F1RCGP レースリポート


第3戦 F1RCGP2014 in Chiba
RC STADIUM SODEGAURA 2014年3月16日(日)


天気:曇り、気温:16℃、湿度:42%、路面温度:20℃

 F1RCGP2014シリーズ第3戦が、千葉県千葉県袖ヶ浦市百目木(どうめき)に店舗、サーキットを構える RC STADIUM SODEGAURAで 開催されました。RC STADIUM SODEGAURAは千葉県でも最大級のサーキットを有し、ドリフト、グリップ、オンロード、オフロード、エン ジン、電動カー等あらゆるRCカーのジャンルが楽しめる施設として全国的に有名です。店長兼、コースオーナーである佐久間氏の人柄が 影響してか、コースの雰囲気も終始穏やかで、初心者から気兼ねなくサーキット走行を楽しむ事ができます。隣接するRCショップにはRUSH 製品を初め、キット、モーター、アンプ等のエクイップメントも充実。中には掘り出し物もあり、破格の値段でお目当てのものをGETできる チャンスもあります。今回のF1RCGPの舞台はメインコースとなる、1周120m、33mのバックストレートを持つハイグリップオンロードコース。 今年度は周回方向を逆周りでレースが開催されました。このコースの特徴とも言うべき路面のギャップは、ストレートで一部修正され、ダイ レクトドライブであるF-1の走行も比較的楽になった様です。コースレイアウトはRC STADIUM SODEGAURA伝統の中低速、高速セッションが入 り混じり、とても奥の深いものになっています。  参加人数はF-1クラス:6名、F-1スケールクラス:4名、F-1グランプリクラス:2チーム3名、合計13名です。F-1クラスは地元の稲選手、白 井選手、高安選手をはじめ、関東在住の鈴木選手等も参戦。また、夜勤明けで30時間以上寝ていないと言う櫻尾選手も体にムチを打って参戦。 F-1スケールクラスも地元の森選手、梅津選手をはじめ、名古屋から参戦の重松選手もチャンピオン奪取に向けて意気揚々と参戦。F-1グラン プリクラスはTeam ZEN橋本選手が久々の参戦で、ファーストドライバー多田選手と共に上位進出を狙っています。ZENオリジナルF-1キット、 ZFC-012は各地のレースでも近頃活躍中で、同日開催のFormula四国でも好調との連絡がありました。そこに迎え撃つのがFutaba F-1 Racingの 森田選手です。森田選手はオールラウンダーの実力者で、先月の第2戦、茨城・谷田部ラウンドでも優勝を果たすなど、今乗りに乗っている選手 です。グランプリクラスは今回3台しか居ませんが、実力者が揃い激戦が展開されました。
 また、本大会よりNestleのスポンサーも加わり、ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタによるコーヒーサービスも始まりました。おいしい 入れ立てのコーヒーをいつでも飲めるので皆さん大変喜んでいました。今後もF1RCGPイベントはネスカフェアンバサダーとしてコーヒーサービ スを提供して行きます。

プラクティスDay
 レースの前日のプラクティスDayは天候も良くRC日和となりました。午後になると袖ヶ浦の特徴である風が次第に吹いてきて、花粉も 混じりやや路面はダートな様相を呈します。この日はスケールクラスは地元の大村選手が予選のタイムアタック、そして、決勝を想定し た走行を重ねており、夕方にはほぼセットも出て万全の状態の様です。大村選手の愛車はフェラーリ、路面のギャップもしっかり吸収し、 非常にスムーズな走行です。対するは同クラスポイントリーダーの重松選手が、名古屋からの参戦で会場入り。午後風が出てきて路面グリップがやや 悪いながらも安定した走行で好調をアピールしています。この2名の明日のバトルは注目です。一方、グランプリクラスTeam ZENの多田選 手も明日に向けてしっかりとセットを煮詰めています。17.5Tのスピードにも関わらず、路面のギャップ吸収性能はクラス最高で、見た目に も跳ねる様子は全然ありません。ZENのオリジナルF-1、ZFC-012も非常に好調を見せていますが、噂ではZFC-014へアップデートも間近とか。 各選手好調のままこの日は終了し、スタッフ及び選手総出で明日に備えてバナー貼り等の準備を行いました。明日も天気が良さそうなので、 好バトルが期待できると思われます。

