F1RCGP レースリポート


第2戦 F1RCGP2014 in Ibaraki
Yatabe Arena Circuit 2014年2月2日(日)


天気:曇りのち雨(屋内)、気温:10℃、湿度:52%、路面温度:16.5℃

 F1RCGP2014のシリーズ第2戦は関東圏、茨城つくば市にある谷田部アリーナで行われました。ここ谷田部アリーナは1989年オープン 以来、ラジコンのメッカとして国内、海外からも多くの来場者を集める電動ラジコンカーの一大拠点です。2012年6月に大規模改修を終え、 今では総敷地面積5,400坪の屋内としては世界最大級の総合ラジコンレジャー施設として賑わいを見せます。敷地にはオンロードのサーキ ットは4面、オフロード1面、クローラー走行用のスペースまである充実した内容です。オンロードのサーキットは、グリップ走行とドリ フト走行両方に対応しており、ラジコンファンのあらゆるジャンルに対応しています。また、ラジコンを家族、友達、カップルで楽しめる 様に、周辺施設も充実。子供用の休憩スペース、バルコニーでランチもできるカフェテリア、ゲームコーナー、ゆとりあるピットスペース 等、全てにおいて最高の施設で、メモリアルスペースでは広坂選手の歴代マシンも展示されています。隣接するラジコンショップには、知 識豊富なスタッフが在中し、親切丁寧にいつでも対応してくれるので、初めての利用者でも臆することなく気軽に利用できるでしょう。シ ョップの在庫パーツはヨコモ、タミヤを中心に各社大変充実した品揃え。中にはここでしか手に入らない商品もあったりと、買い物するに も非常に魅力溢れる場所になっています。是非皆様お誘い合わせの上お越し頂ければ幸いです。
 今回F1RCGPの舞台となるのは、オンロードコース最大級となるグランプリサーキットです。1/12電動レーシングカーや1/10電動ツーリン グカーのスポーツクラス全日本選手権の舞台となる事が多い同サーキットは、1周約220m、CRCカーペット舗装の、ハイグリップ且つハイス ピードコースとなります。コースサイドはグリーン・ホワイト・イエローの縁石で統一され、見た目にも非常に美しく、操縦台からの視認 性も良好の様です。レースウィークは寒暖の差がある日が続きましたが、比較的暖かく穏やかな小春日和に恵まれました。関東近辺の選手 を中心に、愛知県や福島県まで幅広いF-1のファンが大勢訪れ、初参加の選手も比較的多く集まりました。また、今回はJMRCA1/12電動レー シングカー全日本関東予選、谷田部アリーナラウンドレースと併催し、ダイレクトドライブのオンロードRCファンが一堂に集まる素晴ら しいレースイベントとなりました。F1RCGPの参加人数はF-1クラス:11名、F-1スケールクラス:1名、F-1グランプリクラス:5チーム7名、 合計19名です。各クラス、茨城県の地元勢はもとより、近県の千葉県、東京都、神奈川県、遠方からは滋賀県、愛知県、福島県、和歌山県 など、他県からも多く選手が集まりました。エントラントの誰もが最高の環境で1日楽しめるイベントとなりました。


