F1RCGP レースリポート


第2戦 F1RCGP2016 in Ibaraki
Yatabe Arena Circuit 2016年2月7日(日)


天気:晴れ(屋内)、気温:16.5℃、湿度:43%、路面温度:13℃

 F1RCGP2016のシリーズ第2戦は関東圏、茨城つくば市にある谷田部アリーナで行われました。ここ谷田部アリーナは1989年オープン 以来、ラジコンのメッカとして国内、海外からも多くの来場者を集める電動ラジコンカーの一大拠点です。2012年6月に大規模改修を終え、 今では総敷地面積5,400坪の屋内としては世界最大級の総合ラジコンレジャー施設として賑わいを見せます。敷地にはオンロードのサーキ ットは4面、オフロード1面を備える充実した内容です。オンロードのサーキットは、グリップ走行とドリフト走行両方に対応しており、 ラジコンファンのあらゆるジャンルに対応しています。また、ラジコンを家族、友達、カップルで楽しめる様に、周辺施設も充実。子供用 の休憩スペース、バルコニーでランチもできるカフェテリア、ゲームコーナー、ゆとりあるピットスペース等、全てにおいて最高の施設に なっています。隣接するラジコンショップには、知識豊富なスタッフが在中し、親切丁寧にいつでも対応してくれるので、初めての利用者 でも臆することなく気軽に利用できるでしょう。ショップの在庫パーツはヨコモ、タミヤを中心に各社大変充実した品揃え。中にはここで しか手に入らない商品や格安大セールもあったりと、買い物するにも非常に魅力溢れる場所になっています。是非皆様お誘い合わせの上お 越し頂ければ幸いです。
 今回F1RCGPの舞台となるのは、オンロードコース最大級となるグランプリサーキットです。このグランプリサーキットは昨年2015年にIF MAR電動オフロード世界選手権が開催された場所。他にもAOCや数多くの国際レースも開催される伝統のコースになります。コーススペック は1周約230m、カーペット舗装の、ハイグリップ且つハイスピードコースとなります。コースサイドはブルー・イエローの縁石で統一され、 見た目にも非常に美しく、操縦台からの視認性も良好の様です。レースウィークはやや寒さはあるものの、比較的穏やかな日和に恵まれま した。関東近辺の選手を中心に、幅広い地域のF-1のファンが大勢訪れました。また、今回はJMRCA1/12電動レーシングカー全日本関東予選 と、谷田部アリーナラウンドレースと併催し、ダイレクトドライブのオンロードRCファンが一堂に集まる素晴らしいレースイベントとな りました。F1RCGPの参加人数はF-1フレッシュマンクラス:4名、F-1クラス:6名、F-1スケールクラス:1名、F-1グランプリクラス:5チー ム7名、合計18名です。各クラス、地元勢はもとより、近県の千葉県、東京都、神奈川県、遠方からは愛知県、和歌山県、新潟県、福島県な ど、他県からも多く選手が集まりました。その中には、2015年度F-1ワールドチャンピオン多田選手の姿もありました。外は寒かったのです が、室内コースとして名高い谷田部アリーナ。エントラントの誰もが最高の環境で1日楽しめるイベントとなりました。


