天気:曇り(屋内)、気温:25℃、湿度:63%、路面温度:24℃
F1RCGP2012シリーズ第7戦が上海の郊外にあるRCI Shanghai Circuitで行われました。このサーキットでは中国国内のF-1リーグ、
SGP1が開催され、多くのF-1ファンで盛り上がりを見せています。今回はF1RCGP、SGP1のコラボレーション企画でF1RCGP Round7をSGP1
と共催する運びとなりました。
RCI Shanghai Circuitは、2011年4月オープン。ショップ併設のオフロードトラックもある総合RCレジャー施設として中国・上海を代表
するサーキットです。オーナーのRickさんを始め、施設の代表のAndyさん、SGP1の代表のBenさん、皆さんとても気さくな人達ばかりで、
毎日夕方から子供から大人までとても多くのRCファンで賑わいを見せます。RCショップはF-1のパーツを中心に、HPI、Tamiya等取り揃え、
ある程度の消耗品はカバーされています。その他、ピットテーブル、椅子、電源、エアーブロー、トイレ等充実した設備が整っています。
F1RCGPの会場は、施設内で最も大きいオンロードサーキット。1周約130m、細粒目のフラットアスファルト舗装です。サーキットがまだ
新しい為、路面グリップは非常に良好。ZENのコントロールタイヤでも素直なマシン特性で全く問題無く走行できます。但し、コースフェ
ンスが硬いゴム製である程度高さのあるカマボコ状になっており、F-1マシンのフロントバンパーが当たるとたちまち大きく宙を舞って
しまいます。フェンスのカラーも黄土色でコース内のコントラストが低く、若干見難いので多くの選手がこのフェンスに悪戦苦闘してい
たのが印象的でした。
参加人数はF-1スケールクラス:8名、F-1アジアクラス:11名、F-1グランプリクラス:13チーム16名、合計35名です。今回F-1クラスは
マブチ540モーターの中国流通問題で、普段からマブチ540仕様で走行できないと言う事でドライバーが少なく、残念ながら同クラスはキャ
ンセルとなりました。代わりに、アジアクラスが香港ファイナル(アジアNo1決定戦)への出場権が掛かると言う事で多くのエントリーを
集めます。地元上海近郊に住む選手を中心に、香港、日本からも選手が集まり、国際色豊かな雰囲気の下大会が行われました。また、今回
は在中日本人選手も多数参加し、大会を縁の下で支えて下さったと同時に、大会自体を大いに盛り上げてくれました。
F-1アジアクラスは21.5ブラシレスモーター+ブーストアンプOKのレギュレーション。スピードも控えめで、地元上海の選手を中心に、和
やかな雰囲気の中レースが行われました。スケールクラスはベストラップの予選の争いと、決勝は70周の周回レース+タイヤ交換ルールが盛
り込まれ、ピットとの連係もレースの大きな醍醐味となるレースです。F-1グランプリクラスは香港、中国からも多数の新規チームエントリー
があり、レベルもグッと上がりました。17.5ブラシレスモーター+ブーストアンプOK+LiPoバッテリーと、正に最強最速のF-1マシンがずらりと
並びます。どのクラスもジャイロを積む選手が多く、電子デバイスもF-1では国際標準となった感があります。全体的には日本人がF-1のノウ
ハウもテクニックも長けているのか、F-1アジアクラス、F-1グランプリクラスではHiroFactory Racing Familyの中谷選手、ALEX Racingの日
比野選手等が両クラス共好調の様子。そこに香港勢のTeam 3RacingのStick King選手、Joe選手、Team WAIGOのCato選手等が追いかける展開
です。F-1スケールクラスは、このクラスを得意とするフォースインディア橋本選手、地元のベテランドライバーFabio選手との争いが注目で
す。そこにフェラーリ木村選手がどう迫れるかが見所です。それぞれのクラスが初の中国ラウンドを舞台にして盛り上がりを見せ、ギャラリ
ーも多く集まり、非常にエキサイティングなレースとなった事は、将来の中国市場の向上とF-1ラジコンレースの認知度アップの面からして
も大変有意義なイベントの1つになったと思います。
プラクティスDay
大会前日から、地元は固より各国から続々と選手が来場。先ずは朝にF1RCGP用にコースレイアウト変更がなされ、ここからは皆イコールコンディ
ションが保たれます。コースフェンスは硬いゴムでできており、F-1マシンがそこに接触すると思いの外大きくジャンプし、マシンにダメージを与え
てしまいます。ある程度のマージンを保ちつつ、とは言っても攻めるべき所では攻めないとタイムが出ないので、各選手最初はこの部分でとても
苦労してライン取りを研究していた模様。そして時間が経つほどに各選手徐々にコースに慣れ、続々とタイム更新がされている様です。F-1アジア
クラスでは中谷選手、日比野選手、Barbie選手が好調にラップを刻み、F-1グランプリクラスはTeam 3Racing Stick King選手、HiroFactory Racing Family
中谷選手が特に好調の様です。それに加え、練習走行後半になるに連れてZEN橋本選手、PAPER MOON荒川選手も自己ベストを大きく塗り替えてきます。夕方
