天気:晴れ(屋内)、気温:14℃、湿度:45%、路面温度:12℃
F1RCGP2012のシリーズ開幕戦が、奈良県にあるRCスタジアムセイキ(室内オンロードサーキット)で開催されました。ここRC
スタジアムセイキでのF1RCGP開催は4回目、開幕戦は去年、一昨年に引き続き3年連続になります。関西地方ではF-1イベントのメッ
カとして、ここ数年非常に盛り上がりを見せているサーキットの1つです。サーキットのオープンは、2008年4月からで、今年で4周年
を向かえ、益々ユーザーも増えて盛り上がりを見せています。特に近年ではサーキットスタッフの頑張りで、F-1クラスの人気が高ま
りつつあり、活気とレベルも上昇中です。店頭のスタッフは、RCカー、バッテリー、充電器などの周辺機器の事を熟知しており、RC
ファンのアフターケアも万全の体制。品揃えに関してはAtlantisブランド製品が特に強く、新製品のアンプ、モーターのラインナ
ップがとても充実しています。近年主流になったLiPo、LiFeバッテリーに関しては、Atlantisブランド製品も力を入れており、多く
のテストが同サーキットでなされ、素晴らしい品質の製品がリリースされている所です。また、スペアパーツはタミヤ系を中心に各
社品揃えが充実してきており、去年にましてRCショップとしての役割も大きくなっています。
サーキット施設に関しては、1Fに本格的な細粒アスファルト路面の電動オンロードサーキットが1面、2Fにカーペット路面の電動
ドリフトサーキットがあります。何と言ってもこのサーキットのメリットはインドアなので、雨の心配もなく、週末になると大勢の
お客さんで賑わいを見せます。また、冷暖房も完備しているので、寒い時や暑い時でも快適なラジコン走行がいつでも楽しめます。
そういったユーザーフレンドリーな部分が充実している事で、親子連れにも来やすいサーキットになっています。お近くの方も、遠方
の方も、是非サーキットに遊びに行ってみてください。
開幕戦の舞台となるのは、1Fのアスファルト路面の電動オンロードサーキットです。1周160m、25mのバックストレートを持ち、路
面は細粒のフラット舗装。毎年12月にコースレイアウト変更がなされる事になっているので、前回のF1RCGPとは今回のレイアウトは
異なります。いずれにしても、F1RCGPシリーズ戦の中でも超テクニカルサーキットの1つに数える事が毎回できるくらい、切り返し
も多いタフなレイアウトになっています。
レースウィークは比較的好天に恵まれ、去年よりは寒さも和らいでいます。今回はSEIKI特別ルールのもと、ローカルクラスも
設けられ、かなり多くのエントリーが集まりました。参加人数はF-1ローカルクラス:26名、F-1クラス:19名、F-1スケールクラス:4名、
F-1グランプリクラス:18チーム26名、合計75名です。これはRCスタジアムセイキ史上最大のエントリー数で、スタッフ各位の日々の努力
の賜物と言えます。2012年より変更されたレギュレーションは、F-1クラスは特に無く、F-1スケールクラスは簡単なハイノーズ規制とパ
ワーソースがブラシレス21.5Tになった事、F-1グランプリクラスは厳格なハイノーズ規制が加わった事です。また、スケールクラスの決勝
レース中に行われるピット作業は、タイヤローテーションからタイヤ交換へと変わりました。これによって前に比べピット作業がスムーズ
に行われ全体の時間短縮が期待されます。また、決勝レースで、以前は下位メインで場合によっては1、2名で行われていたものを、
より多くの人数で最後まで競えるかたちに修正しました。今後も適宜より良いかたちに修正を加え、参加選手皆さん、そしてギャラリーの
皆さんに楽しんでもらえるようにして行きたいと思っておりますので、ご指導ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願いいたします。
昨年11月に最終戦香港GPを終え、この1ヶ月あまりの短いオフシーズンに各選手やチームで多くのテストが行われた様で、この2012年
開幕レースに合わせて多くのニューアイテムがお披露目されるのも開幕戦の見所の1つです。RCスタジアムセイキの場合は毎年コースレイ
アウトが更新されるので比較は難しいですが、パーマネントコースで同一レイアウトのサーキットの場合、毎年ドライビング、マシンの