プラクティスDay
 前日の練習走行日は穏やかな快晴に恵まれ、各選手朝からピットエリアに集結、このイベントの為に準備してきた思い思いのマシンを手 に、早速練習走行を開始している模様。F-1クラスに参加のジョーダンカラーの鈴木選手はグランプリクラスに匹敵する程の素晴らしいいラ ップタイムを出している模様。また、昨年度F-1ワールドチャンピオンのグランプリクラス参加のZEN多田選手は、流石の走りでトップタイ ムをマーク。Team Futaba F-1 Racingの森田選手、高安選手のコンビは、多田選手は及ばないもの、それに近いタイムで走行を重ねています。 パワーソースはオリオンをチョイスし、新型のトリコロールブラシレスEndeavourを装着しています。Team MOROTECH Bの野尻選手は、久しぶ りのカーペット路面で思うようにタイムが伸びず、やや苦しんでいる模様。しかし、キレのある走りは健在しています。また、夕方からはZEN の山田選手も登場!多田選手とセッティングの情報交換をして走り出し、なかなかのタイムを出している模様。明日はZENとFutabaのTeam対決 が混戦を極めそうです。一方、明日の大会エントリー予定のMOROTECH小池選手はウィークデーに密かにこのコースで練習走行をしていた様で、 この日の練習走行には姿を現しませんでした。小池選手は去年の同大会の優勝者なのできっと明日は素晴らしいパフォーマンスを見せてくれる 事でしょう。F-1スケールクラスは愛知から参戦のティレル重松選手のみの参加となります。重松選手の仕事の都合でこの日は現れていません。 情報によると地元のカーペットコースで練習していると言う事なので、明日谷田部に来てもいきなり全開走行を見せてくれる事でしょう。
 谷田部でのセッティングポイントは、路面グリップが高いため、走行中にややフロント勝ちとなり、3分過ぎからオーバーステアになるので、 その対策になります。サイドスプリングを柔らかくして、リアグリップを稼ぎ、またフロントキャンバーを若干起こすと良い様です。また、高 グリップで駆動負荷も大きい為、ワーソース系も1セルリポサイズではなく、ショートリポサイズの比較的高容量タイプのバッテリーを搭載し、 後半のパワーの落ちを軽減している選手が多い様です。
 練習走行後、運営スタッフはバナー貼りを終え、レーシングムードも高まります。明日のレースはどのようなバトルが見れるか、今から非常 に楽しみです!

大会当日
 大会当日の朝は気温は予想程下がらず、天候は今日も快晴です。早朝よりエントラントが続々と谷田部入りしてきます。受付でZACのコントロ ールタイヤを支給された選手から、続々とプラクティスの為にコースインして行きます。タイヤ径はだいたい50mm〜52mm位に調整する選手が多い 模様。朝の練習走行路面は、まだ路面グリップも低く、各マシンの動きはナチュラルで操縦し易い感じに見えます。各車走行を重ねている内に次 第に路面グリップも上がっている様で、徐々にタイムアップをしてきますが、フロントが引っかかる感じになり操縦が難しくなっている模様。昨 日仕事の関係で練習できなかった重松選手は、F-1クラス、F-1スケールクラスのダブルエントリーです。早速練習走行を行い、コースラインや路 面コンディションを確認している様です。地元でのカーペットの練習が効いた様で出だしから良く走っている様です。F-1クラスはジョーダンカラ ーの鈴木選手が今日も好調を維持しています。また、本日より会場入りした作佐部選手も指定モーターをレンタルしてコースイン!マシンはヨコ モ製でカーペット&スポンジ仕様にモデファイドしてあります。50mmを下回るかなり小径のタイヤも装着で来る様です。F-1グランプリクラスは、 ZEN多田選手が非常に素晴らしい好調をキープ。しかし、本日より登場のMOROTECH小池選手もハイペースで走行。この2台は今の所一歩抜きに出て いる感があります。それに後れを取ってなかなか調子が大きく上向かないTeam Futaba F-1 Racingの森田選手、高安選手。何とかこの最後の練習 で調子を取り戻してほしい所です。MOROTECH B野尻選手はこの日は昨日より大分好調の様子。トップ争いに絡める程のタイムだ出だした様です。
 開会式では、本日司会進行を務めて下さる谷田部アリーナの鈴木氏のマイクの下、記念撮影、ベストルッキングカー選考、そして、競技委員長 の(株)タバタ・山下氏の競技説明があり、F1RCGP2016 Round2 in Yatabe Arenaの開幕です。当日はRC Magazineの小池氏が選手兼取材等を行って くれました。次号でレースレポートが載りますので、是非誌面をご覧ください。

