天気:晴れ(屋外)、気温:34℃、湿度:52%、路面温度:52℃
F1RCGPの2011第8戦は、愛知県豊川市にある、Twin Ring Honguu(ツインリンクほんぐう)にて行われました。先月、ラジコン天国
名古屋店で行われたF1RCGP第7戦から続く中京地区3連戦の2戦目にあたり、梅雨明け宣言間もない真夏の青空の下、盛大に行われまし
た。また、ちょうどこの頃、自動車関連業界の休日シフトが土日休みから木金休みへと移行する中、当初予定されていた人数から若干参
加選手が減りはしたものの、F-1ラジコンのメッカである中京地区の熱いF-1ファンに支えられ、それでも多くの皆様にご来場頂いた事を
、先ずは心より感謝申し上げます。
Twin Ring Honguuは、2000年6月オープン、今年で11年目を迎える、屋外オンロードサーキットの1つです。コースの方は中央
にある操縦台を中心に、前後に大きく2つに分けられ、1つはエンジンカー用サーキット、そしてもう1つは電動カー用サーキットにな
ります。電動カーサーキットの左の方には、2008年10月に完成したドリフトコースが設けられ、今では全部でコース3面を備える
豊川地区を代表するオンロードサーキットの1つとして、地元の人たちは固より、多くのラジコンファンから愛される拠点となっていま
す。サーキットオーナーは国内屈指のトップドライバーでもある小柳津(将之)氏。その気さくな人柄でいつも親切・丁寧にお客さんに向
き合い、多くの方から信頼を得ています。やはり実践で培ったラジコンノウハウを持って指南できるオーナーがサーキットに居るだけで、
安心してラジコンで遊ぶ事が出来ますね。また、不意にマシンを破損してしまった場合でも、サーキット脇にあるサーキットショップで
足りない物は直ぐに手に入る環境です。万が一パーツの在庫が無くても、トヨカワホビーで注文も出来る万全の態勢が整っており、痒い
所にもしっかり手が届いているのも特筆できるポイントです。また、サーキットには元々あるピット設備以外にも、サーキットショップ
に折り畳みの椅子やテーブルが幾つか用意されているので、お客さんが多い日に初めて来た人でも心地良くサーキットを利用できる点も
GOODです。先述したトヨカワホビーは1976年オープンの今年で35周年を迎える歴史あるお店です。サーキットだけでなく、シ
ョップにも足を運び、最新パーツから掘り出し物まで探してみたいものですね。
F1RCGPの舞台となるのは、電動カー用オンロードサーキット。ドリフトコースが併設されたのでやや小さくはなりましたが、1周優に
100m以上はあるレイアウトになります。路面は中粒アスファルトで、ほぼスラットな舗装、グリップも比較的良く、安定しています。縁
石は緩やかな立ち上がりのゼブラゾーンで仕切られているので、たとえインを攻めすぎたとしても、マシンを大きく大破させるような事
は無く、誰でも安心して走行ができます。今回のレイアウトで唯一のデンジャラスポイントは、バックストレートの入口の複合コーナー
です。一度ラインを間違えると、マシンが大きく宙を舞い、ストレート真ん中あたりまで飛んで行きます。練習走行中から各車このポイン
トでクラッシュ音が絶えなかったで、特に西日が差し込む時間帯は更に注意が必要です。
今回の参加人数は、F-1ローカルクラス:13名、F-1クラス:8名、F-1スケールクラス:4名、F-1グランプリクラス:19チーム30名、
合計55名です。今回のF-1クラスは参加人数も少なめで、各選手ゆっくりとレースを楽しめたのではないでしょうか。F-1スケールクラス、
F-1ローカルクラスも然り。やはりF-1と言うカテゴリーは、緩くのんびりと楽しむのが一番平和で楽しいですね。一方、F-1グランプリク
ラスに関しては、ALEX RACING Winners上林選手がFusion Racingの新型車FRF011Pを持ち込んでいる模様。満を持して持ち込まれたこのニュ
ーマシン、最大の特徴はリア周りにあり、リンク風のバーがモーターブレースと一体化してフロント部まで伸びてきています。この手法に