プラクティスDay
 前日の練習走行日は穏やかに晴れ、各選手朝からピットエリアに集結、このイベントの為に準備してきた思い思いのマシンを手に、早速 練習走行を開始している模様。F-1クラスでは普段エンジンカーにも参戦している高安選手、関東のF-1クラスでは常に上位を争うジタンカ ラーの鈴木選手、そして福島を拠点とする川崎選手、佐藤選手が好調の様子。F-1スケールクラスではタイレル重松選手がエントリー。今回 は同クラスの他のメンバーは不参加となり、ポイントを大きく稼げるチャンスに一層気合いが入っている模様。F-1グランプリクラスはTeam ZENの多田選手が好調です。このラウンドから参戦の多田選手は、メインシャーシとモーターマウンドを2014仕様にアップデートし、一層戦 闘力が上がっている模様。Futaba F-1 Racingの森田選手もMorotech製の6輪マシンと4輪マシンをダブルセッティングしていて、どちらか 良い方でレースに臨む作戦の様です。ベストラップは6輪マシンで14秒前半が出ており、まずまずの仕上がりを見せています。一方、開幕戦 で優勝を果たしているHiroFactory Racing Family木下選手は度々アンプがブローするなど、トラブルに見合われなかなか調子が上がってき ません。しかし、チームメイトの中谷選手は好調をキープしているので、セットアップを細かく合わせて、復活の走りが明日には見れる事で しょう。グランプリクラスはこれらチームに和歌山TMサーキットの野尻選手、朝日選手、そして、愛知からは久しぶりの参戦となるプロケミ 日比野選手が加わる格好で明日の好バトルを期待しましょう。情報によると、プロケミからは新製品のタイヤ添加剤がリリースされるとの事 です。

大会当日
 大会当日の朝はうす曇り。朝8時の開門前から大勢のエントラントが駐車場で待ち受けている状態で、非常に活気が伝わります。昨日は 夜遅くまで協力メーカーTabataのスタッフと共に会場のバナー設営を終え準備は万端です。受付及びタイヤ配布を終えると、レース前の最 後の練習走行となる朝のTタイムプラクティスが始まります。各ヒート2分間で、スポンジ、ゴムタイヤクラスと分かれての走行がスムー ズに続いて行きます。昨日の練習走行結果を反映する様に、好調な選手は好調をキープしており、特に今日はレース路面と言う事もあり、 非常にハイグリップ路面で、朝の段階で各選手自己記録を既に更新している選手が多い模様。時間の関係で今大会は予選2ラウンドしか行 われませんので、各選手タイムもさる事ながらミスのない確実な走りで完走して貰いたい所です。その後、開会式が行われ、谷田部アリー ナ所長の鈴木氏、F1RCGP代表北澤氏より挨拶があり、続いて競技委員長のTabata山下氏より詳しい大会内容説明があり、F1RCGP Round2 in Ibaraki Yatabe Arenaがいよいよ開幕です!

予選1ラウンド目
 F-1クラス予選1ラウンド目。先ずは1ヒートでレイトンハウスマーチの植木選手がトップに立ちます。その後ろをフェラーリ佐藤選手が 追いかけるかたち。3番手にはオレンジのFutabaカラー高安選手。その後、フェラーリ佐藤選手が徐々にペースを上げ、植木選手を交わし トップに浮上し、そのまま15L4'10.627、ベスト16秒378でトップゴール。総合では3番手のタイムとなります。2ヒート目は、マクラーレン 川崎選手がもの凄い勢いでトップに浮上。2番手はジタンカラーの鈴木選手がつける格好。この両者のマシンは非常に決まっており、先程の ヒートよりもペースが速く走行を重ねている模様。そして、トップゴールはマクラーレンの川崎選手で、15L4'06.934、ベスト16秒357、暫定 ポールポジションを獲得。2位は鈴木選手でベストは16秒161を出すも、トータルは15L4'08.818。総合4番手はスピードパッションのSP1を 駆る根岸選手が15L4'11.509、ベスト16秒289で続きます。根岸選手はベストではまだまだ余力がありそうなので、次のラウンドで更なる上を 目指して巻き返しを図って貰いたい所です。
 F-1スケールクラス予選1ラウンド目。こちらは今回ティレル重松選手1名での参加となります。重松選手は1名ながらも非常にアグレッシ ブでキレのある走りで、ベストラップで争われる同クラスで徐々にタイムを上げている模様。そして、4周目に自己ベストとなる18秒425をマ ーク。その後も何度もタイムアタックラップを試みますが、惜しい所でハイサイド転倒を期したりと、なかなかタイム更新ならず。しかし、 18秒425で暫定ポールタイムを獲得です。
 F-1グランプリクラス予選1ラウンド目。スタートして直ぐにFutaba F-1 Racingの森田選手がハイサイドでマシン転倒!まさかの6秒ロスを 余儀なくされます。代わってトップはZENの多田選手。ベスト14秒374を引っ提げて安定した走行を重ねます。安定した走行が多田選手の持ち味 でもあり、昨年末行われたフタバ産業杯でもポイント総合優勝を果たす程。多田選手の背後にはHiroFactory Racing Family中谷選手が上がって きて、これからこの2台のタイムのバトルが始まります。しかし、この後のストレートエンドで、ZEN多田選手がまさかのハイサイド転倒!直ぐ に復帰するも、HiroFactory Racing Family中谷選手がトップに。その後も快調な走りで、マシンの挙動も一切乱れる事無く最後まで走り切り、 17L4'11.541、ベスト14秒509で暫定ポールタイムをマーク。ZEN多田選手は惜しくも2位、17L4'11.753ですが、ベストは14秒374をマーク。3番 手は後半追い上げを見せたFutaba F-1 Racingの森田選手。16L4'00.434ですが、ベストは1番時計の14秒220をマーク。これら3台がやや後続を リードする格好でレースが終了します。