以降は地元RCIの若手エキスパートドライバーである、Team HIPのJJ選手もタイムを大きく上げてきて、優勝候補の1人に名を連ねます。いずれにしても
中国・上海大会のグランプリクラスはかなりハイレベルな展開が予想されます。F-1スケールクラスは上海では珍しいレギュレーションであるにも関わらず、
マブチ540か、ノンブーストタイミングの21.5ブラシレスモーターレギュレーションの下、ラジコンを心から楽しみたいと言うドライバーで賑わいました。
そんな中でも、やはり同クラスを得意とするフォースインディア橋本選手がマシンセットも決まっていて、素晴らしく好調な様子を見せています。また、
地元勢では、ホワイトカラーのFabio選手、フェラーリDom選手が好調で、ストレートスピードも良く伸びていてかなりの好タイムをマークしている模様。
後はタイヤ交換時のピットクルーと如何に息を合わせて素早くピットアウトできるかが、決勝レースに向けての勝負の大きな鍵となる事でしょう。
その後、レース関係者のオフィシャル打ち合わせがなされ、F1RCGPとSGP1双方の運営方法等も細かく確認され、明日からのレースも万全の態勢です。
所々曖昧なレギュレーション、やり方の違いに関しては、その都度参加選手の意見も考慮しつつ、適宜対応する事となります。スムーズな運営、トラブルも
少ない良いレースになる事をスタッフ一同心より願いつつ明日に備えます。
大会当日
いよいよ大会当日。今日は朝から青空が見られる中、サーキットに程近いオフィシャルホテルのホリデーインホテルから続々とRCIサーキットに
選手達が集まります。受付を済ませ、コントロールタイヤ、アジアクラス参加の選手はWAIGO HOBBYからのコントロールモーターを受け取り、各選手
レース準備に忙しく作業をしています。また、同時開催のRCIシリーズ戦、SPG1の選手も来場し、マシンの準備やセットアップを行っています。SPG1
には比較的若い選手が多く、地元のF-1ファン層の将来性を物凄く感じさせられます。F-1スケールクラス、F-1グランプリクラスはモーターのインダ
クタンス検査治具を用い、極端に低い値のモーターは使用できなくする措置が取られます。各選手が出来るだけ公平に楽しくレースを行える様、オ
フィシャルは様々な配慮をしてレース運営に臨みます。
コース上ではF1RCGP、SPG1の選手が入り乱れてコントロールプラクティスを前に最後の練習走行が行われています。今日からコースインのF-1スケ
ールクラスのフェラーリ木村選手もいきなり好タイムを出している様です。同選手はグランプリクラスにFutaba F-1 Racingでエントリーしているので
ダブルで好成績が収められるように頑張って貰いたいものです。F-1グランプリクラスは今回海外勢が非常に好調。Team HPIのJJ選手は格の違いを感じ
させる素晴らしいライン取りでコースを攻め、タイムをどんどん詰めてきています。香港のTeam 3Racing Stick King選手、Team WAIGO Cato選手も同様、
素晴らしい走りを披露しています。練習走行が一通り終わると、ドライバーズミーティングが行われ、レースの細かい説明や諸注意がレースディレクタ
ーのRickさん、競技委員長のAndyさんからありました。特に今回はカーナンバーシールの貼り間違いには厳しいペナルティーが課せされます。また、F-1
グランプリクラスのハイノーズ規制は海外選手に周知徹底されておらず、今回だけはローノーズOKの規定に変更になりました。(第8戦以降、及び、最終戦
の香港GPはハイノーズ規制を適応します。)その他、後方からのペースの速いマシンへのラインを譲る等、スポーティングレギュレーションも伝えられ、
ドライバーズミーティングは終了。いよいよF1RCGP Round7 in China RCI Shanghai Circuitの開幕となります。
※当日はRCマガジンが取材に駆け付けて下さいました。7月発売号に掲載予定なので、是非ご覧ください。
コントロールプラクティス
F-1スケールクラスコントロールプラクティス1回目。9台中6台の走行で、先ずはホワイトのカラーリングのマシンFabio選手が14秒437をマーク。すると、
フェラーリDom選手が14秒225を出しトップに浮上。両選手は順調に周回を重ね、ピットインしながら細かくセットアップも変えている模様。そして最後に
フォースインディア橋本選手がコースインし、僅か5周目に13秒827をマークし、コントロールプラクティス1回目のトップタイムとなります。
F-1アジアクラスコントロールプラクティス1回目。1ヒート目はホワイト・ブルーカラーのHaris選手がトップゴール。18L4'11.147、ベスト13秒409と言う
記録です。続く2ヒート目はグランプリドライバーでもあるグリーンのHiroFactoryカラー中谷選手が抜群のグリップで18L4'03.539、ベスト12秒882でトップ
タイムを奪取。2番手に続くのもグランプリドライバー日比野選手で、18L4'10.744、ベスト13秒352をマーク。路面グリップは比較的良く、安定しているので