予選1ラウンド目
 F-1フレッシュマンクラス予選1ラウンド目。1周目はシルバー・グリーンのカラーリングの野口選手がトップに立ちます。後続は2位にレッド・ ブルー・ホワイトのカラー鈴木選手がつけます。その後、鈴木選手がトップに浮上し、ハイペースで走行。レース後半まで果敢にコーナーを攻める 気合の走りで、トップゴール。タイムは、16L4'00.044、ベスト14秒319をマーク。2番手はフェラーリのカラーの佐久間選手、16L4'11.483。佐久間 選手は谷田部ではマンセル佐久間と言うニックネームを持つほど有名な選手だそうです。
 F-1クラス予選1ラウンド目。序盤からジョーダンカラーの鈴木選手が飛び出します。2番手にはタイレルの6輪マシン佐藤選手が続きます。その 2台の差は非常に僅差でのバトル!約0.6秒しか差がない状態です。レースは後半になるとジョーダン鈴木選手が徐々に後続との差を広げに掛かります。 鈴木選手のマシンは特にストレートは速いわけではなく、コーナーとコーナーの繋ぎ方が非常にスムーズです。25.5Tの非力なモーターだけに、この 様なドライビングは後半の熱ダレも抑えられて良い結果に繋がる様です。結局このラウンドは鈴木選手がトップゴール、タイムは17L4'04.872、ベスト 14秒055。ベストラップは2位の佐藤選手がマーク、14秒040でした。
 F-1スケールクラス予選1ラウンド目。このクラスは4分間のベストラップで争われます。今回はティレル重松選手1名でのレースとなります。重松 選手は先ずは1周目、17秒台からのスタート。その後、徐々にペースアップを図り、自己ベスト更新を狙います。しかし、ここで重松選手のティレルの マシンのギヤノイズが若干うるさくなります。そんな中、重松選手は果敢にコースを攻め、17秒130のベストをマーク。しかし、ストレートでまさかのク ラッシュを期し、あえなく途中リタイヤとなってしまいました。
 F-1グランプリクラス予選1ラウンド目。スタートは、ZEN多田選手、MOROTECH小池選手の順で1周目をクリア。その後は、MOROTECH小池選手がトップ に浮上。小池選手のマシンはコーナーリングが非常にスムーズで、まったく失速感が無く、かなりセットも決まっている模様。2番手ZEN多田選手は小池 選手を追うもややステアリングが切れすぎて不安定な動きを見せています。一方、小池選手のマシンはTRIONのパワーソースがフル装備されている模様。 ストレートも良く伸び、タイムは19L4'08.229、ベスト12秒898でトップゴール。2位はZEN多田選手、19L4'08.539、ベスト12秒773。以下、18LでFutaba F-1 Racing森田選手と続きます。



予選2ラウンド目
 F-1フレッシュマンクラス予選2ラウンド目。このラウンドでも、レッド・ブルー・ホワイトの3色カラーの鈴木選手がトップ。かなり好調な様子で、 非常にペースも速く、後続をどんどん引き離して行きます。2位にゴムタイヤを装着するウィリアムズ岩井選手が追いますが、差は広がる一方。結局 このラウンドのタイムは1ラウンド目には及びませんでしたが、1、2ラウンドを鈴木選手が征し、16L4'03.027でポールポジションを獲得。ベストラッ プはこのラウンド鈴木選手が13秒875まで上げてきました。
 F-1クラス予選2ラウンド目。このラウンドでもジョーダンカラーの鈴木和史選手がトップを走行。2番手はタイレル櫻井選手が続きます。同じくタイ レルの佐藤選手は序盤の転倒で大きく順位を下げてしまいます。トップは依然として鈴木選手、1.5秒差で櫻井選手が追う展開です。トップ走行の鈴木選手 はライン取りも非常に丁寧で、若干パイロンに乗る場面もありますが、かなりペースが速い模様。そして、2位に1秒142の差をつけ、トップは鈴木選手、 17L4'04.075、ベスト13秒978でポールポジション獲得です。
 F-1スケールクラス予選2ラウンド目。ティレル重松選手の一人旅のレース。このラウンドでは、2周目に早くも16秒台に突入。その後、ハイサイドを 繰り返し、かなりマシンのメカニカルグリップが高いことを伺わせます。そして、9周目に自己ベストとなる15秒992をたたき出し、重松選手がスケールク ラスポールポジションを決めました。
 F-1グランプリクラス予選2ラウンド目。序盤トップに立ったのは、ZEN多田選手。前のラウンドの2位ゴールがかなり悔しかったのが、このラウンドは 非常に気合の入った走りを披露。2番手はMOROTECH小池選手がぴったりマーク。トップの多田選手のマシンはこのラウンド非常に良く曲がっており、好ラッ プを連発している模様。多田選手は前を走る小池選手をパスし、そのままどんどん差を広げて、19L4'04.768、ベスト12秒684でポールポジションを奪取しま す。2位は小池選手、19L4'06.200、ベスト12秒711。19Lは5名の選手が突入する、非常にハイレベルな展開となりました。