予選2ラウンド目
 F-1クラス予選2ラウンド目。1ヒート目ではフェラーリの佐藤選手がこのラウンドでも好調でトップを走行。2番手はコンマ差の僅差でオレンジの フタバカラー高安選手が続きます。その後、高安選手が若干ペースダウン。代わって2番手はレイトンハウスマーチの植木選手が上がってきます。そん な中、フェラーリ佐藤選手は安定した走行を重ね、15L4'09.086、ベスト16秒343で自己ベストを更新し、総合4番手のタイムをマーク。続く2ヒート目 では、マクラーレン川崎選手、レイトンハウス根岸選手、そして、ジタンカラーの鈴木選手の三つ巴の展開。トップはキレのある走りでマクラーレン川崎 選手です。同じくマルボロカラーの小泉選手は今年還暦の最年長ドライバーながら、この白熱する2ラウンド目で自己ベストを更新する素晴らしい走りで、 後続もトップ勢に負けじとしっかり付いてきています。トップ勢では、はやりマクラーレンの川崎選手が一枚上手の速さを披露し、15L4'03.417、ベスト 16秒014でポールポジションを決めます。2位はレイトンハウスの根岸選手で、惜しくも1秒495差ですが、ベストは15秒台に迫る16秒010で決勝での巻き返 しにも期待です。3位は東京から参加のジタンカラー鈴木選手、やや前と差を開けられていますが、もう少しセッティングを詰めてこの後の決勝ラウンドも 頑張ってくれる事でしょう。
 F-1スケールクラス予選2ラウンド目。ギャラリーの注目はティレル重松選手がどこまでタイムを伸ばせるかと言う事。スタートして程なく既に1ラウン ド目のタイムを更新。その後、コーナーをどんどん攻め始め、ギャラリーからも期待の歓声が。7周目に17秒761に放り込み、何と17秒台まで自身のタイムを 押し上げ、貫禄のF-1スケールクラスポールポジションの獲得を決めます。
 F-1グランプリクラス予選2ラウンド目。1周目よりFutaba F-1 Racingの森田選手がトップに浮上!先ほどのラウンドでのミスを取り返す素晴らしい 走りを見せます。しかしながら、何とインフィールドでまさかのオーバーランでクラッシュを期します。代わってまたトップに浮上してきたのは、Hiro Factory Racing Familyの中谷選手。2番手は直ぐ後ろ、僅差でZEN多田選手が付けます。3番手はプロケミ日比野選手。レースは後半戦に突入し、先ほど 痛いミスがあった森田選手が次第に順位を上げてきますが、4分のコール!トップは粘り勝ちのHiroFactory Racing Family中谷選手。HRF10Xもここにきて 素晴らしい安定感のある走りを披露しています。17L4'09.105、ベスト14秒333でポールポジションを獲得。2位は0.079秒差で、ZEN多田選手、ベストは14秒 317。3番手は追い上げが素晴らしかったFutaba F-1 Racig森田選手で、17L4'10.490、ベストは何と14秒193にまで上げています。続く決勝はどこまでトップ 争いに加われるか注目です。