かなり走らせやすい様子です。
F-1グランプリクラスコントロール1回目。1ヒート目では練習走行から好調のHiroFactory Racing Family中谷選手がいきなり快走を見せ、19L4'10.931、
ベスト12秒595をマーク。2ヒート目はTeam BugのブラウンGPカラーSalton選手がバトン並みのクレバーな走りで19L4'09.946、ベスト12秒878で中谷選手を
上回る好タイムを出します。そして最終ヒートでは、ピンク・グレーカラーTeam WAIGOのCato選手が他車を寄せ付けぬ圧倒的な安定感抜群の走りで、
19L4'05.412でトップタイムをマーク!縁石に殆どマシンを引っ掛けない走りは、皆のお手本となりました。
F-1スケールクラスコントロールプラクティス2回目。ホワイトのカラーリングFabio選手が淡々と周回を重ねながら徐々に自己ベストを更新、そして16ラップ
目に14秒312をマーク。2番手争いはフェラーリ対決。Dom選手と木村選手です。この争いでは、Dom選手が14秒306、木村選手が14秒529で、Dom選手が勝利。しかし、
コントロール1回目にフォースインディア橋本選手の出したタイムは上回れず、コントロールトップタイムは橋本選手に決定です。
F-1アジアクラスコントロール2回目。1ヒート目は全体的にレースが荒れ、各所でクラッシュが多発。ホワイト・ブルーカラーのHaris選手がトップゴールするも、
1回目のタイム更新はならず。2ヒート目はグリーンのカラー中谷選手がまた快走。マシンのグリップ感も良いのですが、1回目よりは初期反応が無くなっています。
路面の全体グリップが徐々に落ちている様で、タイムは18L4'05.459、ベスト13秒067止まりです。
F-1グランプリクラスコントロールプラクティス2回目。1ヒート目にHiroFactory Racing Family中谷選手が19L4'06.790、ベスト12秒615、2ヒート目にTeam HPI
JJ選手が19L4'07.736、ベスト12秒689、3ヒート目にTeam 3Racing Stick選手が19L4'06.951、ベスト12秒621と、続々とトップゴールを果たす選手がいますが、1回目
にTeam WAIGO Cato選手の出したタイムは破られず、Team WAIGO Cato選手がコントロールプラクティストップタイム確定です。路面状況を分析すると、グリップ剤を
使えるルールのSPG1のマシンが走った後にかなりグリップが良くなる様で、そのタイミングでタイムアップが期待できる状況です。
予選1ラウンド目
F-1スケールクラス予選1ラウンド目。スケールクラスは10分間のタイムアタックラウンド2ラウンドで行われます。コントロールの好調を維持し、フォース
インディア橋本選手が快走。F104ZENナローコンバージョンはRCIサーキットにも非常に良くマッチし、後少しで13秒台の14秒001をマーク。2番手はフェラーリ
Dom選手14秒198、3番手Fabio選手14秒200と続きます。後続ではシルバーアローのRave選手、フェラーリ木村選手等、ハイサイドでひっくり返る選手もいました。
ナロートレッドのスケールクラスは路面グリップが増すと車高を落とし、ハイサイド対策もしっかりしなければならない様です。
F-1アジアクラス予選1ラウンド目。1ヒート目では中国在住の丸山選手がトップゴール。マルボロカラーに塗り分けられたカラーリングで、ベテランらしい正確な
ライン取りが印象的でした。2ヒート目では、グリーンのカラー中谷選手が圧倒的な速さで同クラス唯一の19周をマーク。タイムは19L4'09.146、ベスト12秒830。
HRF10Xのセットも良く決まり、抜群の運動性能でサーキットを駆け抜け行きます。2番手タイムはホワイト・ブルーのマシン日比野選手、18L4'03.192、ベスト13秒
208、3番手もホワイト・ブルーのマシンHaris選手、18L4'04.096、ベスト13秒250と続きます。
F-1グランプリクラス予選1ラウンド目。1ヒート目ではピンクのカラーTeam GtopのYiu Wei選手が18L4'02.116で総合7位のタイムを出します。2ヒート目には
ホワイト・レッド・ブルーのTeam 3Racing Joe選手が19L4'11.357、ベスト12秒837で総合4位のタイムとなります。そして最終の3ヒート目は序盤Team WAIGOのCato
選手がレースをリードするも、コースアウト時のショートカットペナルティーでストップアンドゴー・ペナルティーが課せられます。代わってTeam 3Racing Stick選手
がトップに立ち、そのまま19L4'03.331、ベスト12秒410で、総合でも1位のタイムとなります。総合2番手はHiroFactory Racing Family中谷選手が続きます。
予選2ラウンド目
F-1スケールクラス予選2ラウンド目。ここにきてもフォースインディア橋本選手の好調な走りは健在。序盤は14秒台前半で周回を重ねるも、後半に掛けてペースアップ。
唯一の13秒台、13秒983を13周目にマークし、早くもポールポジションを確定しました。このラウンド2位はFabio選手ですが、タイムは14秒269と前ラウンドを上回れません。