■予選順位■
F-1フレッシュマンクラス
1位鈴木 淳  1R16L4'00.044
2位岩田 圭太 2R16L4'06.158
3位佐久間 大蔵1R16L4'11.483
4位野口 真吾 2R14L4'07.242

F-1クラス
1位鈴木 和史 2R17L4'04.075
2位櫻井 博  2R17L4'05.217
3位佐藤 大洋 1R17L4'06.396
4位飯塚 望  2R17L4'06.657
5位作佐部 肇 2R17L4'07.794
6位重松 隆一 2R16L4'14.823

F-1スケールクラス
1位重松 隆一 (TYRL-01)2R15.922
F-1グランプリクラス
1位多田 秀樹 (ZEN) 2R19L4'04.768
2位小池 雄太 (MOR) 2R19L4'06.200
3位野尻 行信 (MOB) 2R19L4'09.367
4位山田 眞  (ZEN) 2R19L4'10.736
5位森田 栄俊 (FUT) 2R19L4'12.256
6位高安 理寛 (FUT) 2R18L4'01.209
7位茂手木 達也(MTK) 2R17L4'13.568

決勝に向けて
 谷田部アリーナラウンド独特のハイレベルな予選ラウンドを終え、各選手決勝に備えて準備を開始している模様。F-1フレッシュマンクラス はゴムタイヤ、スポンジタイヤ、あらゆるタイヤがOKの為、タイヤによってタイムの違いが顕著に表れるのですが、そんな小さいことはお構い なしと言う選手が多い様です。本当に気楽にレースを遊んでいるユーザーが多く、フレッシュマンと言う名に相応しい雰囲気です。F-1クラスで は今シーズンから25.5Tモーターでギヤ比フリーと言う事で決勝を考えての細かな指数調整をする選手、タイヤ径を変える選手がいる様です。ま た、同クラス参戦の佐藤選手は激戦の疲れからか、それとも決勝への集中力を高めているのか、仮眠を取っていました。F-1スケールクラスはテ ィレル重松選手は自分との戦いを繰り広げています。ハイサイドで転倒しない様に、サスアームに調整を施して決勝に臨むようです。F-1グラン プリクラスは、ZEN多田選手、MOROTECH小池選手の決勝での対決が必見です。そこに、予選ラウンド後半から調子を上げてきたMOROTECH B野尻選 手がどう絡むか、または、Futaba F-1 Racingの森田選手、高安選手の躍進に注目しましょう。
 オフィシャルは決勝に向けて、グリッドラインをマーキングします。決勝はF-1スケールクラスは50周の周回レース。(ピットは無し) そして、その他のクラスは8分間のレースとなり、共に長丁場が予想されます。各選手ベストを尽くして、決勝ラウンドを走り切ってもら いたいですね!