レベルアップを感じる事ができるのでしょう。日々進化するレースシーン、今シーズンの終わりは誰も予想できないからこそ、皆さん1戦
1戦を大事に戦って頂きたいものです。F1RCGPAは今後も厳正なレースルールのもと、真のF-1チャンピオンを決定していきます。
プラクティスDay
前日は練習走行日。非常に多くの選手がサーキットに集まる為、時間帯によって組み分けを行い、できる限りスムーズに皆が練習できる
様に配慮されました。特に今回F-1ローカルクラスの人数が多く、いつもに増して活気が溢れています。F-1ローカルクラス、F-1クラス共に
地元のベテランドライバー冨田選手、中久保選手、菊池選手、山路選手が好調の様です。F-1ローカルクラスは14秒台前半、F-1クラスは14秒
台後半のラップがターゲットタイムの様です。F-1ローカルクラスはノンブーストタイミングのブラシレスモーターのレギュレーションで、
モーターメンテナンスフリーの為か、各選手走行回数が2倍くらいになっている模様。その分マシンセットアップに時間を掛けられ、仕上がり
も非常にスピーディーになっています。F-1クラスは三輪選手を筆頭に、服部選手等、中京地区の遠征ドライバーが好ラップを出しています。
共にまだF-1クラスで優勝を飾れていないので、この開幕戦への意気込みはただならぬものがあるのでしょう。F-1スケールクラスは、今年から
21.5Tブラシレスパワーユニットがレギュレーションで認められた事もあり、走行もスピーディーになります。その分、マシンセットは去年に
増して重要なファクターとなり、四国遠征組のウィリアムズ大崎選手、マクラーレン磯部選手、そして、関東遠征組フォースインディア橋本
選手も真剣な面持ちで練習に励んでいます。ナロートレッドでいかに効率良く路面に駆動を伝えるかと言う事と、コーナーリングフォースで
マシンが転倒しないように、Tバーやサス周りを集中的に煮詰めています。F-1グランプリクラスは、マイノーズ規制元年の節目のレースです。
各チーム色々なボディーをテストしてきた様で、中でもシェブロン製のボディーが人気を博している様です。好調にラップを重ねるのは、2010
年コンストラクターズチャンピオンのALEX RACING Winners上林選手、横井選手が好調。ストレートスピードもさることながら、コーナーリング
の回頭性が良く、このRC Stadium SEIKIにあったセットアップを既に完璧に施している様です。また、TEAM ATLANTISに今年から移籍した田村選手
も少ない走行回数ながら、非常に良いラップをたたき出しています。チームメイトで今回初参戦の荻野選手とのチームワークも万全で、TRGのマシン
を路面状況に合わせて的確にセットアップしています。そして、2年連続のドライバーズチャンピオンのTeamBomber加藤選手も、好タイムをマーク。
いつものアグレッシブなドライブも健在で、メリハリのある加速で後続をぐんぐん引き離しています。タイムは12秒後半から13秒前半と言った所。
熟成の進んだBomberコンバージョンはチャンピオンを取ってからはユーザーも増え、他のクラスにも多くのユーザーが居り、加藤選手自ら丁寧に
ユーザーにセッティングアドバイスしていたのが印象的でした。そして、最後に練習走行でスーパーラップを出したのが、MOROTECH諸橋選手。
12秒後半で周回する場面もあり、好調さを猛烈アピールしています。他、去年の開幕戦優勝者、Team Tech F-1冨田選手、去年の最終戦の香港大会
で活躍したPAPER MOON黒田選手、荒川選手も順調な仕上がりを見せている様です。本当に僅差の争いが続くF-1グランプリクラス、レースが始まる
まで誰がリードするか予断の許さない状況が続いています。明日の開幕戦、日頃の練習の成果を思う存分発揮して頂き、素晴らしいレースを見せて
もらいたいものです。
大会当日
非常に寒い朝となりましたが、会場には早朝から大勢の参加者が集まっています。ピットスペースに車から荷物を移し、準備を一通り終え
一服した後には、受付、コントロールタイヤの受け取り、練習走行と進んでいきます。今朝の路面グリップは昨日とさほど変わらず。各クラス
ほぼ昨日と同じタイムを出し、マシンの感触等を確認しています。やはりエントリーが多い為、当日の練習走行もクラス分けを行い、皆が平等