大会当日
 大会当日の朝は気持ち良く晴れます。各選手受付を終え、練習走行に移ります。朝の時間にアクアラインで事故があった様で、東京からの 参加選手等は遅れての会場入り。大会開始を少し遅らせて、遅れて到着の選手達がゆっくりと支度が出来る様にしました。コースコンディシ ョンは良好ですが、少し風が吹きだしたので、念のため記念撮影の後は操縦台のバナーは外させて頂きました。RC STADIUM SODEGAURAの操縦 台は風が強いと倒れる場合があるので、安全面での配慮ですのでスポンサー各位におかれましては何卒ご了承下さい。
 今朝の練習走行では、昨日熱心に走行を重ねていた選手は勿論の事、今日から会場入りの選手も好調の様子。今日配られたZENのコントロール タイヤは、タイヤ1個1個の重量も検品して、安定した品質の物だそうです。その為に、本番では一層グリップバランスも良好で、その為に好タ イムで走行している選手が多くなっている模様。F1RCGPは全選手がZENのハイグリップなコントロールタイヤを装着して、イコールコンディショ ンが確立されていますので、この様に誰もが安心して楽しめるレースになっています。
 大会開会式はRC STADIUM SODEGAURA代表の佐久間氏の挨拶、並びにF1RCGP大会会長の北澤氏の挨拶、そして競技委員長の森氏の大会説明があり、 今年度最初の屋外コースでの大会、久々のドライコンディション宣言でスタートとなりました。心地好い日差しの下、各選手の素晴らしい走りを 期待しましょう。
※当日はRCマガジンが取材に駆け付けて下さいました。4月発売の5月号に掲載予定ですので、是非皆さん本屋さんで購入してご覧下さい。

予選1ラウンド目
 F-1クラス予選1ラウンド目。予選ラウンドスタート直後から圧倒的な速さを披露しているのは、オレンジ・イエローで鮮やかに カラーリングされたF104のマシンを駆る高安選手。今朝の練習走行から好調をキープする高安選手は、ベストは唯一の15秒台、15秒 773をマーク。2位に付けるのはジタンカラーの鈴木選手。しかし、高安選手のペースには付いて行けず、徐々にその差は離れます。 そして、高安選手は終始トップをリードしたまま、15L4'00.888でトップゴール。2位は鈴木選手、15L4'15.359、ベスト16秒158、 3位はロスマンズウィリアムズの白井選手とティレル重松選手の争いでしたが、僅差で白井選手が3位フィニッシュを飾ります。
 F-1スケールクラス予選1ラウンド目。フェラーリを駆る大村選手がスタートから快調なペースでラップを重ねます。大村選手のフェ ラーリは若干路面のギャップを拾って跳ねている印象ですが、リアグリップが非常にどっしりとしている印象。大村選手は徐々にラップを 上げ、最終的には16秒前半のタイムとなる、16秒128でトップフィニッシュ。2位は名古屋から参戦のティレル重松選手、16秒847です。 重松選手のマシンはフロント周りがかなりトーアウトなセッティング。マシンの挙動を見てもスムーズな動きをしているので、このセッテ ィングはかなり功を奏している模様。
 F-1グランプリクラス予選1ラウンド目。序盤からトップをリードするのは、ZEN多田選手。2番手を走るのはFutaba F-1 Racingの森田 選手。ベストラップは多田選手が14秒538、森田選手が14秒905。多田選手は後半になると更にペースが安定して速くなり、徐々に森田選手 との差を広げて行きます。多田選手のマシンはZENのZFC-012。非常にトラクションが高く、ギャップの吸収性が良く、跳ねません。そして、 多田選手は終始トップをリードし、17L4'13.805でトップゴール。2番手は森田選手、16L4'03.170。3位はZEN橋本選手、16L4'06.157、ベ ストは14秒934でした。橋本選手も後半の方がペースが上がってきます。後半のパフォーマンスアップはZENのマシンの特徴とも言うべきアド バンテージの様です。