よりロールセンターを下げたまま、リンクの特徴をより良く引き出しているとの事。デビュー戦とは思えない程の快走をレースでは期待し
たい所です。一方、RCmagazine TeamBomberは、加藤選手+祖父江選手と言う布陣で参戦。FRF011Pと真っ向勝負となるので、その対決も見所
です。また、PAPER MOONでは、黒田選手と2ndドライバーに袴田選手を起用。グランプリシーン2人目となる女性ドライバーですので、多くの
選手から注目を浴びていました。事前情報によればタイムもかなり良いとの事。熾烈なグランプリクラスでAファイナル入りを果たせるか期待
したい所です。また、今大会は6輪マシンが非常に多かったもの特筆すべき点です!MOROTECH, Team Castrol Lotus, TEAMサウナを始め、グラ
ンプリクラス以外の選手も沢山持ち込んでいました。6輪旋風吹き荒れるか?!こちらも見所の1つです。
プラクティスDay
前日の練習走行日は、非常に気温が高く、蒸していました。各ピットには扇風機が所狭しと並び、マシンの機材よりも目立っています。そんな
中、コース上はF-1マシンの熱い戦いが早くも繰り広げられています。F-1クラスでは、中京のF-1マイスター服部選手が、三輪選手と共に好タイムを
マークしている模様。服部選手はフェラーリ、三輪選手はブラウン・ティレルのボディーカラーです。F-1ローカルクラスでは、スケール感の高いボ
ディーがずらりと並び、各車接近戦のタイムトライアルを行っています。このローカルクラスはグリップ剤OKなので、前半と後半のグリップが落ち
た時のマシンバランスが重要な様です。F-1スケールクラスは千葉県から遠征してきたフェラーリ木村選手が、アグレッシブな走りで、ペースは他車を
大きくリードしています。第6戦新潟大会、第7戦愛知・名古屋大会とインドアレースが続き、久しぶりの屋外コース。日差しを浴び、風を感じて、
ドライバーは清々しくもこのシーズンは暑さで過酷を極めますが、マシンも熱対策等色々とクリアしなければいけない条件があり過酷です。マブチ
540は熱を与え過ぎてしまうと、後半ペースダウンを余儀なくされます。パワー系の冷却対策、負荷軽減が、最重要課題でしょう。F-1グランプリク
ラスは、ALEX RACING Winners上林選手、横井選手が息の合ったコンビネーションでセットアップを進めています。いつもと様子が違うのは、上林選手の
Fusion Racingの新車、FRF011Pでしょう。まだプロトと言う事で完成された形状ではないものの、横井選手のFRF010に匹敵するタイムをマークしています。
上林選手のマシンの動きはリアグリップがしっかり確保され、コーナーリングもパワーを掛けてしっかり旋回できているので、タイムのムラが無く、安定
感が非常に高く仕上げられています。今後のFRF011の熟成が本当に楽しみです。そのライバルとも言える、RCmagazine TeamBomber加藤選手は、祖父江選手と
共にF104ボンバーコンバージョンで参戦。このマシンも非常にシンプルな構成でありながら、高い戦闘力とタイムに繋がるコーナーリング性能が特徴。熟成
されたマシンはこの炎天下のホングウのコースでも、一際安定したタイムを刻んでいる模様。一方、紅一点はPAPER MOONの袴田選手。ブルーのPAPER MOONカ
ラーのF-1マシンを巧みに操り、相当練習を重ねているのか、殆どミスの無い走りを披露しています。チームメイトの黒田選手もマシンの動きは良い感じ。
この所本来の調子を発揮できていない黒田選手の奮起で、2台揃ってのAメイン入りに期待です。また、新潟より参戦のMOROTECH諸橋選手、小池選手は、
プロジェクト43の発売前の集大成と言えるマシンを持ち込み、卓越したコーナーリング性能を披露。やはり6輪マシンの最大の武器は、コーナーリング力
にあり、低速タイトコーナーも物ともせず旋回して行きます。全体を通しても2〜3番タイムを出している様で、終始ご機嫌なチームの雰囲気です。その他、
