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F1RCGP2011 Summer Feataが北九州のNexter Circuitで行われました。この北九州Nexter Circuitは、2009年にF1RCGPの記念すべき
第1回大会が開催された場所です。当時と比べ今ではメインコースのインドア化、そしてその隣にはミニなどストリート仕様のツーリン
グカーが走る事ができる立体交差付きのミニサーキットが設置されるなど、多くのリニューアルがなされています。しかし何時も変わら
ないのはショップ、ピットエリア、水回りなどの清潔感。女性や子供、ラジコン入門者でも気兼ねなく入れるので、週末となると
多くのお客さんで賑わいを見せます。
このSummer Festaは今年から始まったシリーズとは別の大会で、グランプリドライバーも皆一緒にF-1クラスでワイワイ走る事を
趣旨とした楽しいイベントレースです。もちろん大会会長である北澤も章典外ながらも参戦し、大会を盛り上げます。また、今年から
Festa系の大会はメインスポンサーを募り、今回はラジコンF-1タイヤで世界シェアナンバー1のZENがメインスポンサーに名乗りを上げ、
何と最後の抽選会でシャープの32型液晶テレビを寄贈してくれました。最後の抽選会で誰に当たるか、レース以上に楽しみな所でしょう。
参加人数は、F-1スケールクラス:5名、F-1クラス:34名、セーフティーカークラス(キッズクラス):3名、合計42名です。
レースが行われるサーキットは、1周150m、36mのバックストレートを持ち、細粒のフラットアスファルト舗装です。バックストレー
トエンドからインフィールドセクションに入るまでのコースレイアウトは、F-1ラジコンが気持ち良く走れるように若干広めにレイアウト
変更され、以前よりも中速域が増えました。ポイントとなるのは中ストレートエンドのライン取りと、そこからコントロールラインを
超えて最初に訪れる高速1コーナーです。できる限り滑らかなライン且つ、大胆な攻めがタイムアップのポイントですが、反面リスク
もあるので注意が必要です。
また、今回のSummer Festaは実車F-1でも使われているセーフティーカーをモチーフにしたマシンで競う、セーフティーカークラス
を設定し、子供たちだけ限定でレースを行いました。昨年の第4戦もここのサーキットで同クラスが行われ、約1年振りのレース。
参加メンバーもそれぞれが上達して、非常に上手くなっています。将来はF-1チャンピオン目指して頑張ってもらいたいですね!
プラクティスDay
前日の土曜日は朝から徐々に走行台数が増え、お昼頃にはコースはF-1マシンでいっぱいです。タイム的にはF-1クラスで14秒中盤から
後半が出れば速い様です。ブルーのマシン春日選手は早くも14秒中盤付近をマークし、好調を見せています。グランプリドライバーの
ZEN橋本選手、PRO2.stn堀田選手、いけと〜ん芳之内選手も14秒台に乗せそれに続く格好です。また、地元のエキスパートドライバー廣
田選手も他に負けずに快走しています。ここのF-1シリーズ戦では常に上位を争うだけに、セッティングノウハウも豊富にあるのでしょ
う。スケールカークラスは今回も気合の入ったカラーリングのマシンが多く、コースのゼブラを攻めるシーンは実車のマシンを見ている
かの様です。セッティングのほぼF-1クラスと同じで行ける様で、車幅の違いだけと言う感じです。コースサイドには色とりどりのスポン
サーバナーも貼られ、雰囲気はシリーズ戦と同じく盛り上がりを見せています。明日のレースに備え、スタッフミーティングも済ませ、
いよいよ2011 ZEN Summer Festa明日開幕です!