予選2ラウンド目
 F-1クラス予選2ラウンド目。路面もレース路面になり、グリップが若干上昇している状況。このラウンドもオレンジ・イエローカラー の高安選手がトップを走行。後続では、2位はジタンカラーの鈴木選手、3位はティレル重松選手と言うオーダー。途中、重松選手は激しく コースアウトするも、無事に復帰し、3位をキープします。トップフィニッシュは高安選手で、16周に突入し、16L4'15.150、ベスト15秒590 をマーク。2位はジタンカラーの鈴木選手、15L4'13.493、ベスト16秒155で自己ベストを更新。鈴木選手のジタンカラーのリジェは、1993年 日本GPの特別カラー仕様。ヒューゴ・プラット氏によるデザインで、当時の日本でのジタンタバコ販売記念として、ブランドルの駆るマシン だけスペシャルカラーが施されました。その後、1999年以降はチームは2台同一カラーが義務化され、スペシャルカラーが出来なくなった。 と言う豆知識をお伝えしておきましょう。
 F-1スケールクラス予選2ラウンド目。ここにきて袖ヶ浦の特徴である海からの風が次第に強くなり、コースは荒れ模様を呈します。そんな 中、フェラーリを駆る大村選手がトップを走行。16秒台のタイムを連発して、トップをリードしています。その後ろでは、ロータス森選手も インを果敢に攻め健闘するも、ややトップスピード不足でタイムは伸びていない模様。ティレル重松選手は1ラウンド目と殆ど変らぬタイムで 走行。百戦錬磨の力強い走行を見せ、16秒923で2番タイム。トップは大村選手で、1ラウンド目よりもタイムを落とす16秒617ですが、このラ ウンドでもトップを守りました。
 F-1グランプリクラス予選2ラウンド目。このラウンドでもZEN多田選手がトップを独走。他の選手は付いて行くだけで精一杯で、本当に 手の付けられない速さで走行。多田選手のベストは14秒697、2番手のFutaba F-1 Racing森田選手も14秒673でほぼ変わらないベストをマー クするも、安定感に勝る多田選手が17L4'13.114でトップゴールで暫定ポールポジションを守ります。2番手森田選手は16L4'02.869、3番 手はZEN橋本選手で16L4'10.787、ベスト14秒870でした。

予選3ラウンド目
 F-1クラス予選3ラウンド目。益々強く吹く風の中、このラウンドでも高安選手がトップを走行。風で路面グリップは落ちる中、高安選手のマシ ンはジャイロが良く効いており走らせ易そうです。2位はジタンカラーの鈴木選手、3位はティレル重松選手のオーダー。結局トップゴールは15L 4'02.511、ベスト15秒824で高安選手が決め、見事強豪が多い中、ポールポジションを獲得しました。
 F-1スケールクラス予選第3ラウンド目。スタート前の練習走行でフェラーリ梅津選手がマシンにダメージを負い、ラウンドレース途中でリタイ ヤすると言うアクシデントがある中、トップはこちらもフェラーリ大村選手。大村選手は練習走行から一貫して非常に素晴らしい走りをこのラウン ドでも見せつけ、16秒395で2位に大差をあけトップフィニッシュ。スケールクラスポールポジションを獲得です。
 F-1グランプリクラス予選3ラウンド目。序盤はFutaba F-1 Racing森田選手が快走。このまま森田選手がレースをリードすると思いきや、ZEN多田 選手が後半からペースを上げ、自己ベスト付近のアベレージタイムをマーク。多田選手のマシンは非常にトラクションが高く、安定したラインを常に キープし、正にお手本とも言える走行を続け、16L4'00.479、ベスト14秒627でポールポジションを獲得です。2位はFutaba F-1 Racing森田選手、16L 4'03.495、ベスト14秒828、3位はZEN橋本選手、16L4'08.085、ベスト14秒911と言う結果でした。


■予選順位■
F-1クラス
1位高安 理寛 2R16L4'15.150
2位鈴木 和史 3R15L4'09.745
3位重松 隆一 3R14L4'01.400
4位白井 和宏 3R14L4'06.200
5位稲 滋明  2R14L4'15.503
6位櫻尾 晋也 2R14L4'15.680

F-1スケールクラス
1位大村 文彦 (FERR-01)1R16.128
2位重松 隆一 (TYRL-01)1R16.847
3位森 尚之  (LOTS-01)3R17.172
4位梅津 薫  (FERR-02)1R17.620

F-1グランプリクラス
1位多田 秀樹 (ZEN) 2R17L4'13.114
2位森田 栄俊 (FUR) 2R16L4'02.869
3位橋本 努  (ZEN) 1R16L4'06.157

決勝に向けて
 続く決勝に向けて、各選手空いた時間に入念に決勝用のセットアップの確認を行っています。やはりこのサーキットの セットアップの肝となるのは路面ギャップ追従性でしょう。各マシンを見てみると、マスダンパーや、ソフトTバー等を 装備して少しでも跳ねを抑えようとする試みが見られます。
 昼食も挟み、各選手、運営サイドも腹ごしらえを終え、いいよ決勝レースが近づいてきます。カメラ、ビデオの撮影準 備も万全。去年は決勝の時間に天候が悪化してきましたが、今年は大丈夫な様です。ドライ路面の下、思う存分実力を出 し切って貰いたいものです。