且つ安全に走行できるようにしました。F-1ローカルクラスでは、前日好調だった冨田選手、菊池選手に加え、副田選手、佐武選手のタイムも上
がってきた様です。F-1クラスは福角選手がトップスピードも伸びて、快調に周回を重ねています。路面グリップが上がってくると、若干オーバ
ーステア気味になるので、比較的パワーの無いF-1クラスはコーナー出口で失速させない様なセットアップがポイントの様です。F-1スケールクラ
スは昨日の路面で各選手かなりセットを煮詰めたせいもあり、マシン転倒も無く皆好調に周回しています。規定の50周の周回数を回るための燃
費も問題ない様子。後は本番でのタイヤ交換がポイントになってくるでしょう。F-1グランプリクラスは、昨日好調だったMOROTECH諸橋選手をは
じめ、RCmagazineTeamBomber加藤選手、そしてALEX RACING Winners上林選手、横井選手も順調な仕上がりを見せています。タイムアップにはイ
ンフィールドでマシンバランスを最適にセットアップする必要があり、殆どの選手が弱オーバーステア気味にセットしている様です。MOROTECH
諸橋選手、TEAMサウナ斎藤選手、Team Castrol Lotus土岐選手等、6輪マシンの挙動はそんな中、至ってナチュラルな挙動を見せています。本番
でも6輪マシンが勢いを見せるか、期待が高まりつつあります。今年から独自のEXOTEK向けオリジナルシャーシでF1RCGPに挑むHiroFactory Racing
Family中谷選手、森嶋選手もEXOTEK F1Rコンバージョンで好調さをアピールする好ラップを披露。特にサイドショックが生み出すコーナーリング
中の安定感の高さに定評がある様です。
今年初の開会式も終え、いよいよ2012年のシーズンが開幕となります。セイキ代表の栗本氏の挨拶では、今回多くの方が来場して頂いた感謝の
コメントと、選手の皆さんの健闘が称えられF1RCGP2012第1戦セイキグランプリ、スタートします。※当日はRCマガジンの方が取材に来て頂きま
した。3月発売の4月号に掲載されると思いますので、こちらもチェック忘れずに宜しくお願いします。
予選1ラウンド目
F-1ローカルクラス予選1ラウンド目。このローカルクラスの予選は4分間のベストラップで争われます。先ずは1ヒート目、ザウバーカラーの
中久保選手が序盤から飛び出し、他車を寄せ付けぬ快走。ベスト14秒550で暫定トップタイムでゴール。続く2ヒート、3ヒート目では、ホワイト・
ブルー・イエロー・オレンジのカラフルなファイヤーパターン菊池選手、マクラーレン佐武選手、ホワイト・パープルカラーの冨田選手などが奮起し、
周回でも17周をたたき出す快走を見せます。ここで菊池選手が14秒020のスーパーラップで暫定ポールポジションを獲得。2番手は冨田選手、14秒140
で続きます。3番手は最終ヒートにあたる4ヒート目で副田選手の出した14秒240。副田選手のマシンはベネトンで、コース内の混雑を避けながら
タイムアタックのタイミングを見計らって居たのが功を奏した様です。
F-1クラス予選1ラウンド目、おなじみの蛍光イエローカラーの高岡選手が安定した走りで16L4'08.050、ベスト15秒170でトップゴール。2番手は
1周目の大きなミスの後、14秒880のベストを出しながら追いついてきたグリーン・ブラックの服部選手、16L4'11.930。2ヒート目は、今年から
ラルースカラーに変更した三輪選手。イエローカラーの山路選手との僅差のバトルを競り勝ち、トップゴール。16L4'02.890、ベスト14秒860。ラル
ース三輪選手はこのタイムで暫定ポールポジションを獲得。総合暫定2番手のタイムを出したのは、3ヒート目出走の、フェラーリ福角選手。
16L4'02.980、ベスト14秒790で、三輪選手とのタイム差僅か9/100秒。まさに激戦が始まっています。
F-1スケールクラス予選1ラウンド目。フォースインディア橋本選手が序盤から15秒台のハイペースで飛ばします。2番手追走を見せるのは、
ティレル重松選手。17秒台、16秒台、15秒台と徐々にペースを上げてきています。結局暫定ポールポジションはフォースインディア橋本選手、