総合2位はフェラーリDom選手が1ラウンド目に出した14秒198、総合3位にFabio選手となります。
F-1アジアクラス予選2ラウンド目。各選手軒並みタイムを落とす中、1ヒート目ではマルボロカラー丸山選手が好走を見せ、自己タイム更新の17L4'10.229、ベスト
14秒354で総合5番手のタイムをマーク。そして2ヒート目では、グリーンカラーの中谷選手が19周まで届かず、18L4'00.557、ベスト13秒112に留まります。一方、後続
ではオレンジのカラーのRocket選手がマシンの動きが前回に比べ良くなり、自己ベスト更新の18L4'07.659で、これからかなりタイムアップしてきそうな予感がします。
F-1グランプリクラス予選2ラウンド目。1ヒート目ではFutaba F-1 Racing木村選手の不調からの躍進に期待が掛かりますが、あえなくハイサイドで裏切られます。2ヒ
ート目ではZEN橋本選手が、ややふらつきながらもジャイロ効果を生かしトップゴール、19L4'11.553、ベスト12秒731。上海でもジャイロ使用率は多く、特にZENのジャイロの
信頼性も含めた使用率はNo1でした。3ヒート目では、Team 3Racing Stick選手が非常に速く、しかも安定感抜群の走りを披露。後方からHiroFactory Racing Family中谷選手も
追いますが歯が立たない状態です。Stick選手は路面が悪いながらも19L4'08.147、ベスト12秒639をマークし、ラウンドトップタイムを出します。総合トップは1ラウンド目に
Stick選手が出したタイムが19L4'03.331のままとなります。
予選3ラウンド目
F-1アジアクラス予選3ラウンド目。1ヒート目ではマルボロカラーの丸山選手がマシンのセットもどんどん良くなり、三度連続の自己ベスト更新。17L4'09.673、ベスト
14秒099をマーク。2ヒート目ではここでもグリーンのカラー中谷選手が安定した走りで自己ベストには及ばないまでも、18L4'03.741、ベスト13秒104でラウンドトップ
タイムをマーク。総合では1位が中谷選手、2位は日比野選手、3位はHaris選手となります。総合4位はここにきて順調に調子を上げているRocket選手、多くの選手が
タイムを落とす中、3ラウンド目で自己ベスト更新となる18L4'07.659をマーク。
F-1グランプリクラス予選3ラウンド目。このクラスでも多くの選手がタイムを落とす中、ZEN橋本選手が自己ベスト更新の19L4'09.107、ベスト12秒738をマーク。
走りはかなり抑えて走ったと語っていましたが、この日1番の走りに会場が沸きます。最終ヒートでは、Team 3Racing Stick選手が1周目大きくミス。非常に荒れた展開
の中、Team WAIGO Cato選手はタイヤが外れるアクシデント。そんな中、HiroFactory Racing Family中谷選手が終始安定した走りで19L4'08.241をマーク。総合ではまだ
Team 3Racing Stick選手が暫定ポールポジション。上位陣の順位は大きく変わらない結果となります。本日は予選3ラウンドまで。続く第4ラウンドは明日のSPG1予選
ラウンドを挟んでからと言うスケジュールになります。路面もかなり上がることが予想されるので、一発逆転のポールポジション争いが非常に楽しみな展開です。
予選4ラウンド目
2日目、SPG1のプラクティスも終わり、グリップ剤が路面にある程度馴染み、路面は予想通りのハイグリップ路面に変化し、かなりのタイムアップが
各クラスで期待できそうです。
F-1アジアクラス予選4ラウンド目。1ヒート目ではマルボロカラーの丸山選手が13秒台を出しながらの快心の走り。トータルでは最終ラップのタイムロス等が
響き自己ベスト更新とはならなかったものの、着実にペースアップをしてきています。このヒートではDerick選手もタイムを上げ、16L4'04.333で総合7位のタイム
をマーク。そして、最終ヒートでは、グリーンのカラー中谷選手のHRF10Xが素晴らしい走りで12秒台を8回も出しながら、19L4'07.892、ベスト12秒853を叩きだし、
見事ポールポジションを確定。2番手はフェラーリカラーのBarbie選手が18L4'02.603、ベスト12秒986。3番手は日比野選手と言うオーダーになりました。
F-1グランプリクラス予選4ラウンド目。1ヒート目では昨日まで15位だったFutaba F-1 Racing木村選手がやっと調子を上げ、かなり慎重な走りでミスなく走り切り、
19L4'09.704、ベスト12秒569で総合7番手にジャンプアップ。2ヒート目はTeam TOPのHai Feng選手が昨日までの車のセットをガラッと変えたのか、マシンの挙動が
とてもシャープになりインフィールドの応答性が改善。そのままの調子でヒートトップゴール、19L4'05.494、ベスト12秒653で総合8位から3位に浮上。そして、
路面はコンディションは最高潮を保ったまま、最終ヒート。Team HPIのJJ選手が序盤好調だったが大クラッシュで大きく順位を落とす中、HiroFactory Racing Family