F-1クラスAメイン
 F-1クラス決勝Aメイン。スタートはポールポジションからオレンジ・イエローカラーのマシン高安選手が素晴らしいスタートダッシュを決めます。その後ろ、 後続は、2番手ジタンカラーの鈴木選手、3番手ティレル重松選手、4番手にマクラーレン白井選手の順。コース上風が背後から吹き付ける中、比較的混乱する 事無く綺麗なスタートです。トップは若干離れて高安選手、鈴木選手との差を徐々に広げます。3位争いはマクラーレン白井選手が重松選手を交わし浮上。 5番手争いはキャメルカラーのストリートジャム製のマシンを駆る櫻尾選手がラッキーストライクホンダカラー稲選手を交わし前に出ます。一方、トップ争い の方は、ジタンカラーの鈴木選手がインフィールド左セクションで痛恨のミス!ここで一気に高安選手との差が広がります。高安選手はトップを独走。 マシンはF104W。決勝でも強さを見せた高安選手が、彼にとって苦手なここRC STADIUM SODEGAURAで見事ポール・トゥー・ウィンを飾りました。2番手は鈴木選手、 3番手はマクラーレン白井選手が重松選手の猛追を逃げ切り見事入賞、と言う結果に終わりました。

F-1スケールクラスAメイン
 70周の周回レースで行われるF-1スケールクラス決勝Aメイン。スタートは各車素晴らしいスタートで、1コーナーへと流れ込んで行きます。トップはフェラーリ 大村選手。大村選手は昨日のプラクティスDayで70周のロングランをテストしているので、走行ペースをきちんと維持し、万全の走りの様子。2番手はティレル カラーの重松選手。こちらもF1RCGPスケールクラスポイントリーダーとして百戦錬磨の選手だけに、ペース配分も流石の走りで無理はしません。3番手はロータス 森選手で、RC STADIUM SODEGAURAのクラブの長を務めるベテランドライバー。決勝を想定したテストはしていないものの、勢いと勘の走りは素晴らしいものを持っ ています。4番手を走るのは、フェラーリ梅津選手、しかし、残念ながら駆動系トラブルを抱え、22周であえなくリタイヤとなってしまいます。その後、20周のピ ットイン義務の周回が近付いてきます。先ずはフェラーリ大村選手がピットイン。しかし、オーバーランによりやり直しになってしまいます。ここで2番手ティレ ル重松選手がその差を詰めてきますが、重松選手も痛恨のピットインオーバーランで、再ピットインが指示されます。そんな中、ロータス森選手がピットスルー2 回の作戦で大きくトップ勢との差を詰め、一気に2番手に浮上。その後の後半戦、トップ争いはフェラーリ大村選手、ロータス森選手に絞られ、お互いに一歩も 譲らない状態。大村選手のベストは16秒672、森選手は16秒847。そして、70周のゴールを最初に通過したのは、フェラーリ大村選手!見事F-1スケールクラスを ポール・トゥー・ウィンで締めくくりました。

F-1グランプリクラスAメイン
 F-1グランプリクラス決勝Aメイン。スタート直後のシケインで、2番手スタートのFutaba F-1 Racing森田選手がZEN多田選手のインを上手くさし、序盤で いきなりトップにジャンプアップ。ポールポジションスタートのZEN多田選手は序盤若干トラクションのかかりが悪かった様で、2番手。ZEN橋本選手はその 直ぐ後ろを走る、3台が非常に接近してのバトル。すると、ストレートエンドで、森田選手がバランスを崩した所を多田選手が抜きに行こうとしますが、2台が まさかの接触!森田選手はトップで復帰。しかし、多田選手は橋本選手の後ろ、3番手復帰となります。その後、ZENのチームプレイで多田選手が2番手に浮上し、 トップを走る森田選手を激しく追いかけます。再びZEN多田選手のプレッシャーを掛けられる森田選手は、ミスの許されない非常に厳しい状況に追い込まれます。 森田選手と多田選手との差はコンマ4秒、その後ろの橋本選手までは1秒無い状況です。すると、ストレートエンドで多田選手が猛アタックをしかけ、一瞬トップ に立ちますが、1コーナーですぐさま森田選手がインを挿し返し、非常に素晴らしいバトルになっています。この17.5Tのトップスピードは今大会で最後となり、 正にこのハイスピードバトルはこのラウンドで見納めです。非常に接戦の3台でのトップ争いは、このまま最終ラップへのバトルへと進んで行きます。 そして、最終ラップ。森田選手の激しいブロックを、最後のストレート勝負で多田選手が挑み、見事僅差で多田選手が森田選手をパスしトップフィニッシュ! 森田選手はストレートエンドで何を間違えたか、真っ直ぐフェンスにぶつかります。森田選手はゴールラインを見誤り、本来コーナーの先のラインが計測ライン なのですが、それを通過する事無くクラッシュ。その間にZEN橋本選手がラインを通過し、見事2位でフィニッシュ!森田選手は3番手と言う結果になりました。 最後まで素晴らしいレースを展開した3選手に、ギャラリーからは大きな拍手が贈られました。