14秒340、2番手ティレル重松選手、15秒080、3番手はウィリアムズ大崎選手、15秒200、4番手マクラーレン磯部選手、17秒340と言う結果に
なりました。磯部選手は若干オーバーステアに苦戦している様で、続くヒートではセットを見直し是非頑張ってもらいたい所です。
F-1グランプリクラスは半数以上の選手が18周をマーク。18周でも前半若しくはシングルタイムを残さないとAメインに残るのは厳しい状況
です。1ヒート目ではHiroFactory RacingFamily中谷選手がレースをリード、ゴールタイムは18L4'08.040、ベスト13秒330で暫定総合7番手
のタイムをマーク。2ヒート目、ALEX RACING Winners上林選手、PAPER MOON黒田選手との競り合いを征し、18L4'04.770、ベスト13秒300。
黒田選手はベスト13秒130まで出しており、ラウンドトップタイム。続く3ヒート目では、Team Tech F-1冨田選手が徐々にペースを上げてトップ
に立ち、18L4'04.640、ベスト13秒230で、総合2番手のタイムをマーク。そして、予選暫定トップに立ったのは、MOROTECH6輪マシンを駆る、
MOROTECH諸橋選手。序盤からALEX RACING Winnersの横井選手とのバトルが続きましたが、ベテランらしい終始冷静なドライビングで最後まで
ペースを維持し、18L4'03.750、ベスト13秒190で、トップゴール。横井選手は18L4'04.670、ベスト13秒160で暫定総合3番手。18周4秒台が3名
と、上位陣非常に接戦が繰り広げられています。そんな中、6輪マシンの好調さが際立ったラウンドでした。
予選2ラウンド目
F-1クラス予選2ラウンド目。1ラウンドのタイム集計をもとに予選ヒートの組み換えが行われ、同じ実力のドライバー同士が出走を同じにす
るので、更にタイムアップが期待されます。F-1ローカルクラスは、最終組のホワイト・ブルー・イエロー・オレンジのファイヤーパターン菊池
選手、そしてホワイト・パープルのファイヤーカラー冨田選手が揃って13秒台をマーク!菊池選手が13秒910、冨田選手が13秒980で共に暫定1位、
2位をキープ。3番手には、マクラーレン佐武選手が13秒台にあと少しと迫る、14秒000をマークし、ポジションを1つ上げます。また、4番手に
はザウバー中久保選手が14秒060を出し、7番手よりジャンプアップ!
F-1クラス予選2ラウンド目。このクラスも最終ヒートに素晴らしいレースが予選から見られます。マルボロカラーの江坂選手が、序盤から
14秒台を連発してハイペースで走行を重ね、後半までペースを落とすことなくゴール。何と17L4'12.430、ベスト14秒460と暫定ポールポジション
を奪取します。2番手はロスマンズの吉牟田選手。後半にペースを立て直し、14秒台後半で走行し、17L4'12.750、ベスト14秒530をマーク。
3番手は先ほどまで暫定ポールポジションだった三輪選手、17L4'14.920、ベスト14秒650。この3選手が17周に突入。16周のトップタイムは4番手
のグリーン・ブラックの服部選手。服部選手は最終組の前の出走だったので、ペース配分がやや難しい分、この後のヒートも頑張ってほしい所です。
この時点でAメインボーダーはレッドブルカラーの草刈選手の16L4'07.520と先ほどよりも引き上げられました。
F-1スケールクラス予選2ラウンド目。このラウンド、先ほどまでトップタイム14秒340をマークしているフォースインディア橋本選手は出走せず、
3台の争い。序盤から早くも15秒台で刻んできたのは、ウィリアムズの大崎選手。そして5周目には14秒台までペースアップし、14秒700のベストを
出し、ティレル重松選手を抜き、暫定総合2番手にジャンプアップ。ティレル重松選手は15秒450で、1ラウンド目のタイムには届かず。マクラーレン
磯部選手は16秒台に入れ、16秒450をマーク。0.89秒も自己ベストを縮め、素晴らしい走りを見せてくれました。
F-1グランプリクラス予選2ラウンド目。ヒートが進むに連れ、徐々に自己ベストを塗り替える選手が続出。最終ヒート近くには徐々に緊張感が
増し、ギャラリーも息を飲む展開になってきました。最終ヒートでは、ALEX RACING Winners上林選手が素晴らしい走りで唯一の19周に入りました!