中谷選手がクレバー且つ安定した走りでトップゴール。何と20L4'09.314、ベスト12秒183を叩きだし、自身初の逆転ポールポジションを獲得。2番手はTeam 3Racing
Stick選手、惜しくも20周に届かず、19L4'01.378、ベスト12秒338でした。
■予選順位■
F-1スケールクラス
1位 | Tsutomu Hashimoto(FOIN-01) | 2R13.983
| 2位 | Dom Xu (FERR-04) | 1R14.198
| 3位 | Fabio Zhang (WHIT-01) | 1R14.200
| 4位 | Andy Lee (WHBL-01) | 2R14.718
| 5位 | Edward Leung (TOYO-01) | 1R15.139
| 6位 | Shinya Kimura (FERR-02) | 1R15.151
| 7位 | Rave Ling (MCLA-04) | 2R15.763
| 8位 | Rick Wang (LOTU-04) | D.N.S.
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F-1アジアクラス
1位 | Hironobu Nakatani | 4R19L4'07.892
| 2位 | Barbie | 4R18L4'02.603
| 3位 | Tatsuya Hibino | 1R18L4'03.192
| 4位 | Haris Tong | 1R18L4'04.096
| 5位 | Rocket Zhang | 2R18L4'07.659
| 6位 | Hideo Maruyama | 3R17L4'09.673
| 7位 | Derick Wu | 4R16L4'04.333
| 8位 | Ben Lai | 2R16L4'09.700
| 9位 | Shinichi Takayama | 3R15L4'03.890
| 10位 | Kiyoshi Tokuoka | 4R14L4'00.873
| 11位 | Eric | 3R14L4'09.112
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F-1グランプリクラス
1位 | Hironobu Nakatani(HFR) | 4R20L4'09.313
| 2位 | Stick King (3RA) | 4R19L4'01.377
| 3位 | Hai Feng Wang (TOP) | 4R19L4'05.493
| 4位 | Cato Yuen (WAG) | 4R19L4'05.857
| 5位 | JJ Wang (HPI) | 1R19L4'08.415
| 6位 | Tsutomu Hashimoto(ZEN) | 3R19L4'09.107
| 7位 | Shinya Kimura (FUR) | 4R19L4'09.704
| 8位 | Joe Lo (3RA) | 4R19L4'10.884
| 9位 | Yiu Wei Kwok (GTO) | 2R19L4'11.159
| 10位 | Tsutomu Arakawa (PAR) | 4R19L4'24.258
| 11位 | Salton Dong (BUG) | 3R18L4'01.318
| 12位 | Xiao Feng Zhu (HPI) | 4R18L4'01.626
| 13位 | Tatsuya Hibino (ALE) | 4R18L4'02.388
| 14位 | Haris Tong (TP1) | 2R18L4'04.880
| 15位 | Jimmy Qian (JWF) | 2R18L4'08.008
| 16位 | Diki Dai (GTO) | 3R16L4'09.209
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決勝に向けて
2日間に渡る予選ラウンドを終え、決勝ラウンドと進みます。上海ラウンドの主な特別なルールは、F-1アジアクラス、F-1グランプリクラス
の決勝Aメインのみ3ラウンド中2ラウンドの有効ポイント制。Bメイン以下は1回の着順レース。そして、スケールクラスは70周の周回レー
スです。スケールクラスは10周目からゴールするまで1回のタイヤ交換が義務付けられます。ピットクルーは何人でもOKですが、電動工具は
一切禁止になります。
全体的には上海GPのレベルは高く、日本人であってもAメインに入るのは難しい程です。しかし、真剣勝負の中にも適度なユーモアやリラック
スタイムを取り入れ、カツカツしない所がF1RCGPの良い所です。結果はどうであれ、自分自身ベストなレースで各選手が満足したレースが出来る
事が一番です。ピットを見回すと、決勝用にタイヤ径を調整したり、パソコンやツールを使ってアンプを設定する選手等色々です。お昼休みも
あったため、腹ごしらえもしたりして、いよいよ決勝レースを幕が切られます。地元雑誌のカメラマンもスタンバイOKです。
F−1グランプリクラス決勝Bメイン
