F1RCGPレース規定

第1章 総則
1-1 大 会 主 旨
F1RCGPを通して、実車F-1、並びにそのスケールカーとしてのラジコンの魅力や楽しさを、全世界にアピールする。その一環として、ドライバーズ ワールドチャンピオンとコンストラクターズワールドチャンピオンを決定する。

第2章 組織
2-1 主 催 と 運 営
主催はF1RCGP大会事務局(F1RCGPA)、運営は同事務局の認めた各地サーキットのクラブチームとする。
2-2 各役職
大会会長、競技委員長、審判委員長、放送委員長から構成する。

第3章 競技種目
3-1 種目
1/10スケール電動F-1ラジコンカー
3-1 クラス
F-1グランプリクラス: 年間を通してドライバーズタイトル、コンストラクターズタイトルを競う
F-1スケールラバークラス:  スケール重視のF-1で、年間を通してドライバーズタイトルを競う
F-1クラス: 楽しくレースを行い、年間を通してドライバーズタイトルを競う
F-1フレッシュマンクラス: レース初心者の方を中心にスポットで楽しくレースを行う

第4章 参加者
4-1 参加資格
F-1RCGPレース規定を理解し、ルールやマナーを守れる人。
4-2 ドライビングマナー
4-2-1 レース中、相手に不快感を与える私語は禁止。
4-2-2 トップ争い以外の競り合いで、前走車のブロックによりトップとの差が著しく広がると
    判断した場合、最終ラップを除き、当該車両をペナルティーにする。
4-2-3 前走車の1/3後方より後続車が追突した場合、当該車両をペナルティーにする。
4-2-4 ドライバーズスタンド上でのクレームは一切禁止。

第5章 送・受信機
5-1 使用周波数
使用できる周波数は法定に基づく27MHz帯、40MHz帯、2.4GHz帯に限る。また、それらは検査承認されている事。

第6章 車体・競技規定
6-1 F-1グランプリクラス(2020)初版
6-2 F-1クラス(2020)初版
6-3 F-1スケールラバークラス(2020)初版
6-A F-1フレッシュマンクラス(2020)初版
6-4 特別規定
サーキットによっては特別規定を適応する場合がある。その場合、公示はレースの30日前までに行う。
6-4-1 TAMIYA特別規定
6-4-2 BIG+3特別規定
6-4-3 KUJYU特別規定
6-4-4 RUBBER特別規定
6-4-5 F-1 SAFETY CARクラス特別規定
6-4-6 Speed Way Pal特別規定
6-4-7 香港・中国 特別レギュレーション(国際レギュレーション2014) 
     F-1グランプリクラス/ F-1アジアクラス/ F-1スケールクラス/ F-1クラス/ F-1ラバークラス/
     GT-2クラス/ GT-1クラス
6-4-8 ラジ天名古屋特別規定
6-4-9 Twin Ring Honguu特別規定
6-4-10 TamTam特別規定
6-4-11 セイキ特別規定
6-4-12 TMサーキット特別規定
6-4-13 MOROTECH特別規定
6-4-14 Joren's特別規定
6-4-15 Nexter特別規定
6-4-16 ZEN特別規定
6-5 雨天時
競技委員長がウェット宣言をした時点でコントロールタイヤ指定を解除し、ゴムタイヤも使用できる。 路面コンディションにより、予選方式をポイント制にする場合もある。
6-6 車検
スタート前後に車検を行う。
6-7 定義
車体・競技規定に関わる文言は、以下の定義に従う事。
6-7-1 HIGH NOSE (ハイノーズ)
6-7-2 6 WHEELS CAR (6輪マシン)
6-7-3 HELMET (ヘルメット)
6-8 耐久レース
6-8-1 LMP1クラス
6-8-2 LMP2クラス
6-8-3 LM-GT1クラス

第7章 レース規定違反
7-1 罰則
全ての参加者は、参加資格を満足した人によって構成されるが、万が一違反が認められた場合は、該当 レースの記録を抹消し、失格とする。

第8章 公式結果
8-1 レース結果
各ラウンド終了時、全選手の車検結果を以て公式レース結果とする。
8-2 レース途中の計測トラブル
予選中の場合は再レースを行う。但し、1ラウンドでも成立していればその限りではない。決勝中の場合はレースディスタンスが80%を超えていれば レース成立とし、それ未満は再レースを行う。