■予選順位■
F-1クラス
1位川崎 明洋 2R15L4'03.417
2位根岸 裕幸 2R15L4'04.912
3位鈴木 和史 1R15L4'08.818
4位佐藤 大洋 2R15L4'09.086
5位植木 俊博 2R15L4'10.708
6位高安 理寛 2R15L4'12.312
7位吉田 順一 2R14L4'01.147
8位重松 隆一 2R14L4'07.666
9位小泉 栄  2R14L4'07.977
10位秋葉 勝利 1R14L4'10.544
11位木田 治紀 1R 8L2'45.524

F-1スケールクラス
1位重松 隆一 (TYRL-01)2R17.761

F-1グランプリクラス
1位中谷 洋信 (HRF) 2R17L4'09.105
2位多田 秀樹 (ZEN) 2R17L4'09.184
3位森田 栄俊 (FUR) 2R17L4'10.490
4位木下 真実 (HRF) 2R16L4'00.683
5位日比野 達也(PCM) 1R16L4'04.834
6位野尻 行信 (TMC) 1R16L4'10.496
7位朝日 雄一郎(TMC) 2R15L4'12.420

決勝に向けて
 ハイレベルな予選ラウンドを終え、各選手決勝に備えて準備を開始している模様。F-1クラスではノンブーストアンプにKV値、ギヤ 比と縛られる項目が多いので、充電手法を色々と工夫を凝らしている模様。体感気温も冷えてきている環境下では、充電前にウォームア ップをするのは基本中の基本で、別体のバッテリーバランサーを用いて、充電器はノンバランス充電をする選手も居る程気を使って充電 すると、よりパンチが出るなど、色々とノウハウも深い様です。また、コンピューターを用いてアンプの細かいセットアップや、データ 取りをまめに行う選手など、実車顔負けの内容でF−1レースを楽しんでいるマニアも多くい居ます。基本的には谷田部アリーナのカー ペットコースはハイサイド対策をピッチングダンパーやフロントキャンバーをセッティングして施し、最後にボディーの軽量化で微調整 するのがセオリーの様です。続く決勝では各選手予選にも増して好タイムが続出し、結果はどうあれ満足してレースを笑顔で終えて貰え たらと思います。

F-1クラスAメイン
 F-1クラス決勝Aメイン。スタートは各車非常に綺麗なスタート。トップはマルボロマクラーレンの川崎選手、2番手レイトンハウスの根岸選手、 3番手ジタンカラー鈴木選手、4番手フェラーリ佐藤選手の順。トップ4台はやや後続に差をつけ始めている状況。トップの川崎選手のマシンは モロテックの4輪マシン温故知新で、コーナーリングも無駄なく非常にスムーズに駆け抜けて行きます。徐々にレイトンハウス根岸選手の差を引 き離しに掛かっている模様。2番手根岸選手、3番手鈴木選手、そして、4番手佐藤選手までは1秒ほどの等間隔で走行。周回を重ねる度に、ト ップのマクラーレン川崎選手がリードを広げて行きます。2番手はレイトンハウス根岸選手、周回遅れを上手く交わしながら、トップに何とか喰ら いつこうと必死のライン取り。ベストタイムは川崎選手が16秒129、根岸選手は16秒068での走行。その差は一時ストレート1本分、約2秒ありまし たが、1.5秒、1秒と徐々に詰まり、ラスト2分程を残して、根岸選手が一気に川崎選手を猛チャージ。白熱のトップ争いにギャラリーも湧きます。 このまま根岸選手が後半ペースを上げて川崎選手を捉え切ると思いきや、根岸選手もギリギリのドライビングの為か、パイロンに乗り上げるミスが 多くなります。そして、最終ラップへと突入。最後はマクラーレンの川崎選手が僅か0.533秒差で逃げ切り、激戦のF−1クラスの優勝を飾りまし た。