F-1グランプリクラス決勝Bメイン。スタートは2番グリッドスタートのTeam HPI Xiao選手がTeam Bug Salton選手を交わしますが、インフィールドで再びSalton
選手が前に出ます。3番手はブルー・イエローカラーのTeam JW-FGX Jimmy選手がつけます。しばらくトップ3台は後続を引き離し、トップ争いは周回遅れが出始め
た2分過ぎに動きます。トップ走行のSalton選手がインフィールド操縦台前のシケインでバランスを崩した時にXiao選手に交わされます。しかし、直ぐにSalton選手
が逆転したと思いきや、何と左奥のストレートに入る前のシケイン手前で大クラッシュ。これで単独Team HPI Xiao選手がトップを独走する格好になります。そして
一時はこのままトップXiao選手が後続を引き離すかと思われましたが、何とここで2番手を走るSalton選手が追い上げ、Xiao選手のラインが膨らんだ所をSalton選手が
パス。ここからがトップ2台の激しいデッドヒートになり、インフィールド操縦台前のシケインで2台が並んで接触し、Salton選手が転倒!それを待つ格好で、
Xiao選手がトップでもう一度Salton選手とのバトルが再開されます。そしてレースは後半戦。激しいトップ争いは一時Salton選手がトップに立つも、インフィールド
左セッションで激しくクラッシュ!これで楽になったトップのXiao選手はこのままトップを走行し、そのまま激戦のBメインをトップでフィニッシュしました。2位は
後半走りが乱れたSalton選手の隙を突き、Team JW-FGX Jimmy選手が浮上し、2位でゴール。最後はインに乗り上げたりと大暴れ気味の走りだったSalton選手は何とか
3位入賞と言うかたちになりました。
■決勝順位■
F-1グランプリクラスBメイン
1位 | Xiao Feng Zhu (HPI) | 37L8'12.141
| 2位 | Jimmy Qian (JWF) | 36L8'07.085
| 3位 | Salton Dong (BUG) | 36L8'15.337
| 4位 | Haris Tong (TP1) | 35L8'21.260
| 5位 | Diki Dai (GTO) | 29L8'05.752
| 6位 | Tatsuya Hibino (ALE) | D.N.S.
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F−1アジアクラス決勝Aメイン
F-1アジアクラス決勝Aメイン。アジアクラスのエントリーは11名と言う事で、ルール上Aメインには10名が選出されることになります。惜しくも
Bメインに落ちてしまった選手には申し訳無いのですが、これがレースと言う事でご了承頂ければと思います。そして、Bメインはメイン優勝確定
と言う事でキャンセルされ、F-1アジアクラスはAメインから3ラウンドの決勝ラウンドが始まります。
F-1アジアクラス決勝Aメイン1ラウンド目。スタートはグリーンのカラー中谷選手がポールショットを奪います。2番手は3番グリッドから
ホワイト・ブルーのカラー日比野選手。3番手はフェラーリカラーのBarbie選手。3台の差はほぼ等間隔。2分過ぎには周回遅れが出てきて、Barbie
選手はトップ争いから若干遅れを取ります。トップ争いは中谷選手と日比野選手、非常に僅差でバトル中です。しかし、中谷選手の方が周回を重ねる
度に走行が安定しているせいか、徐々に2位日比野選手との差を広げています。すると、日比野選手は少し焦ったか、インフィールドでミスを連発。
その隙に3位Barbie選手が追いついてきます。Barbie選手は13秒026のラウンドベストタイムを出し追い上げモード。そしてついにBarbie選手が日比野
選手をインフィールド右セッションで捕らえ、2位に浮上します。そして8分のコール!1ラウンド目トップゴールは中谷選手が決めました!
F-1アジアクラス決勝Aメイン2ラウンド目。スタートはポールポジションからグリーンのマシン中谷選手が素晴らしい出だしでしたが、1周目の最終
コーナーで2番手フェラーリカラーのBarbie選手と若干接触。トップはBarbie選手、2番手中谷選手、3番手に日比野選手の順。しかし、2周目に中谷
選手がBarbie選手のインをシケインでさし、再び中谷選手がトップに浮上。その後2番手を走るBarbie選手は高速コーナーでクラッシュの間、2番手は日比野
選手が浮上、3番手はオレンジのマシンRocket選手。2位争いは、日比野選手、Rocket選手、Barbie選手の3台で激しいバトルの間、トップ中谷選手はどんどん
2位との差を広げに掛かっています。このラウンドのベストラップはRocket選手で、唯一の12秒台、12秒977をマーク。トップは依然グリーンのカラー中谷選手、
2位との差を更に離している様です。しかし、中盤以降周回遅れが出始めると、中谷選手のペースが上がらず、逆に日比野選手が中谷選手の後ろコンマ差まで
差を詰めてきます。そして後半は中谷選手、日比野選手トップ2台の僅差のバトルの末、最終的には0.171秒差で中谷選手が逃げ切り、見事2連勝でF-1アジアクラスの
優勝を決めました!