タイムは19L4'13.060、ベスト12秒960。上林選手の駆るFusion Racing FRF011は抜群のグリップと回頭性能を発揮。上林選手の卓越したドライビング
と相まって、抜群のタイムを出します。2番手はMOROTECHの諸橋選手。6輪ユーザーのロマンを乗せて、自己ベストを更新しての堂々の2番手タイム、
18L4'01.170、ベスト13秒140をマーク。まだ僅かなミスがあるので、次のラウンドでは修正してほしい所です。3番手にはTeam Tech F-1の冨田選手が
2番手よりダウン。4番手にはRCmagazine TeamBomber加藤選手が18L4'03.720、ベスト12秒960で、6番手から浮上。ベストは上林選手と同じなので、
続くヒートで更なる躍進が期待されます。
予選3ラウンド目
F-1ローカルクラス3ラウンド目。やはりヒートが進むに連れ路面状況も良くなり、このラウンドもタイムアップする選手続出か!?ローカル
クラス最終組では、やはり菊池選手、冨田選手の争いが激化。菊池選手はタイムを更新し、13秒700までラップを伸ばします。冨田選手も負けじと、
13秒720のベストを更新し追走。菊池選手のポールポジションが確定したものの、決勝で誰が勝つかまだ全くわかりません。総合3番手はザウバー
中久保選手も13秒台に入れてきて13秒990。これら上位3名が13秒台をマークししました。Aメインボーダーは、レッドブル西口選手、14秒310。
上位10名の差僅か0.61秒差と、RCスタジアムセイキのローカルクラス、熾烈を極めます。
F-1クラス予選3ラウンド目。2ヒート目で蛍光イエローカラーの高岡選手が自己ベスト更新の16L4'04.740、ベスト14秒900を出して以降、
路面のグリップが徐々に落ち始め、時折ラインオーバーやスピンをする選手も出てきました。最終ヒートではロスマンズ吉牟田選手が江坂選手
を抑えてトップゴールするも、タイムは16L4'07.140と、前のラウンドに比べ約1周タイムダウンしています。路面状況がここに来てとても悪く
なってきている様です。気温が落ちてきているのもありますが、明確な原因は不明で、これは皆にとっても想定外な出来事。今後のマシンセット
を大きく変えないといけなさそうです。F-1クラスのポールポジションは前のラウンドのタイムが有効となり、マルボロカラーの江坂選手が獲得
しました。2番手吉牟田選手、3番手三輪選手、上位陣のオーダーは変わらずです。
F-1スケールクラス予選3ラウンド目。路面状況の悪化はF-1スケールクラスでも収まらず、ウィリアムズ大崎選手が前のラウンドに続きトップ
タイムを出しますが、15秒350と、前のラウンドの0.65秒ダウン。2番手はティレル重松選手、16秒570、3番手マクラーレン磯部選手、17秒140。
結局このクラスも2ラウンド目までのタイムが有効となり、フォースインディア橋本選手がポールポジションを獲得しました。
F-1グランプリクラス予選3ラウンド目。やはりハイパワーのグランプリクラスも各選手タイムを落とす選手が続出。しかし、そんな中、流石
の走りを上位陣は披露してくれました。最終ヒートでは、MOROTECH諸橋選手と、現チャンピオンRCmagazine TeamBomber加藤選手が終始殆どタイム
差の無いバトルを演じ、最後にMOROTECH諸橋選手がトップゴール。18L4'10.730、ベスト13秒550とタイムは2ラウンド目の上林選手に及びませんが、
決勝に繋がる価値あるトップゴールです。ポールポジションを獲得したのは、2ラウンド目のタイムで、ALEX RACING Winners上林選手に決まりまし
た。F1RCGP2010シリーズRound2谷田部アリーナグランプリ以来約2年ぶりとなるポール獲得に、本人の喜びもひとしおでしょう。
■予選順位■
F-1ローカルクラス
1位 | 菊池 涼太 | 3R13.700
| 2位 | 冨田 洸平 | 3R13.720
| 3位 | 中久保 昌弘 | 3R13.990
| 4位 | 佐武 良昭 | 2R14.000
| 5位 | 佐野 和雄 | 2R14.070
| 6位 | 橋本 知尚 | 3R14.090
| 7位 | 小谷 宣公 | 3R14.100
| 8位 | 副田 泰司 | 3R14.160
| 9位 | 荻野 健司 | 3R14.230
| 10位 | 西口 竜二 | 3R14.310
| 11位 | 田山 学 | 3R14.320
| 12位 | 土井 昌登 | 3R14.380
| 13位 | 池西 威彦 | 2R14.480
| 14位 | 岡田 浩嗣 | 2R14.550
| 15位 | 増井 秀樹 | 1R14.570
| 16位 | 辻本 光弘 | 3R14.580
| 17位 | 高橋 和久 | 3R14.590