F-1スケールクラスAメイン
 F-1スケールクラス決勝Aメイン。スタートはレイトンハウス木下選手が勢いよく出るも、ストレートエンドでハイサイド。代わってトップに立ったのは、 ザウバーの加藤選手。加藤選手はトップに立つと若干挙動を乱し、動揺を隠しきれていない様子ですが、巧に木下選手の猛追をブロックし、トップを死守し に掛かります。木下選手は激しく加藤選手をプッシュしますが、なかなかインが開かず、接触する場面も。そして、インフィールドで加藤選手のミスを付き、 木下選手が前へ出ます。しかし、またしてもハイサイドで加藤選手に前に行かれてしまいます。周りのギャラリーからは加藤選手に声援が飛びますが、ここ で力尽きたか、レイトンハウス木下選手が加藤選手を交わしトップに浮上。各車ピットストップもクリアする中、加藤選手はマシンのブレーキが利かないアク シデントにも見舞われ、木下選手がトップを独走。しかし、レース後半になり、木下選手のマシンから異音が。ギヤが少し舐めたみたいで、ペースが思うよう に上げられない様子。しかし、これでハイサイドが減った木下選手が最後まで丁寧な走りでトップゴールを決め、F-1スケールクラスの優勝を飾りました。

F-1グランプリクラスAメイン
 F-1グランプリクラス決勝Aメイン。スタートは1コーナーでポールのHiroFactory Racing Family中谷選手とZEN多田選手が軽い接触。その間にFutaba F-1 Racing の森田選手が中谷選手のインをさし、トップに浮上。Futaba F-1 Racing森田選手は後続に若干のリードを保ち、2位争いは中谷選手、多田選手、そしてProchemi の日比野選手が加わり大接戦になります。トップ争いはやがて森田選手、中谷選手、多田選手の3台に発展。レースは中盤に差し掛かると、この3台が急接近。 森田選手が1コーナーで膨らんだ隙を、HiroFactry Racing Famiky中谷選手がインをさし、満を持してトップに浮上!2番手はZEN多田選手、3番手に森田選手 と言うオーダーに変わります。すると、2番手走行のZEN多田選手がまさかのバッテリーダウンでリタイヤを期します。何と多田選手は充電するのを忘れると言う アクシデント抱えての走行だった模様。2番手は森田選手が浮上し、トップ中谷選手との激しいバトルの始まりです。コンマ3〜4秒差のテールツーノーズのバトル は、何回か接触があったものの、クリーンなバトルに会場も湧き上がり、やがて終盤に。森田選手の幾度とないプレッシャーに中谷選手が遂に中ストレートでスピン をしてしまい、これで森田選手がトップに立ちます。そのまま森田選手は後半に大きく他車をリードし、最後は大きな差を付け第2戦の優勝を果たしました。2番手 はProchemi日比野選手が粘りの走りで入賞を決めます。3番手は最後の最後でバッテリーダウンが惜しかった、中谷選手でした。
■決勝順位■
F-1クラスAメイン
1位川崎 明洋 30L8'14.274
2位根岸 裕幸 30L8'14.807
3位鈴木 和史 29L8'10.133
4位高安 理寛 29L8'13.251
5位佐藤 大洋 29L8'13.635
6位植木 俊博 28L8'00.968
7位吉田 順一 27L8'02.701
8位秋葉 勝利 27L8'11.684
9位重松 隆一 26L8'01.999
10位小泉 栄  24L8'05.050
11位木田 治紀  1L0'31.540