F-1アジアクラス決勝Aメイン3ラウンド目。このラウンドは優勝を既に決めた中谷選手はレースをキャンセル。注目は日比野選手、Barbie選手を中心とする
2位争いです。スタートは2番グリッドからスタートのBarbie選手、3番グリッドからスタートの日比野選手が1コーナー終わりで接触。ホワイト・ブルーカラーの
日比野選手がトップに浮上。しかし、ホワイト・ライトブルーのカラーHaris選手が日比野選手のインを上手く突き、Haris選手がトップにジャンプアップします。
そしてオレンジのカラーRocket選手も日比野選手を交わし、2位に浮上。日比野選手は3番手に後退。しばらくすると、トップのHaris選手は周回遅れに巻き込まれ、
シケインでクラッシュ!ここでRocket選手がトップに躍り出ます。トップRocket選手はとてもアグレッシブな走りで、13秒036のベストラップを出し走行。2番手
日比野選手も負けじと13秒008のこのラウンドのベストラップを出して追いかけます。日比野選手は気合の入ったラップを重ね、Rocket選手の背後まで迫りましたが、
シケインで痛恨の転倒!Rocket選手が一気に楽な展開に。そして間もなく8分のコール。トップゴールを果たしたのはRocket選手!2位は粘りの走りで日比野選手が
入りました。これでアジアクラス総合2位は日比野選手、総合3位はRocket選手に決定しました。
F−1スケールクラス決勝Aメイン
F-1スケールクラス決勝Aメイン。スタートは1周目Andy選手のクラッシュから始まります。トップはフォースインディア橋本選手、続いてフェラーリカラー
のDom選手が2番手につけます。3番手はフェラーリ木村選手、Fabio選手の激しい争いでしたが、木村選手がストレートエンドでミスし、Fabio選手が前に出ます。
70周のロングランレースですので、まだまだ序盤、各選手様子見モードの走りが続いています。すると、3分付近でRave選手がミッショントラブルか、緊急のピット
インを余儀無くされ、大きくタイムロス。一気に6番手まで順位を落とします。トップは依然フォースインディア橋本選手。ラップタイムもこの決勝ラウンドでも
唯一の13秒台、13秒738をマーク。2番手はフェラーリDom選手、タイムの方は14秒244、3番手徐々にペースを掴んできた感がある、フェラーリ木村選手が14秒299
でつけます。そして8分過ぎになると、下位走行チームの選手は次々とタイヤ交換の為のルーティーンピットインが始まります。トヨタカラーEdward選手、シルバー
アローRave選手と続々と入りますが、トップを走る選手上位4選手はまだ入ろうとしません。すると、45周目にトップ走行の橋本選手がピットイン!その間、フェラーリ
Dom選手がトップに浮上、2番手木村選手、3番手Fabio選手に上位陣の順位に入れ替わりが発生。続いてDom選手も59周目にピットイン。その間、フェラーリ木村選手が
トップに取り出ます。その他、上位陣も続々とピットインを済ませる中、未だに木村選手はピットに入りタイヤ交換を行おうとしません。その間、ペースを上げてきた
橋本選手が同一周回で木村選手の背後まで迫り、そしてインフィールドで木村選手を直接交わし、橋本選手がトップに浮上!そして橋本選手は70周目のラストラップへ
突入、地元中国の並みいる強豪を押え、見事フォースインディア橋本選手がスケールクラスの優勝を決めました!シリーズポイントをこれで更にリードし、スケールクラス
ワールドチャンピオンにまた一歩近付きました。2位フィニッシュはフェラーリ木村選手でしたが、トップフィニッシュまでタイヤ交換をしなかったという事で、
決勝ラウンドは失格。本人曰く69周目でタイヤ交換予定との事でしたが、先に誰かが70周ゴールした場合を想定していなかった模様。代わって2番手になったのは、
フェラーリDom選手、3番手はFabio選手が入賞しました。最後まで笑いもあり、大変見応えのあるレースでした。
F−1グランプリクラス決勝Aメイン
F-1グランプリクラス決勝Aメイン1ラウンド目。スタートは各車非常に綺麗な出だしで周回を重ねます。トップはHiroFactory Racing Family中谷選手、2番手は
Team 3Racing Stick選手、3番手Team T.O.P. Hai Feng選手、4番手Team HPI JJ選手と続き、ここまでが後続を徐々に引き離す展開です。すると、ストレート
エンドでStick選手がアウトに膨らんだ間、Hai Feng選手とJJ選手がそれを交わし、2番手、3番手に浮上。そしてその後JJ選手がHai Feng選手のミスを上手く交わし、
2番手にジャンプアップ!トップは依然HiroFactory Racing Family中谷選手ですが、JJ選手が後方から迫り、操縦台前のシケインではサイドバイサイドの攻防にまで
発展!その後JJ選手は左セクション高速シケイン手前でインにマシンを引っかけ痛恨の転倒!その間レースのオーダーは、トップ中谷選手、2位Hai Feng選手、3位
JJ選手、4位Stick選手の順。その後レースは4分半を経過しようとした時、21周目に何とトップ走行の中谷選手がインフィールドセッションで転倒!代わってトップに
浮上したのはTeam T.O.P.Hai Feng選手。ベストラップは12秒438をマークしながらの走行。全体のベストラップはPAPER MOON荒川選手が12秒303でラウンドトップタイム