多くの6輪マシンがホングウに集結し、あたかも6輪ミーティングかと思わせるくらいです。Team Castrol Lotus土岐選手、TEAMサウナ斉藤選手のマシンも
快調にコースを走っています。また、和歌山TMサーキットからは、多くの選手がグランプリクラスにエントリー。中でも2001年生まれの若干10才の佐野選手は、
TMサーキットAから参戦!赤いフェラーリのボディーカラーで、未来のシューマッハを目指してこの熾烈なグランプリを1つでも上位目指して頑張って欲しい
ものです。タイムは、グランプリクラスで11秒後半から12秒前半と言った所。明日は路面コンディションも上がり、更に好タイムをマークする選手もいるかと
思うので、ハイレベルな展開が見れる事でしょう。
コースは夜からナイトレースが始まるとの事で、本日のF-1の練習走行は夕方で終了です。西日を見ながら操縦台では最後のセッティングの煮詰めに各選手
真剣に取り組んでいます。オフィシャルでは、RCスタジアムセイキからMC加藤氏が登場、Gスタイル代表の高木氏、コースオーナー小柳津氏とのコラボで、
万全の態勢です。明日に向けてバナー貼りも終え、コースサイドはF1RCGPのいつものシーンに彩られ、明日を迎えます。
大会当日
本日も晴天に恵まれ、青空の下、まさにラジコン日和です。朝からピットは大賑わいで、先ず皆がする事は日避け対策と、扇風機の稼働。やはり人間の
コンディションを保つのが先決か。受け付け、タイヤ支給を済ませ、各選手レース前の最後の練習走行を行っています。路面コンディションも朝から非常に
安定しており、今朝から昨日と変わらない好タイムをマークしている選手が多く見受けられました。F-1クラスでは木下選手の兄弟がWESTザクスピードカラー
のマシンを駆り好調に周回を重ねている模様。F-1ローカルクラスは本日このクラスのみグリップ剤を使えるルールの為、グリップ剤塗布場所が用意され、そ
こで塗って貰う様になります。F1RCGPは基本的にグリップ剤はNGの為、少しでも公平にレースを行う為、参加選手の皆さんには色々とご協力を頂きました。
その後、F-1ローカルクラスの選手も殆ど昨日と同じ様なタイムで今朝の練習走行を行っているので一安心。運営サイドは"ほんぐう"のいつもの調子で緩く、
且つ楽しくレースが進行する事で、地元でF-1を愛好しているファンにも満足して頂ければと思っています。
朝の練習走行も一段落し、各選手軽いメンテタイムに突入。ここではデフギヤのメンテナンスや、アンプのプログラム調整を細かく行っている選手が多く
いました。やはりレースはコーナーリングスピードと、トップスピード、この2つが基本です。それに空力等のセッティングを行い、上手くフロントとリア
のグリップバランスを整えるかが勝負の鍵です。F-1のカテゴリーは誰でも手軽に始められ、やってみると非常に簡単ですが、突き詰めると奥が深いもの。
これはどのカテゴリーでも言えますが、レースになると、ちょっとした1つ1つの積み重ねが効いてきます。
開会式、Formulaベストルッキングカー賞の選考と進み、競技委員長の小柳津氏より、ウェット宣言!?かと思いきや、大会会長の北澤よりすかさず訂正
のドライ宣言がなされ、いよいよF1RCGP第8戦in愛知ツインリンクほんぐうグランプリが開幕です。また、今回も平成23年東北地方太平洋沖
地震のチャリティーレースも兼ねており、善意の義援金を募りました。がんばれ日本!STAND UP JAPANを合言葉に、これからも活動を続けてま
いりますので、今後も変わらぬご支援賜ります様、宜しくお願いいたします。
※当日はRCマガジン、RCワールドが取材に駆け付けて下さいました。8月発売の9月号に掲載予定になるそうです。このレポートをご覧下さった皆さん、
それ以外の方も、是非皆さん購入し、ご覧頂ければと思います。
予選1ラウンド目
F-1ローカルクラス予選1ラウンド目、先ずは1ヒート目でホワイトのカラーが一際新鮮な近藤選手が快走。ホワイト・イエローカラーの岩瀬選手と