大会当日
大会当日は薄曇りながら日差しも見える天候に恵まれます。今回からスポンサーメーカーのYokomoより参加者全員が自由に使える
タイヤセッターを協賛され、ピット入り口のタイヤセッタースペースに設置させて頂きました。各選手受付を済ませ、コントロール
タイヤをGETして早速削りに行っている様です。コースの方は選手も走り出し、徐々に路面も上がり始めます。本日も朝から春日選手、
堀田選手、橋本選手などが好調な様子。特にマルボロカラーの堀田選手は、中ストレートエンドのライン取りが素晴らしく、安定して
好タイムを刻んでいます。また、ウィリアムズカラー玉城選手、フットワークカラーの大町選手、ブルー&ライトブルーのNEXTERカラー
の松永選手、そして大会会長のオレンジFutabaカラー北澤選手もコースインし、車の感触を確かめながらもハイペースで走行を重ねて
います。大会会長北澤選手、昨日の練習走行もたっぷり行い、マシンの動きもかなり良さそうです。
開会式には先ず大会会長の挨拶、そして今回のメインスポンサーであるZENの橋本氏から挨拶がありました。今回は32型液晶テレビ
がZEN賞として提供されますが、これは最後の抽選会で専用のくじ引きにより決定され、くじは各エントリー1つに付き1枚、そして
決勝各メインのトップ3の選手に更に1枚配られ、確立変動式になる趣旨が説明されました。各参加者はレースもさることながら、
最後の抽選会も楽しみにしている様で、ひしひしと気合が伝わってきます。その後、レースレギュレーションの補足、ペナルティー等
の説明が競技委員長、審判委員長から伝えられ、ドライ宣言の下、レースがいよいよ開幕となります。
予選1ラウンド目
F-1クラス予選1ラウンド目。1ヒート目では名門いけと〜ん?のグランプリドライバー芳之内選手、そしてブルーのカラーが
トレードマークの春日空選手がレースをリード、共にアグレッシブな走りで、16周をマーク。春日選手は16L4'05.040、ベスト
14秒890でトップゴール、続くヒートでは各選手非常にレベルの高い展開。グリーンのジョーダンカラー橋本選手が抜け出し、
それを追いブルーのリジェカラー高井選手、ホワイト・グリーンの白川選手のバトルが展開。終始安定した走行でジョーダン
橋本選手がトップゴールで16L4'01.550、ベスト14秒860で17周に迫る勢いを見せました。このヒートは4番手、フットワークカ
ラーの大町選手まで16周を記録。そして3ヒート目では、序盤からオレンジのFutabaカラー北澤選手がレースをリード。マシンは
F103イヤーレーシングコンバージョンで、リンクサス仕様。2位を走るマルボロカラー堀田選手もペースが速く、2台が抜け出す
格好で、レースをリード。そして北澤選手は17周を記録。17L4'13'590、ベスト14秒700をマークし、暫定ポールポジションとなり
ます。最終ヒートではブラック・ブルーのマクラーレンパターンの大北選手がレースをリードしトップゴールを果たしますが、
16L4'09.870、ベスト15秒060どまり。総合では、1位北澤選手、2位橋本選手、3位堀田選手、4位春日空選手、5位芳之内選手
と言う順。17周は北澤選手1人、16周は14位のマルボロ・マクラーレン石川選手まで入れてきました。
スケールクラスは5台でのベストラップ争いです。1周目はグリーンのロータスカラー松原選手が16秒270でいきなりトップに
たち、2周目も好調なラップタイムで16秒060までタイムを伸ばします。しかし、2周目移行は15秒台に入れてきたスーパーアグリ
カラーの堀田選手がトップに立ち、15秒350までタイムを上げてきます。ボーダフォンマクラーレン石川選手も果敢にインを攻め
15秒630までタイムを押し上げますが、スーパーアグリ堀田選手が最終ラップに15秒280のスーパーラップを出し、暫定ポールタイム
を守りきりました。このラウンド2位はボーダフォンマクラーレン石川選手、3番手にもボーダフォンマクラーレン太田選手が入り、
マクラーレン2、3位体勢です。
予選2ラウンド目
F-1クラス予選2ラウンド目。各選手徐々に気合も入り、ペースアップを図りたい所ですが、今回は予選総合組み換えが無く、常に
同じ組で予選が争われます。トップに立っても周回遅れをいかに上手く交わし、タイムロス無く走行するのが重要になってきます。
F-1クラス予選2ラウンド目、1ヒート目でオレンジ・ホワイト・ブラックのHitecカラー芳之内選手が1ラウンド目を上回るペースで
快走。自己ベストを2秒05上回る16L4'04.310、ベスト15秒050で総合4番手に浮上。続くヒートではグリーンのジョーダンカラー橋本選手が
