今回大きく躍進したのは、6番手からジャンプアップした
フェラーリ川西選手。18秒733で総合暫定3位のタイムです。川西選手のマシンはF104で、今回若干セットを変えてきた様子で、スピードが若干アップして
いました。タイムアタックの勝負ではギヤ比を上手く選定して、一瞬のスピードのアドバンテージを稼ぐのもポイントの様です。
F-1クラス予選2ラウンド目。路面のグリップも安定し、このラウンドでは記録を伸ばす選手が多くいました。14周には4選手が突入。先ほどのラウンドで
唯一の14周をマークした堺選手は、自己ベストを4秒466も更新!14L4'13秒347、ベスト17秒903で暫定トップタイムをキープ。2番手は僅差で、ウィリアムズ
・ルノー佐藤選手、14L4'13.605。佐藤選手はベストはここまでで一番速い17秒873をマーク!3番手はオレンジのオートバックスカラー大崎選手14L4'17.115、
4番手オレンジのカラー森原選手、14L4'18.525、ここまでが14周。その他の選手は13周ですが、4分のシングルタイムの選手が多数。いよいよレースが
白熱してきました。
F-1グランプリクラス、予選2ラウンド目。ここで空から雨がポツポツと降ってきます。1ヒート目ではZEN橋本選手が自己タイムを落としながらも終始
マシンの挙動を安定させた走行でヒートトップゴールを果たしますが、14L4'00.667、ベスト16秒600とかなりペースダウン。2ヒート目も同様に、Team龍馬伝説の
川崎選手がトップゴールするも、11L4L10.383、ベスト21秒554。もうベストラップを望めないほど雨が激しさを増し、路面は完全ウェット状態になります。
F1RCGPAで審議した結果、ここで審判委員長よりウェット宣言がされるのと同時に、全ての予選ラウンドをポイント制に切り替える措置をとりました。そして、
その場合F-1グランプリクラスの1ヒート目と2ヒート目のタイム差が大きいので、同クラス間で不公平が生じてしまったので、F-1グランプリクラスの第2ラウンド
のみ時間をとってやり直しにします。この間、各選手は完全防水作業になたり、ピットが一層忙しさを増しました。
仕切り直しのF-1グランプリクラス予選2ラウンド目、路面は完全ウェットになり、調子を上げてきたのはALEX RACING Winners上林選手。予選中よりウェット走行
のセットも加味したセットアップをしていた為か、抜群の安定感、速さを披露。11L4'01.134、ベストは20秒622で、他車より1秒以上速いタイムです。Fusionレーシング
のコンバージョンマシンは、どの様な路面変化にも上手く対応でき、圧倒的な強さを披露しています。続いて2番手は今大会終始安定した走行が光る、ZEN橋本選手。
11L4'13.868、ベスト21秒297と言うタイムです。橋本選手もグランプリシーズンを数多く走るベテランドライバー。この様なシーンでも慌てず、ピット作業も手際良く
こなし、ノントラブルで走り切っています。ポイント制になり、相対的な速さが求められる争いですので、トラブルを未然に防ぐ防水ノウハウも勝敗の大きな鍵になる様です。
その後方では3番手にPAPER MOON黒田選手11L4'16.427、4番手にミスが多くなったRCmagazine TeamBomber加藤選手11L4'21.238と続きます。
予選3ラウンド目
F-1ローカルクラス予選3ラウンド目。ヘビーウェット路面となり、防水対策に間に合わない選手や電機系のトラブルが発生する中、
マルボロ・マクラーレン貞野選手が終始安定した素晴らしい走りを見せ、このラウンドの同クラスでは唯一の11周、11L4'20.008、ベスト
22秒551でトップタイムをマーク。このラウンドで2番手は若干ミスが重なったが、ベストは22秒410をマークし、10L4'13.607でゴールし
たレッド・ブルー・ホワイトカラーの谷選手。3番手はホワイト・オレンジ・ブラックカラーの太田選手が続きます。総合ポイントでは、
1、2ラウンド好走を見せたザウバー大崎選手がポールポジションを獲得。2位に川野選手、3位に佐藤選手と言う順位になりました。