F-1スケールクラスAメイン
1位重松 隆一 (TYRL-01)25L8'00.659

F-1グランプリクラスAメイン
1位森田 栄俊 (FUR) 33L8'10.814
2位日比野 達也(PCM) 32L8'04.824
3位中谷 洋信 (HRF) 31L7'58.924
4位木下 真実 (HRF) 31L8'00.486
5位野尻 行信 (TMC) 31L8'01.387
6位朝日 雄一郎(TMC) 29L8'16.634
7位多田 秀樹 (ZEN) 19L4'48.402

ポディウム表彰
 レースの締めくくりは、ポディウム表彰です。コース脇に設営された表彰台に、上位入賞した選手が上がり、競技委員長の山下氏より トロフィーが受け渡されます。そして記念撮影。F-1クラスでは最後の根岸選手の追い込みを振り切り、マクラーレン川崎選手が優勝。F-1 スケールクラスは昨年度総合ランキング3位の重松選手が今期2戦目にして優勝。F-1グランプリクラスはFutaba F-1 Racing森田選手、Hiro Factory Racing Family中谷選手とのバトルに沸き、大変見応えのあるレースが展開、そして森田選手が優勝を果たすなど、随所に見応えた っぷりのレースでした。各入賞者にはギャラリーから盛大な拍手が贈られました。みなさん最後まで本当にお疲れ様でした。

ベストルッキングカー賞
 ベストルッキングカー賞には、植木選手のレイトンハウスマーチが選出されました。レイトンブルーが非常に鮮やかで、かなり実車に近く 再現されていました。ドライバー人形のカラーリングや、細部に至る装飾までしっかり仕事がしてあり、正にこの賞を受賞するに相応しい1 品でした。ベストルッキングカー賞を受賞した植木選手には副賞で写真盾が手渡されました。今後もも皆さんの力作をお待ちしています。

全体表彰・抽選会
 大会の最後は全体表彰式並びに大抽選会です。まず全体表彰式では、参加者全員に表彰カードの授与が行われ、大会会長の北澤より一人一人に 労いの言葉が掛けられます。その後、抽選会へと進み、Yokomoのキット等、他にも豪華賞品が満載。もれなく皆さんに当たるこの抽選会は、毎回 好評の様で、皆さん自分の名前が呼ばれるのを今か今かと待っている様子が印象的です。大会最後は競技委員長の木村氏、そして、大会会長の北 澤氏の挨拶があり、F1RCGP2014 Round2 in Ibarakiが無事閉幕となりました。皆様本当にお疲れ様でした、そして、ありがとうございました。

F1RCGP大会主要機材データ
 F1RCGP2014 Round2 大会データになります。マシン、プロポ、アンプ、バッテリー、F-1グランプリクラスモーターのシェアと、全員の参加選手 県名、年齢別構成比、そして男女比です。 次回参加される方、遠征される方等、参考になさってください。 次回行われる予定のF1RCGP2014 Round3は、3月16日(日)千葉県袖ヶ浦市のRC STADIUM SODEGAURA大会です。千葉県屈指のレーシングトラック で繰り広げられるであろうF-1バトルに注目しましょう。

カーシェア
プロポシェア
アンプシェア
モーターシェア
バッテリーシェア
参加選手県名
年齢層
男女比

謝辞
 F1RCGP2014 Round2茨城・谷田部アリーナ大会に参加された選手の皆様、そしてサーキットをお貸し頂いたサーキットオーナー横堀様、谷田部アリ ーナ所長の鈴木様、運営をお手伝い頂いたTabata原山様、木村様、山下様、小林様、桜井様、そして各実行委員長の皆様、その他多くのサーキットス タッフの皆様、多くの協賛品のご協力を頂いたサポートメーカーの皆様、本当にありがとうございました。お蔭様で無事に本大会を開催する事ができ ました。まだ多く残るシーズンも、参加者の皆様に喜んで貰える様に精一杯頑張る所存ですので、応援宜しくお願いいたします。F1RCGPは皆様のご協 力によって支えられ、レースが成り立っていますので今後とも宜しくお願い申し上げます。