| 18位 | 玉置 芳弘 | 2R14.690
| 19位 | 佐藤 義範 | 3R14.800
| 20位 | 西中 将司 | 2R14.870
| 21位 | 木本 如信 | 3R15.030
| 22位 | 海堀 修平 | 3R15.150
| 23位 | 菱田 正彦 | 3R15.180
| 24位 | 熱田 秀樹 | 3R15.270
| 25位 | 大西 友紀 | 1R15.290
| 26位 | 武田 洋幸 | 3R15.470
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F-1クラス
1位 | 江坂 雅輝 | 2R17L4'12.430
| 2位 | 吉牟田 広樹 | 2R17L4'12.750
| 3位 | 三輪 幸太 | 2R17L4'14.920
| 4位 | 服部 幸一 | 2R16L4'00.180
| 5位 | 増井 秀樹 | 2R16L4'02.550
| 6位 | 福角 仁 | 1R16L4'02.980
| 7位 | 山路 貴久 | 1R16L4'03.400
| 8位 | 高岡 一仁 | 3R16L4'04.740
| 9位 | 池西 威彦 | 1R16L4'04.900
| 10位 | 草刈 直仁 | 1R16L4'07.520
| 11位 | 古川 守 | 3R16L4'07.580
| 12位 | 重松 隆一 | 1R16L4'09.450
| 13位 | 福島 徳雄 | 2R16L4'09.850
| 14位 | 長崎 一久 | 3R16L4'10.500
| 15位 | 熱田 秀樹 | 3R16L4'12.140
| 16位 | 池上 たつや | 3R16L4'12.490
| 17位 | 林 大介 | 3R16L4'14.490
| 18位 | 山口 広信 | 1R15L4'05.530
| 19位 | 吉牟田 直樹 | 3R13L4'01.500
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F-1スケールクラス
1位 | 橋本 努 (FOIN-01) | 1R14.340
| 2位 | 大崎 隆司 (WILL-01) | 2R14.700
| 3位 | 重松 隆一 (TYRL-01) | 1R15.080
| 4位 | 磯部 靖哲 (MCLA-01) | 2R16.450
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F-1グランプリクラス
1位 | 上林 博 (ALW) | 2R19L4'13.060
| 2位 | 諸橋 栄治 (MRO) | 2R18L4'01.170
| 3位 | 冨田 和成 (TTF) | 2R18L4'02.220
| 4位 | 加藤 隆史 (BOM) | 2R18L4'03.720
| 5位 | 荻野 真之介(ATL) | 2R18L4'03.950
| 6位 | 田村 英樹 (ATL) | 2R18L4'04.330
| 7位 | 横井 章弘 (ALW) | 1R18L4'04.670
| 8位 | 黒田 尚希 (PAM) | 1R18L4'05.210
| 9位 | 中谷 洋信 (HFR) | 2R18L4'06.010
| 10位 | 斎藤 和哉 (TSA) | 2R18L4'07.530
| 11位 | 福島 徳仁 (FKS) | 2R18L4'08.330
| 12位 | 橋本 努 (ZEN) | 2R18L4'09.560
| 13位 | 川野 貴義 (BI3) | 2R18L4'10.350
| 14位 | 土岐 啓太 (LTS) | 1R18L4'10.710
| 15位 | 蟻塚 伸也 (TTF) | 2R18L4'12.720
| 16位 | 森嶋 繁樹 (HFR) | 2R18L4'12.980
| 17位 | 日比野 達也(ALE) | 2R18L4'13.740
| 18位 | 荒川 努 (PAM) | 2R17L4'00.490
| 19位 | 山田 努 (PAR) | 2R17L4'01.390
| 20位 | 野尻 行信 (TMC) | 2R17L4'08.430
| 21位 | 芳之内 剛 (IKE) | 1R17L4'10.310
| 22位 | 中津 喜久生(BI3) | 1R17L4'10.700
| 23位 | 近藤 美紀男(ALE) | 2R17L4'13.410
| 24位 | 佐野 天良 (TMB) | 1R17L4'21.780
| 25位 | 大崎 隆司 (ALB) | 2R16L4'01.740
| 26位 | 橋本 浩 (SEN) | 3R16L4'14.290
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