F-1フレッシュマンクラスAメイン
 F-1フレッシュマンクラス決勝Aメイン。スタートから鈴木選手が素晴らしい出だしを決め、トップに立ちます。そして、早くも後続に徐々に差を 付け始めます。2位争いは、ウィリアムズの岩井選手、シルバー・グリーンカラーの野口選手とのバトルでお互いの差は1秒ありません。トップは 依然として鈴木選手、2位争いで後続がもたつく間も自分のペースでひた走ります。レースは中盤になり、野口選手が単独2位に浮上します。3位 を走る岩井選手は若干のパワーダウンでなかなか付いて行くのが厳しい状況の様です。レース後半になると、トップの鈴木選手のマシンの動きがや やオーバーステア気味になり、かなり操縦が難しそうな感じです。しかし、何とか持ち前の丁寧なドライビングでゴールまでマシンを運び、トップ フィニッシュ!優勝を勝ち取りました。

F-1クラスAメイン
 F-1クラス決勝Aメイン。トップはジョーダン鈴木選手、2位はタイレル櫻井選手、非常に接戦でテールツーノーズの展開。その差は、0.3秒差。3番手 はブルー・ホワイトのカラー飯塚選手、タイレル佐藤選手が3位争いを繰り広げ、こちらも注目。トップ争いは4番手佐藤選手までの4台に絞られた感 があります。この4選手、ほぼ等間隔でレースは進んでいきます。その後、3位を走る飯塚選手がインフィールドでスタック!2位の櫻井選手は飯塚選手 が徐々に迫ってきていたので、これでかなり楽な展開になります。トップは依然としてジョーダン鈴木選手が独走状態。そして、8分のコールがなり、鈴 木選手がF-1クラス2016シリーズ開幕戦を優勝で飾りました!

F-1スケールクラスAメイン
 F-1スケールクラス決勝Aメイン。スタート前に、まさかのポールスタートティレル重松選手が、モーターのセンサーケーブル不良でモーターが動かず! スタートできない可能性もありましたが、皆の助けもあり、無事に復帰!事なきを得てスターティンググリッドへ。そして、スタート!予選中はかなりの 頻度でハイサイド転倒をしていましたが、この決勝ラウンドでは見事な安定感のある走りを披露。多くのギャラリーが見守る中、50周をほぼノーミスで 走り切り、50L14'17.835、ベスト16秒127で優勝!25ポイントを獲得しました!

F-1グランプリクラスAメイン
 F-1グランプリクラス決勝Aメイン。スタートでは何と2番グリッドのMOROTECH小池選手がハーフスピンでミスをしてしまいます。トップはポールスタート からZEN多田選手。2番手はスタートの混乱を上手く切り抜け、MOROTECH Bの野尻選手。このトップ2台はかなり僅差のバトルを演じます。3番手には一時下位 に沈んだ小池選手が何とかペースを上げて上がってきます。トップ争いは、多田選手、野尻選手のバトル。野尻選手は多田選手をかなりプッシュし、この決勝 ラウンドトップタイムとなる12秒755をマーク。その後方では、小池選手、山田選手、そして、Futabaの森田選手、高安選手のバトルと続きます。その後、 野尻選手がペースを序盤上げすぎたせいが、徐々にスピードダウン。何とバッテリーが無くなった模様。野尻選手は小池選手に抜かれ、その抜かれる時に 2台が接触!その間、2位にZEN山田選手が浮上!ZEN1、2態勢となります!そして、残り1分。トップは多田選手の一人旅、2番手争いが白熱し、山田選手、 小池選手との息詰まる2位争いでしたが、山田選手が無事に2位を守りフィニッシュ。トップフィニッシュは、2015年度F-1ワールドチャンピオンでもある、 Team ZENの多田選手でした!
■決勝順位■
F-1フレッシュマンクラスAメイン
1位鈴木 淳  31L8'01.074
2位野口 真吾 31L8'12.430
3位岩田 圭太 30L8'00.777
4位佐久間 大蔵26L8'00.410

F-1クラスAメイン
1位鈴木 和史 33L8'05.767
2位櫻井 博  33L8'09.928
3位飯塚 望  33L8'11.591
4位佐藤 大洋 33L8'12.813
5位作佐部 肇 32L8'02.722
6位重松 隆一 29L8'11.255