共に19周に突入し、19L4'09.364、ベスト12秒796をマーク。岩瀬選手は近藤選手とのバトルを演じながらも、1秒571遅れの19L4'10.935、ベスト12秒889を
マーク。続く2ヒート目では、キャメル・ロータスカラーの下茂選手が前ヒートを上回る快走で、19L4'08.684、ベスト12秒623をマークし、暫定ポールポ
ジションを獲得。このラウンド19周をマークしたのは3選手。以下、18周は6番手のブルーのマシン安藤選手まで、17周は9番手のウィリアムズ大村選手
までと、まだまだ各選手タイム差がある状態です。また、グリップ剤が使えると言う事で、前半が速いかと思いきや、殆どの選手が中盤から後半にベスト
ラップが出ています。各選手グリップ剤が切れてきた時のマシンバランスがかなり良く、セットアップが上手く行っている証拠かと思われます。
F-1スケールクラス予選1ラウンド目は、フェラーリ木村選手のみ13秒台のベストラップをマーク。13秒805で、暫定ポールポジションを獲得。2番手は
シリーズポイントリーダーのジョーダン日比野選手。惜しくも13秒台に届かない14秒004をマーク。3番手はフォースインディア橋本選手14秒177、4番手
重松選手14秒616と続きます。フェラーリ木村選手のマシンはグリップ感も高く、かなり好調の様子。予選ヒート途中で暫定ポールポジションを確信したのか、
モーターを温存する為に早めにタイムアタックを終了したのが印象的でした。
F-1クラス予選1ラウンド目。1ヒート目では急遽関東から参戦を決めたと言う、ジタンカラーの鈴木選手が他車を圧倒する速さでF-1クラス唯一の18周を
マーク。18L4'10.001、ベスト13秒519で暫定ポールポジションを獲得。このヒート、ブラウン・ティレルの三輪選手も13秒台を出しながら追うも、追撃ならず。
三輪選手は17L4'01.111、ベスト13秒969で、暫定2番手のポジション。続く2ヒート目は、練習日から好調を維持しているフェラーリ服部選手が登場。予想通り
非常に安定感のある走りを見せ、17L4'02.451、ベスト14秒104で暫定3番手のポジション。この2ヒート目の服部選手、宮野選手のフェラーリ同士のバトルは、
ギャラリーも盛り上がる大変見応えのあるものでした。
今回一番人数も多いF-1グランプリクラス予選1ラウンド目は、コンマ差を争う非常に白熱した展開が続きます。1ヒート目では早くもRCmagazine TeamBomber
加藤選手、ALEX RACING Winners上林選手、PAPER MOON袴田選手、そしてTeam Tech F-1富田選手、ZEN橋本選手と実力者が揃い踏み。なんとこのヒート、全ての
選手が20周をマークし、トップゴールしたRCmagazine TeamBomber加藤選手は20L4'03.001、ベストは唯一の11秒台となる11秒988をマーク。総合でも暫定ポール
ポジションタイムとなりました。続く2ヒート目では、MOROTECH諸橋選手がALEX RACING山下選手とのバトルを0.766差で逃げ切り、総合6番手のタイムをマーク。
それにフェイスワンレーシング近藤選手が続く展開で、近藤選手は20L4'09.257。近藤選手はアンダーステア気味のセットで波に乗れす、13番手のタイム。その後、
ヒートが進むに連れコンマ差を争う展開はヒートアップ。何とベストで12秒088の同タイムをマークする選手が3選手が並ぶ格好。AREX RACING Winners横井選手、
MOROTECH小池選手、Futaba F-1 Racing木村選手の3選手で、この3選手共暫定Aメイン入りを果たす高レベルな状況です。このラウンド総合トップ3は、1位
RCmagazine TeamBomber加藤選手、2位ALEX RACING Winners上林選手、3位PAPER MOON袴田選手でした。一方、今回唯一のリタイヤで実力を発揮できなかったのは、
TMサーキットAの佐野選手。続く最終の第2ラウンドに期待しましょう!