果敢にインを攻めるアグレッシブな走りでベストラップ14秒780をマークしながら、17周に迫る16L4'00.310をマーク。そして、次のヒートでは
トップスタートのオレンジ・Futabaカラー北澤選手が14秒620のベストラップを出しながらの好走を見せるも、中盤に高速コーナーで大きくミス
し、代わってトップに立ったマルボロ・マクラーレン堀田選手がここまでで2人目となる17周に放り込み、自己ベストを大きく更新。17L4'14.610
で総合2番手にジャンプアップ。最終ヒートでは、こちらもマルボロ・マクラーレンカラー待鳥選手が、前ラウンドのミスを帳消しにする素晴らしい
安定感のある走りでレースをリード。トップゴールを果たし、22番手から11番手に多きく順位を上げてきます。Aメインまであと少しです!総合
暫定結果は1位北澤選手、2位堀田選手、3位橋本選手、4位芳之内選手、5位春日空選手と言う順。16周には21番手廣田選手まで入れてきています。
F-1スケールクラス予選2ラウンド目。このラウンドもスーパーアグリカラー堀田選手の好調が窺えます。前よりコーナリングスピードが増して、
セッティングもかなり決まっている様子で、後続を寄せ付けないペースで周回を重ねています。何とF-1クラスのタイムにも迫る15秒090のベストラップ
を出し、暫定ポールポジションをキープ。2番手はボーダフォン・マクラーレンカラーの太田選手が自己ベストを0.26秒上げ、15秒500dで総合3番手から
2番手へ浮上します。総合3番手は石川選手、4番手は橋本選手、5番手は松原選手の順。グリーンのロータスカラーが美しい松原選手は15秒台まで
もう少しの所です。次の最終ラウンドは頑張ってほしいですね。
予選3ラウンド目
最終の予選3ラウンド目。F-1クラスでは1ヒート目の芳之内選手、松永選手のバトルが会場を沸かせます。ここNexter Circuitの店長でもある松永
選手はブルーのNexterカラーのマシン。ライン取りも鮮やかに一時トップにも立ちますが僅かに芳之内選手には及ばず2番ゴール。しかしながら総合では
15番手から7番手に大きくジャンプアップし、Aメイン入りを果たしました。続くヒートではジョーダンカラー橋本選手の後半でのミスを上手く付き、
ウィリアムズ玉城選手がトップに立ち、そのまま安定した走りでゴール。何と自己ベストを3秒80更新し、こちらも6番手から4番手に大きく順位を上げ
ています。そして、上位陣が揃う注目の3ヒート目は、北澤選手が2周目に軽く縁石にサスアームをヒットさせ1.5秒程タイムロスをしますが、マルボロ・
マクラーレン堀田選手の追撃を許さずトップゴールを果たし、17L4'13.710、ベスト14秒630をマーク。しかし、自身が1ラウンド目に出したベストより
0.12秒及ばず。そうは言うものの、総合ではこの1ラウンド目のタイムでポールポジションが確定しました。堀田選手はこの最終ラウンドで同じくベスト
13秒630をマークしています。堀田選手は2グリッドを確定していますので、決勝での2台の対決に注目です。そして最終ヒートでは、マクラーレン待鳥
選手が自己ベストとなる16L4'06.970、ベスト15秒030で総合10番手、Aメインに滑り込みます!同ヒートでトップ争いを演じたグリーン・ブラックカラー
の山崎選手は惜しくも11番手!勝負の明暗が大きく分かれたラウンドとなりました。
F-1スケールクラス第3ラウンド。このラウンドはスーパーアグリ堀田選手が余裕の予選出走キャンセル。代わってトップっゴールを果たしたのは、
グリーンのジョーダンカラーが一際目立つ橋本選手。ベストラップは15秒250と堀田選手のタイムには及びませんが、総合2番手にジャンプアップ。
ZENのスポンサード大会に恥じる事無い好走に、ギャラリーからも大きな拍手と、決勝での期待が寄せられています。このラウンドでは3番手太田
選手から5番手松原選手まで自己ベストを更新。ロータス松原選手は15秒台に叩きこみ、15秒820をマーク。決勝ではタイヤローテーション等色々な
戦略があると思いますので、まだまで順位は分からないでしょう。
セーフティーカークラス予選。2分間で争われる短い予選ですが、各車去年にも増して熱いバトルが展開されました。予選トップに立ったのは
イエローのカラーが何処かでお馴染みの松尾レオ選手。昨年にからは想像できないくらいドライビングが上達しており、ラップ遅れも次々とパス。
2位と1周差となる7L2'09.170、ベスト18秒010をマーク。2番手はホワイト・グリーンカラーの小野選手、3番手はイエロー・ホワイトカラーの
廣兼選手と言う順位です。続く決勝ラウンドでもこの3者の争いに注目です!