F-1スケールクラスAメイン
1位重松 隆一 (TYRL-01)50L14'17.835
F-1グランプリクラス
1位多田 秀樹 (ZEN) 37L8'10.057
2位山田 眞  (ZEN) 36L8'02.746
3位小池 雄太 (MOR) 36L8'02.922
4位高安 理寛 (FUT) 36L8'07.581
5位森田 栄俊 (FUT) 36L8'08.997
6位野尻 行信 (MOB) 33L7'28.464
7位茂手木 達也(MTK) 32L8'11.115

ポディウム表彰
 各クラス大激戦の決勝を終え、余韻も冷めやらぬ内に、ポディウム表彰が行われました。F-1フレッシュマンクラス、そしてF-1クラスは 同じ名前の鈴木選手がそれぞれ優勝!F-1クラスは鈴木和史選手は去年の同クラスのチャンピオンになります。そして、F-1スケールクラス では、多くのギャラリーが見守る中、ティレル重松選手が優勝!そして、F-1グランプリクラスは、波乱のスタートの中、ポールから安定し た走りでZEN多田選手が優勝!現役ワールドチャンピオンである多田選手の見事な走りに、ギャラリーの目は釘づけでした!各クラスの入賞 者にはギャラリーから盛大な拍手が贈られました。みなさん最後まで本当にお疲れ様でした。

ベストルッキングカー賞
 F1RCGPのベストルッキングカー賞には、F-1クラスでも活躍された櫻井選手のタイレルが選出されました。使用マシンはMOROTECH製になります。 ドラえもんのヘルメットがトレードマークで、サーキットを走行している時も一際目立っていました。決勝でも安定した速さで2位入賞と、ルック スと実力が2つとも兼ね備わった車となりました。今後もも皆さんの力作をお待ちしていますので。自慢のマシンをお持ちよりくださいね!

全体表彰・抽選会
 大会の最後は全体表彰式並びに大抽選会です。まず全体表彰式では、参加者全員に表彰カードの授与が行われ、競技委員長の山下氏より一人一人 にカード授与と労いの言葉が掛けられます。その後、抽選会へと進み、Yokomoのキット、G-Forceのバッテリー、タバタの景品等、他にも豪華賞品が 満載。もれなく皆さんに当たるこの抽選会は、毎回好評の様で、皆さん自分の名前が呼ばれるのを今か今かと待っている様子が印象的です。大会最後 は審判委員長の木村氏の挨拶があり、F1RCGP2016 Round2 in Ibarakiが無事閉幕となりました。皆様本当にお疲れ様でした、そして、ありがとうござ いました。


F1RCGP大会主要機材データ
 F1RCGP2016 Round2 大会データになります。マシン、プロポ、アンプ、バッテリー、F-1グランプリクラスモーターのシェアと、全員の参加選手 県名、年齢別構成比、そして男女比です。 次回参加される方、遠征される方等、参考になさってください。
 次回行われる予定のF1RCGP2016 Round3は、3月13日(日)福岡県のNexter Circuit大会です。Nexter Circuitは、今年移転を行い、本社ビルの屋上 に移設し、例年以上にコースもテクニカルになっている模様です。福岡屈指のエキスパートドライバーも揃うと思いますので、是非皆様お誘い合わせ の上、ご来場をお待ちしております。

カーシェア
プロポシェア
アンプシェア
モーターシェア
バッテリーシェア
参加選手県名
年齢層
男女比

謝辞
 F1RCGP2016 Round2茨城・谷田部アリーナ大会に参加された選手の皆様、そしてサーキットをお貸し頂いたサーキットオーナー横堀様、谷田部アリ ーナ所長の鈴木様、運営をお手伝い頂いた株式会社Tabata原山様、木村様、山下様、小林様、桜井様、そして各実行委員長の皆様、その他多くのサ ーキットスタッフの皆様、多くの協賛品のご協力を頂いたサポートメーカーの皆様、本当にありがとうございました。まだ多く残るシーズンも、参 加者の皆様に喜んで貰える様に精一杯頑張る所存ですので、応援宜しくお願いいたします。F1RCGPは皆様のご協力によって支えられ、レースが成り 立っていますので今後とも宜しくお願い申し上げます。