F-1スケールクラス3ラウンド目。ここに来てジョーダン・グランプリ日比野選手が1周目にスーパーラップ、23秒507をマークし、一躍トップ
に立ちます。ジョーダンイエローにカラーリングされた日比野選手のマシンは、雨の中でも非常に異彩を放ち、ギャラリーからも大注目です。
スケールクラス全般に言えるのは、ボディーの作り込みがとても実車に近いので、雨の走行シーンが実車と見間違えそうなまで迫力があります。
2番手にはフェラーリ川西選手が23秒607、3番手にはフェラーリ大阪選手が26秒750で続きます。特に大阪選手は最終の第3ラウンドにきて大きく
順位を上げる活躍を見せています。総合ポイントでは、ブラウンGPの黒田選手がポールポジションを獲得!2位にジャガー芳之内選手、3位に
フェラーリ川西選手と言う結果になりました。
F-1クラス予選3ラウンド目。1ヒート目で素晴らしい走りを披露したのは、フェラーリカラーの大阪選手。ヘビーウェットの路面を物ともせず
水飛沫を上げながら快走し、8周をマーク。8L4'00.125、ベスト28秒122をマーク。次のヒートで更に皆も驚く走りを見せたのは、レッドブル堺選手。
イヤーレーシングのマシンは、ヘビーウェットでも非常に安定した特性を見せ、堺選手のドライビングと相まって好タイムをマーク。12L4'10.137、
ベスト20秒481で3連続トップタイムをマークし、堺選手が堂々のポールポジションを獲得。総合2位はオレンジのオートバックスカラー大崎選手、
3位はウィリアムズ・ルノー佐藤選手と言う結果になりました。
F-1グランプリクラス予選3ラウンド目。このラウンドでヘビーウェット&ハイスピードバトルを征したのは、ALEX RACING Winners横井選手!
何と、この状況で唯一の13周突入となる、13L4'17.643、ベストもウェット路面でこの時点で最速となる19秒188をマーク。今年になって実力を非常
につけてきた横井選手は、雨の中でも非常にアグレッシブ且つ繊細なドライビングを見せ、ストレートエンドでハイドロ気味のマシンを見事にドライブ
していました。このラウンド2位には、ZEN橋本選手が12L4'01.572、ベスト19秒514をマーク。常に安定感のある走りが今年になって冴えわたっている
橋本選手、このラウンドの走りで総合ポイントでは自身初となるポールポジションを獲得!総合2位は、ALEX RACING Winners上林選手、総合3位は
RCmagazine TeamBomber加藤選手です。トップ3台はチームも使用マシンも違うので、続く決勝ラウンドでどの様なレースになるのか注目です!
■予選順位■
F-1ローカルクラス
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F-1スケールクラス
| | 合計 | R1 | R2 | R3
| 1位 | 黒田 尚希 (BRAW-01) | |
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F-1クラス
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カーシェア | プロポシェア | アンプシェア | モーターシェア
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バッテリーシェア | 参加選手県名 | 年齢層 | 男女比
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謝辞
本大会に参加された多くの選手の皆様、そしてサーキットをお貸し頂いたサーキットオーナー川野様、運営をお手伝い頂いた各実行委員長の
皆様及びサーキットスタッフの皆様、多くの協賛品のご協力を頂いたサポートメーカーの皆様、本当にありがとうございました。お蔭様で無事
に本大会を開催する事ができました。この調子で今後も皆様に喜んで頂けるイベントを目指して、精進して行きたいと思っておりますので、今
後とも応援の程宜しくお願い申し上げます。
また、最後になりますが、RC Magazine、徳島新聞等メディア関連でお越しくださった皆様も、遠路遥々の取材本当にありがとうございました。