ポディウム表彰・シャンパンファイト
 決勝レースの後は、トップ3の入賞者を讃え、トップ3表彰が行われます。F-1クラス、F-1スケールクラスは、高安選手、大村選手が揃って 2位に大差を付けての完璧なレース運びで優勝。F-1グランプリクラスはZENの多田選手、Futaba F-1 Racing森田選手、そして、ZEN橋本選手の 3台による非常に熱いバトルの末、最終ラップのドラマでZEN多田選手の優勝でした。彼ら含め、レースを盛り上げてくれたトップ3のメンバ ーにはトロフィーと、最後にシャンパンファイトが待っています。今回は各選手大人のシャンパンファイトで、和やかな雰囲気の下、ギャラリー からも温かい拍手が贈られました。

■決勝順位■
F-1クラスAメイン
1位高安 理寛 31L8'12.921
2位鈴木 和史 29L8'07.437
3位白井 和宏 28L8'02.234
4位重松 隆一 28L8'03.721
5位櫻尾 晋也 27L8'16.409
6位稲 滋明  25L8'00.940

F-1スケールクラスAメイン
1位大村 文彦 (FERR-01)70L20'32.935
2位森 尚之  (LOTS-01)70L20'47.379
3位重松 隆一 (TYRL-01)69L20'37.949
4位梅津 薫  (FERR-01)22L08'03.605

F-1グランプリクラスAメイン
1位多田 秀樹 (ZEN) 32L8'12.142
2位橋本 努  (ZEN) 32L8'13.372
3位森田 栄俊 (FUR) 32L8'14.982

ベストルッキングカー賞
 ベストルッキングカー賞は、梅津薫選手のフェラーリが選出されました。梅津選手のフェラーリは最新のF14Tです。 今年の実車フェラーリのパワーユニットは、ボア80mm×ストローク53mmの1,600cc直噴90度V型6気筒24バルブにシングル・ ターボを組み合わせたものにダウンサイズされ、KERSより数倍ものパワーを放出するERS(エネルギー回生システム) を搭載との事。梅津選手のマシンもそんな雰囲気を醸し出し、素晴らしいリアル感とカラーリングの鮮やかさが光ります。 梅津選手には記念の写真盾が贈られました。

全体表彰・抽選会
 大会の最後を締めくくるのは、各選手に表彰カードをお渡しする全体表彰並びに、大抽選会です。今回も多くの協賛メーカー各社が 協賛品を送って下さり、注目のアイテムが多いです。抽選会場ではNstleのバリスタによりコーヒーが振る舞われ、待ち時間もホッと 一息つけるのが良いですね。参加者1人1人に抽選で協賛品を渡し、皆一喜一憂。抽選が終わると、競技委員長の森氏より閉幕の挨拶、 そしてコースオーナー佐久間氏より講評が述べられ、今季初の屋外サーキットによるF1RCGP、無事に大会を終える事ができました。皆さ ん本当にお疲れ様でした、そして、ありがとうございました。


F1RCGP大会主要機材データ
 F1RCGP大会データになります。マシン、プロポ、アンプ、バッテリー、F-1グランプリクラスモーターのシェアと、全員の参加選手県名、年齢別、 そして男女比です。 次回参加される方、または遠征される方は是非とも参考になさってください。 次回行われる予定のF1RCGP2014 Round4は、4月13日(日)徳島大会 in BIG+3 RC Circuitです。毎年雨の噂が囁かれますが、今年は月をずらして 4月の開催です。好天での屋外コース、ハイスピードバトルを期待しましょう。皆様のご参加、観戦をお待ちしております。

カーシェア
プロポシェア
アンプシェア
モーターシェア
バッテリーシェア
参加選手県名
年齢層
男女比

謝辞
 本大会開催に際しまして、参加者の皆さま、多くのF1RCGPファンの観戦者の皆さま、運営スタッフの皆さま、そして、スポンサーの皆さま、 本当にありがとうございました。また、サーキットをお貸し頂いたサーキットオーナー佐久間様、現場でヘルプ頂いた多くの関係者の皆さま にも重ねてお礼を申し上げます。今後ともF-1ラジコンの発展に向けてF1RCGPAは一丸となって進んでまいりますので、応援をお願い致します。
 最後に、RC Magazine等の取材スタッフの皆様、遠路遥々の取材本当にありがとうございました。