予選2ラウンド目
F-1ローカルクラス予選2ラウンド目。この第2ラウンドで今回は予選最後になると言う事で、各選手非常に緊張した面持ちで臨んでいます。
1ヒート目は、先ほどのラウンドでも好調のホワイトカラー近藤選手が、他車を圧倒する快心の走りで、19L4'03.940、ベスト12秒503をマーク。
このヒート2番手の岩瀬選手に約7秒ものアドバンテージを築きゴールしました。このタイムで近藤選手は自己ベストを大きく5秒424も更新し、
ポールポジションを確定します。2番手は続くヒートで逆転を掛けアグレッシブなドライビングを見せたキャメルカラー下茂選手。惜しくも近藤
選手には及ばぬタイム、19L4'07.780、ベスト12秒752でゴール。総合では19周が3選手、18周は7番手ブルーのマシン安藤選手まで。10番手には
フォースインディアカラーの伊藤選手が滑り込む形で、嬉しいAメイン進出です。
F-1スケールクラスクラス予選2ラウンド目。コース上は若干風が吹き始めていますが、先発のF-1ローカルクラスが使用するグリップ剤が上手く
路面に乗っている為か、思いの他路面グリップは良好の様子。このラウンドでは、フェラーリ木村選手がまた勢い良く飛び出し、1周目から13秒台の
ラップタイムをマーク、そして5ラップ目にベストラップ13秒875を刻みますが、惜しくも自己ベストには届かず。しかしながら、1ラウンド目に出した
タイムによって、ポールポジションを確定します。総合2番手は、ジョーダン日比野選手。同じく13秒台をこのラウンドでマークし、自己ベスト13秒989。
3番手はフォースインディア橋本選手、14秒028と続きますが、日比野選手、橋本選手両名は決勝レースも睨んでか、かなりの周回数をこなしている
模様。共に17周を走行し、かなりマシンのセットも仕上がってきている様です。決勝で木村選手を脅かせるか、期待しましょう。
F-1クラス予選2ラウンド目。このクラス、2ラウンド目では全員の選手がタイムアップする快挙を達成です!1ヒート目では、ジタンカラーの鈴木選手が
一歩抜け出し、巧みなコーナーリングワークでティレル三輪選手達の追撃を振り切ります。そして、終始安定したタイムで刻み、何と18L4'08.918、ベスト13秒
548でポールポジションを獲得!後続では、ティレル三輪選手をはじめ、WESTザクスピードカラー木下啓治選手とのバトルが勃発。0.733秒差で三輪選手が辛くも
逃げ切る形で総合3番手を決めました。ここで総合2番手に浮上したのが、フェラーリ服部選手。18L4'12.394、ベストもラウンド2番手タイムとなる13秒746を
マーク。18周には8名中5名が入り、非常に高レベルなバトルが見られました。
F-1グランプリクラス予選2ラウンド目。1ヒート目から相変わらずの白熱ぶりに、キャラリーも大盛り上がりです。1ヒート目は新旧F-1ワールドチャンピオ
ンが揃い、RCmagazine TeamBomber加藤選手、ALEX RACING Winners上林選手の対決を横目で見ながら、何とPAPER MOON袴田選手が躍進!ベストラップもラウンド通して
ベストとなる、11秒875をマークし、トータル20L4'03.730を叩き出します。しかし、1ラウンド目にRCmagazine TeamBomber加藤選手の出したタイムに僅かに及ばす、
総合2番手となります。2ヒート目では6輪マシンを駆るピンクカラーの諸橋選手が1ラウンド目を上回る快走を披露。6輪マシンの武器となるフロントの接地感を
上手く活かし、パワーのあるコーナーリングで他車をインフィールドで引き離しています。20L4'04.311、ベスト12秒036で、総合4番手にジャンプアップ。4ヒート
目ではALEX RACING Winners横井選手がTeam Castrol Lotus土岐選手との緊張感漲るバトルを征し、20L4'04.300、ベスト11秒992で総合3番手に浮上。土岐選手は
14番手から8番手にジャンプアップです!上位陣MOROTECH始め、6輪マシンの活躍が目立つラウンドでしたが、後方ではTMサーキットA佐野天良選手が嬉しい
完走を果たし、19L4'08.845で総合29番手と言う結果でした。このシーズン中で最も人数が多いF-1グランプリクラス、Aメイン常連でもBメイン落ちに泣く選手もい
たりと、色々なドラマがある予選となりました。何とRCmagazine TeamBomber祖父江選手もまさかのBメイン落ち!そんな中、同RCmagazine TeamBomber加藤選手は
ポールポジションを獲得し、連覇に向けてエンジン全開と言ったところか。
■予選順位■
F-1ローカルクラス
1位 | 近藤 美紀男 | 2R19L4'03.940