■予選順位■
セーフティーカークラス
1位 | 松尾 レオ | 1R7L2'09.170
| 2位 | 小野 大輝 | 1R6L2'03.250
| 3位 | 廣兼 蓮 | 1R6L2'19.010
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F-1スケールクラス
1位 | 堀田 幹雄 | 2R 15.090
| 2位 | 橋本 努 | 3R 15.250
| 3位 | 太田 宏臣 | 3R 15.420
| 4位 | 石川 善教 | 3R 15.500
| 5位 | 松原 浩光 | 3R 15.820
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F-1クラス
1位 | 北澤 秀郎 | 1R17L4'13.590
| 2位 | 堀田 幹雄 | 2R17L4'14.610
| 3位 | 橋本 努 | 2R16L4'00.310
| 4位 | 玉城 弘貴 | 3R16L4'01.820
| 5位 | 大町 健造 | 3R16L4'03.380
| 6位 | 芳之内 剛 | 3R16L4'03.820
| 7位 | 松永 幸治 | 3R16L4'03.830
| 8位 | 春日 空 | 1R16L4'05.040
| 9位 | 斧田 直樹 | 3R16L4'06.820
| 10位 | 待鳥 勝浩 | 3R16L4'06.970
| 11位 | 山崎 雅義 | 3R16L4'07.000
| 12位 | 小野 和典 | 3R16L4'07.320
| 13位 | 廣田 郷史 | 3R16L4'07.510
| 14位 | 大北 満久 | 3R16L4'07.690
| 15位 | 春日 亮介 | 3R16L4'07.710
| 16位 | 野見山 敦 | 3R16L4'09.550
| 17位 | 本川 晋太郎 | 3R16L4'09.690
| 18位 | 高井 秀樹 | 2R16L4'09.850
| 19位 | 石川 善教 | 2R16L4'11.820
| 20位 | 松原 浩光 | 3R16L4'11.840
| 21位 | 白川 勉 | 2R16L4'12.490
| 22位 | 太田 宏臣 | 1R16L4'12.610
| 23位 | 野間口 剛 | 2R16L4'13.940
| 24位 | 末 雷蔵 | 2R15L4'04.170
| 25位 | 沖原 義成 | 2R15L4'08.290
| 26位 | 吉田 俊扶 | 2R15L4'09.740
| 27位 | 大島 浩二 | 2R15L4'15.700
| 28位 | 樋口 春樹 | 2R14L4'03.130
| 29位 | 西口 淳也 | 2R14L4'13.000
| 30位 | 小野 大輝 | 2R14L4'13.240
| 31位 | 原田 純 | 3R14L4'16.030
| 32位 | 荻原 雅俊 | 3R13L3'58.140
| 33位 | 田原 政憲 | 3R13L4'09.080
| 34位 | 廣兼 蓮 | 3R 6L3'16.080
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