をマークするも、走りの安定感に欠きなかなか上位に浮上する事ができません。残り時間1分を切りいよいよ後半戦。トップはTeam T.O.P.のHai Feng選手で、周回遅れ
のパスもタイムロスなく上手く交わしています。2番手はHiroFactory Racing Family中谷選手、3番手はTeam HPIのJJ選手と続きます。そして8分のコール!第1ラ
ウンドは3番グリッドからスタートし、安定した速さが際立ったTeam T.O.P.のHai Feng選手がトップゴールを決めました。
F-1グランプリクラス決勝Aメイン2ラウンド目。スタートで中段のメンバーに混乱がありましたが、上位陣の変動は無し。トップはHiroFactory Racing Family
中谷選手、2番手Team 3Racing Stick選手、3番手Team T.O.P. Hai Feng選手の順。すると、Stick選手がストレートエンドで大クラッシュし、2番手、3番手が1つ
ずつ順位を上げる展開で、3番手はFutaba F-1 Racing木村選手が浮上。しかし、更にその後方からTeam HPIJJ選手が追い上げ、木村選手をパスし、3位に浮上。
トップは依然として中谷選手、2番手のHai Feng選手との差を徐々に広げに掛かっている所で、Hai Feng選手が操縦台前シケインでミス。JJ選手が2番手に浮上します
が、中谷選手はトップ独走と言うかたちになり、かなり楽な展開となります。3位争いはFutaba F-1 Racing木村選手と、Team 3RacingのStick選手。その後、JJ選手が
ミスで後退し、混戦の2位争いは木村選手が安定した走りをキープし浮上します。しかし、トップの中谷選手はこのラウンド12秒4付近で更に安定したラップを重ね、
2位以下を周回遅れにする快挙を達成。見事第2ラウンドトップゴールを勝ち取りました。これでグランプリクラスの優勝争いが第3ラウンドに持ち越されます。
F-1グランプリクラス決勝Aメイン3ラウンド目。序盤はHiroFactory Racing Family中谷選手、Team 3Racing Stick選手とのサイドバイサイドのトップ争い。
3分過ぎにはStick選手が中谷選手のインをつき、トップに浮上。後続は少し間隔をあけて、Team WAIGO Cato選手、Team T.O.P. Hai Feng選手が続くかたち。
トップ争いは5分過ぎにトップ走行のStick選手がストレート入り口で痛恨の転倒!その隙をHiroFactory Racing Family中谷選手がトップに再び躍り出ます。
そして残り1分を残し、依然中谷選手は安定した走りでトップを走行。そして見事トップフィニッシュを果たし、激戦のF-1グランプリクラスの優勝を決めました。
2位は1ストップしながらも僅差の2位争いのバトルを征したJJ選手。3位はHai Feng選手と言う結果になりました。グランプリクラスはどのラウンドも本当に
見応えあるレースにとなりました。
■決勝順位(Aメイン)■
F-1アジアクラス Aメイン
| | Total 2 | R1 | R2 | R3
| 1位 | Hironobu Nakatani | |
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F-1グランプリクラス Aメイン
| | Total 2 | R1 | R2 | R3
| 1位 | Hironobu Nakatani(HFR) | 200 99 100 100
2位 | Hai Feng Wang (TOP) | 198 100 93 98
3位 | JJ Wang (HPI) | 197 98 97 99
4位 | Shinya Kimura (FUR) | 196 97 99 91
5位 | Stick King (3RA) | 192 95 92 97
6位 | Cato Yuen (WAG) | 192 96 91 96
7位 | Yiu Wei Kwok (GTO) | 191 91 98 93
8位 | Tsutomu Hashimoto(ZEN) | 190 92 96 94
9位 | Tsutomu Arakawa (PAR) | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |
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F-1スケールクラス Aメイン
1位 | Tsutomu Hashimoto(FOIN-01) | 70L17'35.010
| 2位 | Dom Xu (FERR-04) | 68L17'29.104
| 3位 | Fabio Zhang (WHIT-01) | 63L17'44.956
| 4位 | Edward Leung (TOYO-01) | 57L17'45.418
| 5位 | Rave Ling (MCLA-04) | 34L16'52.647
| 6位 | Andy Lee (WHBL-01) | 23L06'05.192
| 7位 | Rick Wang (LOTU-04) | D.N.S.
| 8位 | Shinya Kimura (FERR-02) | 69L17'29.104(DQ)
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