| 2位 | 下茂 博年 | 2R19L4'07.780
| 3位 | 岩瀬 英之 | 2R19L4'10.896
| 4位 | 彦坂 宣仁 | 2R18L4'01.730
| 5位 | 中野 博文 | 1R18L4'02.149
| 6位 | 福田 剛 | 1R18L4'05.433
| 7位 | 安藤 昌光 | 1R18L4'06.878
| 8位 | 山縣 朋生 | 2R17L4'01.841
| 9位 | 大村 晋太郎 | 2R17L4'07.701
| 10位 | 伊藤 利孝 | 2R17L4'11.568
| 11位 | 田中 知典 | 2R16L4'02.121
| 12位 | 野村 佳洋 | 1R16L4'06.279
| 13位 | 平石 和弘 | 1R16L4'08.319
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F-1スケールクラス
1位 | 木村 心哉 (FERR-02) | 1R13.805
| 2位 | 日比野 達也(JOGP-01) | 2R13.989
| 3位 | 橋本 努 (MCLA-02) | 2R14.028
| 4位 | 重松 隆一 (TYRL-01) | 1R14.616
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F-1クラス
1位 | 鈴木 和史 | 2R18L4'08.918
| 2位 | 服部 幸一 | 2R18L4'12.394
| 3位 | 三輪 幸太 | 2R18L4'13.101
| 4位 | 木下 政勝 | 2R18L4'13.595
| 5位 | 木下 啓治 | 2R18L4'13.834
| 6位 | 重松 隆一 | 2R17L4'05.644
| 7位 | 福島 徳雄 | 2R17L4'11.217
| 8位 | 宮野 政崇 | 2R17L4'12.098
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F-1グランプリクラス
1位 | 加藤 隆史 (BOM) | 1R20L4'03.001
| 2位 | 袴田 美緒 (PAM) | 2R20L4'03.730
| 3位 | 横井 章弘 (ALW) | 2R20L4'04.300
| 4位 | 諸橋 栄治 (MOR) | 2R20L4'04.311
| 5位 | 上林 博 (ALW) | 1R20L4'04.741
| 6位 | 小池 雄太 (MRO) | 2R20L4'05.014
| 7位 | 木村 心哉 (FUR) | 2R20L4'05.516
| 8位 | 土岐 啓太 (LTS) | 2R20L4'05.758
| 9位 | 山下 盛人 (ALE) | 2R20L4'05.910
| 10位 | 近藤 美紀男(FAR) | 2R20L4'06.593
| 11位 | 祖父江 旭生(BOM) | 2R20L4'06.793
| 12位 | 日比野 達也(ALE) | 2R20L4'07.246
| 13位 | 黒田 尚希 (PAM) | 1R20L4'08.157
| 14位 | 中谷 洋信 (HFR) | 1R20L4'08.654
| 15位 | 斉藤 和哉 (TSA) | 2R20L4'08.763
| 16位 | 橋本 努 (ZEN) | 1R20L4'10.171(Best 12.171)
| 17位 | 富田 和成 (TTF) | 1R20L4'10.171(Best 12.261)
| 18位 | 森嶋 繁樹 (HFR) | 1R20L4'11.155
| 19位 | 福田 剛 (FAR) | 2R20L4'11.502
| 20位 | 島袋 邦夫 (TMB) | 2R20L4'11.512
| 21位 | 石谷 康浩 (TTF) | 2R19L4'00.134
| 22位 | 山田 努 (PAR) | 1R19L4'00.304
| 23位 | 沓名 淳一 (TAS) | 1R19L4'01.631
| 24位 | 玉井 千尋 (TMC) | 1R19L4'01.883
| 25位 | 佐々木 康範(AID) | 2R19L4'02.397
| 26位 | 竹島 稔 (PAR) | 2R19L4'02.525
| 27位 | 高森 昭寛 (AID) | 2R19L4'05.215
| 28位 | 福島 徳仁 (FKS) | 2R19L4'06.247
| 29位 | 佐野 天良 (TMA) | 2R19L4'08.845
| 30位 | 野尻 行信 (TMC) | 2R19L4'08.959
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